さて今日は、大量に文章を生産するにはどうすればいいのか?ということについて書いていきたい。
まあもちろん、大量に文章を生産すること自体が目的、ということはあまりないとは思うけれど、例えばできれば毎日書き進めたいなと思うものがある場合もある。
最初にもう結論から書いてしまうと、
無抵抗になること
が一番重要っす。
文章が書けないときというのは、自分が自分に抵抗していることが多い。
例えば、この記事だってそうなんだ。
このブログを読んでいる人で、文章を書いている人というのは大して多くないと思う。どうなんだろうね。実際にはよくわからないけど、多分そうなはず。
で、そういう状況だと、どういう思考が生まれるかというと、
こんな記事書いても意味ないんじゃないか、という思考が生まれる。
その思考は許可か抵抗かどちらに属する思考かというと、当然、抵抗だ。抵抗勢力。
そちらの思考に力を注ぎ続けると、最終的に、書かないという選択になる。
記事のアイデア自体はあったわけだけど、「意味ないぷー思考」に力を注ぎ続けた結果として、その記事は世の中に出されないまま終わる。
ただ、逆に、意味あるっしょ思考の方に力を注げば、少なくとも文章を書く人には役に立つし、
書かない人だったとしても抽象化してもらえれば、いや、こちらが抽象化すれば意味のある文章にすることだって十分に可能だ。
そういう風に考えることができる。
実際に、抽象化してみよう。
この話は文章においてのみ言えることではなく、例えば、「やりたいこと」についても同じことが言えるんだぜ、っていう方向でいこう。
やりたいことが見つからないと悩む人は、自分に抵抗していることが多い。自分がやりたいことに対して。
例えばだけど、海外に行きたいと思ったとする。
でもそう思った瞬間に、時間が、お金が、といったことが思い浮かんで、選択肢から排除したくなる。
異性とデートしたいと思ったとする。そこでもツッコミが入る。俺なんて。私なんて。といった感じで。そうすれば、現実世界にその願望が実現する機会は与えられない。
この文章を書きたい!でも…
これがやりたい!でも…
この構図自体は同じなわけだよね。構図のもとになっているのは「抵抗」というもので、抵抗すればするほど、人の状態は悪くなる。
しかも、「でも…」は習慣化する。
経験上、自分の書く文章に抵抗を覚えてその抵抗に従うと、翌日も抵抗しやすい状態になっているんだよね。
「昨日あれを書かないことにしたんだから、今日思い浮かんだこれだって…」
みたいな感じのモードに入る。
するとね、どんどん書ける範囲って少なくなっていく。・
イメージでいうと、
アイデア自体は10降ってきているとして、
「ノンノン、これはダメ。あれもダメ。そんなの面白くない、それはウケない…」
という風にやっていく中で、最終的に1個になっちゃう、みたいな。
これ、やりたいことに関しても同じなんだよね。アイデアは降ってきていても、自分が抵抗してしまう。
この自分がする抵抗を減らしていくことの方が重要で、無理やり見つけようとするよりも、抵抗を減らすこと。
実際、多くの人の話を聞いていると、話し進めていったら「実は…」となって、「昔から〜〜をやりたいと思っていたんです」みたいな流れになることが多い。
それって、なかったんじゃなくて、抵抗していたってことなんだよね。
大事なのは抵抗を減らすこと。
そうすれば、文章もどんどん書けるようになります。
ただ、それもすぐにできるようになるわけじゃなく、トレーニングや練習が必要だということはお忘れなく。
抵抗を減らすには、LINE@で配信した「だとしたらトレーニング」が有効ですよ。
LINE@で質問や相談受け付けています。LINE@限定コンテンツも配信中。
より深い内容は、メルマガにて書いてます。
人が良くなっていくために本当に大切なことは何なのか?について考え続け生まれたメンタルトレーニングジムを運営しています(現在申し込みは受け付けていません)。
いけじゅんBAR、やってます(最近は閉店しっぱなし)
いけじゅんBAR「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
本も出版しています。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!
『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!