文章を書き続ける方法と、ネタの見つけ方と、そのトレーニング法と。

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ブログを書くネタが思いつかない

何を書いていいか分からない

自分が何を書きたいのかまとまらない

 

といったとき、どうすればいいか?

 

ちょこちょこと、書き手からの質問をいただくので、そのことについて書いていきます。

 

自分の場合は、10年近くほとんど毎日記事を書いてきていて、ブログ以外にもメルマガやイケジムコラム、音声なんかも結局はネタということになると思うので、過去に行ってきたプログラムコンテンツなんかも含めるとネタ的にはそれなりの量になっていると思う。

 

そうすると、基本的に、

 

記事化する能力それ自体が高まっていく

 

ということが起こる。

 

つまり、何を見てもコンテンツ化できるようになっていく、ということ。

 

先日で言えば、M-1があった。漫才の。

あれとかを見てもすごく感じるところはいっぱいあって、早速イケジム音声の中で話した。

例えば、本を読んでいてもそうだし、スポーツを観ていても、映画を観ていてもそう。

 

全ての具体的なものが自分が興味関心のあるものにリンクされていって、具体が抽象化されていく。

抽象化することができると、それは記事になる。

具体が具体のままだとただの情報でしかないけど、抽象化され、独自の解釈が組み込まれることでそこでしか読めない「記事」になるわけだ。

 

人にはそれぞれ、独自の経験や興味関心があるから、そこを組み込むことでこそ記事にオリジナリティが生まれることになる。

その独自の解釈力にこそ価値がある、ということは忘れない方がいい。

 

ただ、その能力を身につけるのにはある程度のトレーニングが必要だ。

 

ただただ解釈力を上げればいいだけでなく、読者が読んでいて面白いor役に立つと思える要素を組み込めれば素敵。

その塩梅だったり、その「感覚」を磨くこと自体が大切になる。

 

ただ、そこまでいきなりやろうとするとかなり大変だと思うから、ステップでやっていってほしい。

書くということも、奥が深いもの。

なので、練習する必要があるし、時間もかかる。

 

 

ここでは、簡単にブログを書く方法について書いていきたい。

 

基本的に、人間が何かを考えるときというのは、「対象物」があった方が考えやすい。

 

何もないところから自分の思考を組み上げていくより、何か考えるテーマがあって、そのことについて考えることの方が楽だ。

 

例えば、

 

「では、何か書いてください」

 

と言われるよりも、

 

「では、やる気について書いてください」

 

と言われる方が楽だろう。さらに、

 

「では、サラリーマンが休日の日曜日にジムへ行くためのやる気をどう出せばいいかについて書いてください」

 

と言われたら、さらに考えることは楽になる。

何が起こったかというと、具体性が増した、ということだ。

 

抽象的なことというのは考えにくく書きにくいことが多く、より具体化していくことで書きやすくなる。

 
 
ここは一つ大事なポイントで、例えば読者からいただく質問があれば、それに答えるだけで記事になる。

それは、超具体的なものだからだ。

ただ、質問が抽象的だった場合というのは、回答しにくい。

つまり、具体性があった方が、考えることも書くことも楽だということ。

これが一つ、書くときに念頭に置いておくと良いことになる。

 

 

対象物に話を戻そう。

 

ブログもツイッターもfacebookも本も、何もかもが対象物になる。

 

何か自分の外側にあるものに目を向けて、「それについてどう考えるか?どう思うか?」を自分に問うていけばいい。

 

 

全くのゼロから思考を積み上げていくのではなく、

外側の「きっかけ」を利用するわけだ。

そうすると、書くことは楽になるはず。

 

だから、自分の意識を内に向けて限界を感じたときは、外に意識を向ければいい。

本でも読めばいい。

 

人間の脳内にはすでにたくさんの情報があるし、考えもあるのだけど、基本的に「引き出す」のが難しい。

あるけど、引き出せない。

そういう状態なんだ。

 

「ない」のではなく「引き出せない」わけだ。

 

例えば、あなたが精通している分野について何か書いてくれ、と抽象的に言われても、書くことは難しいと思う。

 

ただ、誰か質問者がいて、具体的な質問してくれたら、

「ああ、それはですね」

という感じで話すことが出てくる。

つまり、記事が書ける。

すでにあるものが引き出されたわけです。
 

あなたにとっては基本的すぎて当たり前、無意識のものだったことが、質問によって意識化され引き出された。

だから、話せる。記事になる。

 

ということは先ほど書いたように、「ない」のではなく「引き出せない」だけ。

 

だからこそ、対象物を用意する方法は有効になる。

 

本を読んだりしていると、自分の内側にそもそもあったものが引き出されて、それが書くきっかけを与えてくれる。

 

例えばこの記事も、最初からこういう記事にしようと思っていたわけではなく、

自分に対して行った質問が引き金となって、そもそも脳内にあった情報、考えていたことが引き出されているにすぎない。

 

質問に関して言えば、それは他者が与えてくれることが多いわけだけど、質問してくれる人がいないと引き出せないというのでは、不自由度が高い。

 

他人というのは基本的にコントロールできないから、

自前で「引き出すきっかけ」を用意していた方がいい。

 

それが対象物だ。

 

自分なりの対象物を用意して、そこをきっかけに自分の思考を深めていく。深めて、言語化していく。

 

そこもトレーニングだから、やればやるほど上手になっていく。

 

上達すればするほど日々ブログを書くことも苦ではなく、ただの楽しみとなっていくので書くことに関心のある人はぜひ取り組んでみてください。

 

 

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