メンタルを安定させる。
良いメンタル状態は仕事をしていく上でも、人間関係を築いていく上でも、恋愛を楽しんでいく上でもすごく大切なこと。
それさえできれば、結構色んなことが上手くいくよね。
ただ、なぜ安定しないのか?
その一つの理由を今日は書いていく。
自分のメンタルが安定しないとき、私たちの中にどんな気持ちが生まれるか。
「他人に幸せにしてほしい」という気持ち。
これ。
でも、
他人は基本的に自分の幸せのことは考えてくれないことが多い。
切ないけどね。
もちろん、考えてくれる人もいるけれど、
誰もが、基本的には自分のことを考えて生きている。
ただ、そうすると、そこに不平不満が生まれる。
他人に幸せにしてほしいのだけど、してもらえない。
その結果、どんな気持ちが生まれるか。
不平不満や被害者意識。
そういったものが強くなっていく。
実は、幸せにしてもらいたい人ほど、不平不満は多い。
逆に言えば、
不平不満が多い人ほど、幸せにしてもらいたい。
他人に期待していることが多く、それは悪い方向に行けば、
人生の色んなことが「他人のせい」になっていく。
そして、その不平不満がぶつかり合うことによって、人間関係は上手くいかなくなっていくもの。
そういうことは、本当によくある。
分かっていても、やっちゃうもの。
逆に、人間関係が安定している人の特徴は、本人自身が自分の状態に責任を持つことができていること。
自分の状態に自分が責任を持つことができている人同士は、良好な関係を築くことができ、人生を楽しく生きていくことができる。
自分が良い状態になればなるほど、人とも良い関係を築くことができる。
魅力的な人は基本的に自分の状態に責任を持っている。
結果、その人の良い雰囲気に触れたくて人が集まってくる。
ただ、その人と関係を築こうとしても、その人と同等程度に自分自身も自分の状態に責任を持てるようでないと、深い関係を築くことはできない。
意識の差、状態の差がありすぎると、人間関係は成立しない。
出会いが出会いにならないのは、意識や状態に差がありすぎる場合だ。
結局、魅力的な人と関係を築きたいのなら、自分が魅力的になるしかないという結論に達する。
今まで多くの人を見てきたけれど、楽しそうじゃない人ほど、無意識に他人に求めていることや期待していることが多い。
求めることや期待が大きくなってしまうのは、自分自身が幸せじゃないからで、自分自身が自分の状態に責任を持つことができないでいるから。
自分には、自分を良い状態にする力がないと信じているからだ。
自分には力がなくて、相手には力がある。
自分には価値がなくて、相手には価値がある。
この認識を持つことで、自分で自分を良くしていけることを忘れてしまう。
もちろん、いついかなるときも自分だけで生きていきなさいとか、自分だけで満足しなさい、という話ではなくて、
人に頼ることもあれば甘えることもある。
ただ、本来、他人は自分を幸せにする義務は負ってはいない。
本来負っていない義務を背負いたいとは、人は思わない。
結果、義務を負わされそうになると分かると、自然に離れたいと感じるようになる。
求めれば求めるほど人が去っていくのは、
本来背負う必要のない義務を背負いたいとは、誰も思わないからだ。
自分が自分を良い状態にできて始めて、幸せな人間関係を築くことができる。
幸せな人間関係があるから幸せなのではなく、幸せだから幸せな人間関係を築くことができる。
そういうものだ。
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