なかなか動けないときってあるよね。
そういうとき、心の中ではどういうことが起こってるのか?
よくあるのは、「結果のことがすごく気になる」という状態。
もちろん、結果のことが気になるっていうのは普通にあると思う。
ただ、結果が出なかったらどうしよう?という不安が大きければ大きいほど、なかなか一歩が踏み出せなくなる。
実はそこには「周りにどんな人がいるか?」「自分がどんな環境にいるか?」が影響していて、
例えば周りに「結果が出なけりゃダメでしょ」と考えている人がいたとしたら、その人に怒られるんじゃないか、ジャッジされるんじゃないかと思って、怖くてできなくなる。
もちろん結果はすごく大事なのだけど、子供に対してそういう風に接し続けたら子供がグレたり引きこもるようになることが想像できるように、
その接し方でダメになってしまう、苦しい、という人はたくさんいる。
もちろん段階を経てメンタル的にパワフルになってきたら結果にこだわるのは良いのだけど、いきなりそこにいけない、それだったら何もやらないことを選択する人はたくさんいる。
人がそこに「その人なりの在り方」で存在している、というだけでも心理的影響力がある。
それが「在り方」の影響力。
とてつもない影響力。
周りにジャッジする人が多い場合、その人がどう感じるか?を想像してしまって、その想像によって動きが止まるんだ。
だから、周りの人の在り方ってものすごく大事で、ジャッジが強い人のそばにいる人がキツい思いをしがちなのはそういうことがあるから。
いつも心のどこかで「あの人」の目が気になってしまうんだよね。
ただ逆に周りの人が「いや、一歩踏み出してんじゃん。そこが大事!踏み出したことが素晴らしいんだよ」と言ってくれていたとしたら、
一歩踏み出したことを評価してもらえるとわかっているから一歩を踏み出しやすい。
もちろん周りのことは気にしなくていいんだけど、でもジャッジされるよりされない方が余計な心理的負担がいらないよね。
だから、断然そっちの方が動きやすいんだ。
まずそのことに気付いたら、心の中で自分が一歩踏み出すことを評価してくれる人を探そう。
いない場合は、イケジュンでも構わない。
その人は、あなたがどんな一歩であれ、一歩踏み出したことを間違いなく評価してくれて、
うまくいかないことがあってもあなたへの信頼を失うことはない。
だって、うまくいかなかったら修正したらいいよね。
最初からうまくいく必要はないし、全然問題ない。
一歩踏み出したってことが大事だし、ときには踏み出せないことだってあるかもしれないけれど、必ず踏み出せるときがくる。
だから、問題ない。
さて、そういう存在をイメージしているとき、あなたの心の中にどんな感覚が浮かんでいるか?
もしかしたら安心感を感じているかもしれないし、それだったらやってみようかなと思えているかもしれない。
ということは、
やっぱり今まで結果が出なくて「怒られること」「見捨てられること」「ダメじゃんと言われること」が怖かったんだよね。
でも、失敗してもあなたを怒らない、見捨てない、ダメだと思わない人もいるわけだよ。
そういう人のことを、心の中でイメージしてみること。
心の中で誰をイメージしているか?ってすごく大事で、その人の中にある要素というのは自分も持っているから、
ある意味、自分が自分に対してどういう言葉がけをするか?という選択でもあるんだ。
誰をイメージするかっていうのが。
自分が自分に良い言葉がけをするのが難しいと感じる場合、
自分以外の誰かをイメージしてみよう。
その人が自分に良い言葉をかけてくれている場面をイメージしよう。
お前ならできる
失敗?ああ、チャレンジしたってことね!素晴らしい
そういう言葉をもらってる場面をイメージしてみる。
それだけでも、もう少しやってみようかと思えるんじゃないかなあと思います。
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いけじゅんBAR第2回「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」