私はかれこれ8年ほどブログを書き続けている。その間、4冊の本を出版し、まもなく5冊目となる本も出る。メルマガやYouTubeもやっており、イケジムのような有料のサービスも行っている。
ともかく、人生と「書く」ということが密接に関わってきたのだが、その中で書き続けるためのコツのようなものがわかってきたので、今日はそのことについて書いていく。
書き続けるために大事なことは、「妙な制限を設けない」ということだ。
私たちは案外書きたいことを持っているものだが、妙な制限を設けることによって、書くことができないでいる。
妙な制限とは何か?具体的に挙げてみよう。
同じことを書いてはいけない
まず最初に、「同じことを書いてはいけない」という制限。
これはいらない。
よく考えてみればわかると思うが、読者があなたのブログにいつ辿り着くかはわからない。
もし、辿り着いたときにあなたが最も伝えたいことが書かれていない記事が最新の記事に並んでいたとしたらどうだろう。
あなたの伝えたいことは、その人たちに伝わっていないことになる。
そんな悲しいことがあっていいはずがない。
あなたが最も伝えたいことは、何度だって書いていいのだ。
ブログをいつも読んでくれている方たちだって、何度でも同じものを読みたいと思っている場合が多い。何度でも確認したいし、何度でも感じたいのだ。
だから、何度でも同じことを書いてもいい。
本音を書いてはいけない
本音を言えなければ言えないほど、書くことはできなくなる。
書けたとしても、面白いものは書けていないだろうし、何より自分自身が楽しくないにちがいない。
あまり面白くないなと感じるブログというのは大抵、「本音感」がなさすぎる。
その人の人間性が見えないのだ。
逆に今は、本音を晒せばそれだけで結構読まれる、ということもあるのではないかと思っている。
よくよく考えてみれば、あの人は本音を晒しているから人気なんだな、という人も思い浮かぶのではないだろうか。
読み手はそろそろ、画一的なものには飽きている。自分の本音を出せば出すほど読まれる時代なのだ。
自分の本音を書いていいと許可してみよう。
いきなり上級者にならなければならない
いきなり何年も書いている人と同じようなレベルにならなければならない。
これもいらない。
そのあたりの妙なプライドも捨て去ってしまおう。
プライドはない方が、人生はスムーズになる。
練習すればいいし、最初は下手くそでもいい。
あまり上手く書けなくても、そんな自分を丸ごと受け入れてしまうことだ。
ただ、案外、ここが一番難しいところなのかもしれない。
どうしても、最初から完璧なものにしたいと思うものだ。
それも、ブログを書くとは自分の考えを「外に出す」ことだから、余計にそうなりやすい。
他人からどう思われるか気になればなるほど、ここが難しいと感じるはずだ。
でも、だからこそ良いトレーニングにもなる。
ブログを書くことが、それをオープンにして出すことが、自分を受け入れ受容するトレーニングにもなっていく。
あの人と違う意見を書いてはいけない
今、この制限も多いと感じている。
あの人と違うことを書いてはいけないと思うがゆえに、自分の表現を抑えつけてしまう。
しかし、あなたはあなたの意見を大事にすればいいし、
あなたがそう思うということは、内心そう思っている人たちが存在するということでもある。
内心そう思っていることを思い切って書けば、内心そう思っていた人たちから共感され、賞賛される。
あなたが書くことを恐れていることこそ、実は書くべきことなのだ。
そこを抑えているから、面白くないし、すっきりしないし、なんかパッとしないなあと感じる。
内心思っていることを、書いてみよう。
そうすることで、あなた独自のカラーがブログに出てくるはずだ。
今回は、「制限」という切り口からブログを書き続ける方法について書いてみた。
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