今日から「無愛想のススメ」が発売。
新宿紀伊国屋や渋谷ブックファーストなどは、昨日の時点でフライングゲットできたみたいで、主要書店には続々と並び始めています。
ぜひ読んでみてください。そして、感想なんかをもらえると喜びです。
あまり新刊の話ばかりしていてもあれなので、本題へ。
「したい勉強があるのだけど、なかなか取り組むことができずダラダラと日々を過ごしてしまう」
といったような相談をもらった。
ふむ。
よし。
今回はそのことについて書いていこう。
意識が散漫になっていないか？
以前に、「集中力低下社会」についての記事を書いたけれど、
今って本当に「意識」が散漫になりやすい時代。
何か一つのことをしていても、どうしてもスマホが気になるとか。
何か生み出そうとして練っていても、ちょっと苦しくなったらSNSを開いてしまう、スマホゲームをやってしまう。
もしくは、考えても仕方のないことを考えてしまう。
未来のこと、過去のこと、あの人にどう思われているか、心配や不安が頭をよぎり、そこに意識を全部持って行かれてしまうんだよね。
これは心を使っている状態じゃなくて、心に使われている状態。
イケジム的に言えば、あまり良い状態ではない。
「今ここ」トレーニング
「今ここ」に意識を向けるのがすごく難しい時代になっていて、
その結果、何も進んでいないことにイライラしたり、集中できていないこと自体がストレスになる。
そして、余計に何もできなくなっていって、どんどん状態は悪くなる。
「今ここ」に意識を集中することができないがゆえに、勉強にも取り組めなくなっていく。
取り組もうとしても、常に思考に意識が囚われていて、
何かを始めても他のことが気になってしまう、これでいいのかと思ってしまう。
そういう状態になってしまっている。
わけだ。
まずは、そんな自分の状態に「気づく」ことから始めよう。
そして、安心しよう。
その状態は普通に、良くしていけるから。
少しずつトレーニングしていけばいいだけ。
誰だって良くなれる。
大事なことは、何かをやるときに、そのことに「意識」を向けること。
今ここ、に集中すること。
他のことに意識が飛んだとしたら、また意識を戻していく。
飛んだら、戻す。
その繰り返し。
何かに取り組むときは、ぜひスマホの電源も切ってみてほしい。
スマホが近くにあると、すぐに手を伸ばしたくなるから。
オススメは、スマホの電源を切って、紙の本（小説など）を集中して読んでみること。
良いトレーニングになる。
意識を向けるトレーニングを重ねていくと、徐々に、意識を向けること自体が楽しくなってくる。
「集中」という状態自体を楽しめるようになってくるんだ。
そのときは、時間が進むのが早い。
気づいたら時間が経っていた、気づいたら結構進んでいた、ということになる。
その「状態」で何かをすることが大事で、
そのためにはその状態になれる自分になる必要がある。
そこは、トレーニング。
日々、少しずつ実践を重ねていく。
鬼コーチ……ではなく、犬コーチも目を光らせてる。
意識を向けるトレーニングを積んでいくことで、どんどん自分が進めたいことを進めることができるようになり、
そのことによって状態が良くなり、さらに進めることができるという好循環に入っていくことができる。
より深い内容は、メルマガにて書いてます。
オンライン人生相談BAR「いけじゅんBAR」もやってます。
いけじゅんBAR第２回「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか？」
４冊目となる著書はこちら。
