あがり症を克服するトレーニング。人前での緊張は「大丈夫という感覚」で緩和する。

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さて、最近はLINE@の方でブログ記事のリクエストも募っていて、どんどん集まってきています。

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回答をしていきたいのだけど、今回いただいたのが「あがってしまうのだけど、どうしたらいいか?」という、あがり症に関する質問。

この質問に対して、「あがり症」というものだけに特化するというよりも、もう少し抽象的に回答していきたいと思います。

 

あがる原因


 

 

あがり症にしろ何にしろ、何かの悩みやうまくいかない原因。

それって何なんだろう?ってことを考えたいのだけど、要は、

 

「恐れている何か」があるわけだよね。

 

 

その恐れている何かが起こるんじゃないか、と不安になる。

 

ふむ。

 

例えば、失敗するんじゃないか、うまくいかないんじゃないか、噛むんじゃないか、伝わらないんじゃないかなどなど。

そういう恐れがあって、それが結構強いと。

 

で、その恐れっていうものをもう少し抽象的に見ていきたいのだけど、よ〜く考えていくと、

 

自分は足りないんじゃないか、ないんじゃないか、なくなるんじゃないか

 

というところに行き着くんだよね。

 

「ない」という発想。

 

自分は足りないし、失うかもしれないし、なくなるかもしれないし、もしそうなったら自分は大丈夫じゃない

 

という恐れ。

 

あがり症に関して言えば、そもそもあがることをそこまで恐れなくてもいいかもしれないんだよね。

 

「いや、人前で話すとかまじ緊張するんですけど」

 

くらいに言って、

 

「あ、緊張して話すこと出て来ないっす!おれ!」

 

とか言っちゃっても、みんな気持ちは分かるから責めたりはしないかもしれない。

実は。

 

つまり、別にあがってもいい!かもしれない。

問題じゃない!かもしれない。

 

のだ。

 

ただ、そこまであがることを恐れるのは、みんなに見られると、失敗すると、あがってしまうと何かを失う、自分は足りなくなる、と思い込んでいる可能性がある。

 

実は失わないのだけど、自分の中では失うことになっているし、

失うことで自分は大丈夫じゃなくなってしまう、とも感じている。

 

例えば、人前で喋るということは「注目される」ことになる。

 

みんなが自分のことを見るわけだよね。

視線がビシバシ来る。

 

そうなったときに不安を感じるのだと思うのだけど、

なぜそこで不安を感じるかと言えば、

 

自分自身が自分には何か足りない部分があると思い込んでいて、その足りない部分がバレる、注目されると失敗したりカッコ悪いところを見られて、やっぱり足りない部分がバレる、と思っている。

 

足りないと自分が思っていて、それが「バレる」ことを恐れてる。

 

なぜ、バレることを恐れるかと言えば、

「バレると失うかも」と思っているから。

 

じゃあ、何を失うことを恐れているのか?

それは、人からの愛や承認。

(ここをもう少し詳しく見ていけば、自分から自分への愛や承認ということになる)

 

つまり、もう少し別の言い方をすれば、

 

うまくできないと(あがらず上手に喋らないと)失う

 

と思っている可能性があるんだね。

 

 

具体的にどうすればいいのか?


 

 

じゃあ、どうすればいいか?どうすればよくなっていけるか?というと、

 

うまくできなくても失わない

 

もっと言えば、

 

もし失っても別に大丈夫

 

というところまでメンタルを高められれば、

あがり症は治る。

 

いや、治るってか、治す必要がなくなる。

治るとか治らないとかいう次元を超えるんだ。

 

別にあがってもいいや、どうでもいいや、問題じゃないや!

 

そう感じるようになってくる。

 

つまり、ステージそれ自体が上がって、問題だとは感じなくなる。

 

誰だって注目されたら緊張するんだよね。

それは実は普通のこと。

イケジュンだって、友達と二人で喋るときと人前で喋るときで「同じ」かと言えば、状況が違うから少しは変わるものを感じるよね。

 

ただ「まあそんなもんだろう」と思っているから、そのまま喋る。

 

それでも別に大丈夫。問題じゃない。

緊張することは別に問題じゃない。

 

「緊張?するっしょ♪(´ε` )」

みたいな。(この顔文字が適切に感情表現できているかはどうかは謎)

 

別に緊張しても大丈夫だし、あがっても大丈夫だし、噛んでも大丈夫だし、ミスっても大丈夫だし、まあなんか何が起こっても別に大丈夫。

 

というところにいく。

すると、緊張が減る。

 

緊張することはダメと考えるのではなく、緊張してもいい、と考える。

 

今を受け入れる。そうすると次にいける。

 

ただ、ここはいつも言うようにトレーニングだから、通常の「反応」としてはやっぱりあがってしまうかもしれない。

 

でも、そのときに「大丈夫」という前提で考えていく、大丈夫だとしたら〜と考えていく。

そういうトレーニングを積んでいくことになる。

 

今の自分の状態、反応に気づいて、少しずつ変えていく。前提や思い込みを変えていく。

そうすると、あるときから自然に、意識せずとも大丈夫になっていくので。

 

一気に、短期間で、一瞬で、と考えないこと。

そう考えてうまくいくことって、ほぼないと思います。笑

 

時間がかかってもいいと思っていれば続けられるし、小さな成果を喜べるし、思っている以上に時間をかけずにできるようになったりするものです。

 

悩みの根っこは同じ


 

 

今回は「あがり症」っていう具体的な事例だけど、根っこは不安だったり恐れで、

他の具体的な事例とつながっていたりするんだよね。

 

だから、抽象的な形で書かせてもらいました。多分、あがり症じゃなくても何か感じるところ、ひっかかるものを感じる人もいるんじゃないかと思う。それは、根っこが同じだから。

 

どういう場面で、どういう状況で一番それを感じやすいかは人それぞれ。

これまで経験してきたことがあるから、そこはそれぞれ。

 

だけど、根本は同じだったりする。

 

要は、無条件に自分を認め受け入れるってことができるかどうか。ということなんだ。

 

 

 

 

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