長期的に意欲を保つ方法。意欲の低下を感じたときにオススメの5つのアプローチ。

shutterstock_320180738

 

 

さて今日は、意欲が低下したと感じたときに役立つ方法、燃え尽きない物事の取り組み方について。

 

燃え尽きというのは言い過ぎかもしれないけれど、意欲が続かない、意欲が続かないがゆえに「これはやりたいことではないのかな?」とどうしても考えてしまってモヤモヤする状態、

一時的には意欲的になれるけど翌日には微妙な感じ、

失敗をしたときに一気に意欲を失ってしまう、などということはよくあります。

 

そういう状態を防ぐためにはどうすればいいのか?

今日はそんなことについて。

 

無理をしない


 

 

まず、無理をしないことについて。

 

ここで重要なのは、無理」というのは人それぞれだということ。

 

例えば、サラリーマンの人が副業を始めるということになったとき、状況的に全部そこに注ぎこめる人よりは、体力的にも精神的にも大変。

職場のことや人間関係の気遣いなども出てくる。

そうなると、取り組みの量や質にも影響が出てくるもの。

同じだけのことをやるにしても、その大変さやストレス度というのは変わってくるわけです。

 

だから、あまり人と比べずに、自分は1日どのくらいの労力を注ぎこめるのか?ということを現実的に考えていくことが重要です。

 

ここで大事なのは「現実的」であること。

 

大きな目標だったり理想があるという場合には、どうしても「このくらいやりたい」という気持ちが出てくる。

 

ただ、自分の体力や集中力や気力がそこに追いついていない場合、それは「無理をしている」ということになります。

 

その先に待っているのが「意欲の低下」だったりするわけです。

 

無理をしている状態というのは肉体的にも精神的にも負担をかけていることになります。

 

しかもその負担が「慢性化」して、その慢性化が燃え尽き現象、意欲の長期的な減少につながっていく。

 

だから、無理をしない。

 

特に最初、習慣化するまでは意識的に量を少なくする、くらいの方が長期的に意欲を保つことができるもの。

気合いと根性!という意識が働く気持ちもわかるのですが、それが続けばいいのですが、

大体は燃え尽き的な意欲の低下を感じ、そんな自分を叱咤してさらにつらくなっていく、ということはよくあることです。

 

肉体管理に意識を向ける


 

 

次に、肉体。

肉体の疲労というものは、精神の疲労にも直結します。

 

最近意欲が湧かない、という場合には単純に体が疲れている、血行が悪くなっている、栄養不足である、睡眠不足である、ということは意外に多いんですよね。

 

そういう場合は、単純に運動をしましょう。

 

まずは運動に取り組むと良くて、運動は睡眠にも大きな影響を与えるし、一番取り組みやすく、また多くのメンタルに良い影響を与えるという科学的な根拠もあります。

 

とりあえず外に出て、20〜30分歩く。

それだけでOKです。

まずは運動。歩く、できればかる〜いジョギング。

そこから始めてみてください。

 

運動が、意欲の低下を抑えてくれます。

 

失敗許容力をつける


 

 

次に、失敗許容力。

 

失敗が意欲の低下につながることは実は多いもの。

 

 

要はエフィカシーが低下する、自信を失う、ということなのですが、自信を失うことは燃え尽きの原因になります。

 

自分はダメだ〜〜と思うと、意欲は低下する。

 

燃え尽きの一つの原因は、「自信を失う」ということなんですよね。

 

それまで順調にやっていたとしても、人は失敗を経験すると自信を失い、その自信の喪失が燃え尽きにつながっていくことがある。

 

ただ、大事なのは、いつでも自信を失う必要はない、という事実です。

 

失敗は誰でもします。

うまくいかないこともあります。

全然それは問題ではない。

 

大丈夫です。

 

そういった、失敗したときにも自分を責めない、エフィカシーを下げないようなメンタル的な取り組みが必要になります。

 

それが「失敗許容力を身につける」ということ。

 

(ちなみに2018年5月のイケジムでは失敗許容力を身につけるコンテンツとトレーニングを提供)

 

ゲーム感覚を取り入れる


 

 

次!

ゲーム感覚について。

 

ゲームを深刻にやる人っていませんよね。

ゲームというのは楽しむもの。

 

ゲーム感覚で楽しめるというのは非常に重要なことで、燃え尽き的な感覚になってしまうときは大抵「楽しむ」ことを忘れています。

 

結果や数字にこだわるときも、その取り組みをゲーム感覚でやってみる。

結果を求めること自体をゲームとして楽しんでみる、という感覚。

 

意欲の低下を防ぐためには、「やっていること自体が楽しい」という感覚をほんの少しでもいいから取り入れてみることです。

 

 

どうしたら楽しめるだろう?と考えて、楽しみ方を模索する。

楽しむことに焦点を当ててみる。

 

それだけで意欲が回復したりします。

 

成長させる


 

 

最後は、成長について。

 

長く続けていることや、一定の結果が出せた後に意欲の低下を感じることは多いもの。

 

そういう場合は、「成長させられる部分はないかな?」と考えてみることがオススメ。

 

これは「自分にだけ分かる成長」でも十分。

 

今回大事なのは「いかに自分の意欲を保つか」ということなので、自分が成長を実感できているなら、それだけで内面的な充実を感じることができます。

 

その自分が分かる成長というものを積み重ねていると、当然、長期的には誰が見ても分かる成長につながっていく。

 

小さいことを積み重ねていけばいいわけで、しかもその小さな自分にだけ分かる成長を積み重ねていくこと自体が楽しいこと。

 

ゲーム感覚と似ている部分もありますが、それ自体が楽しいという要素を取り入れることで意欲が湧いてくるもので、

成長自体を楽しむことで燃え尽きから抜け出すことができます。

 

 

ということでぜひ、

 

無理をしない

肉体管理をする

失敗許容力を身につける

ゲーム感覚

成長させる

 

という5つの方法を試してみてくださいね。

 

 

 

 

 

LINE@でも随時発信中。

友だち追加

 

 

メルマガでは、さらに深い限定文章コンテンツを公開中。購読はこちらから。

池田潤オフィシャルメルマガを購読する。

 

 

人が良くなっていくために本当に大切なことは何なのか?について考え続け生まれたメンタルトレーニングジムを運営しています。(現在は募集していません)

メンタルジム「イケジム」

 

本も出版しています。

「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!

15050086_1234694976587033_1261546830_n

 

『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!

スクリーンショット 2015-11-24 22.06.49

shutterstock_320180738