さて今日も雑談でも書きましょう。
今日は、好きだと認めるって恥ずかしいよね、という話について。
何なんだろう、好きなことを好きだと認めるって結構恥ずかしい場合ってあると思うんだ。
例えば、それが世間的にどうかってことも関係していると思う。
世間的に認められているものを好きだと公表することって簡単だし、公表するだけでなく自分の内側でも「好きや」と認めることは簡単。
でも、そうじゃないときというのは、世間の目を気にすれば気にするほど、好きと認めるのってまじ困難になってくると思うんだ。
例えば、自分が好きなプロゲーマーの梅原大吾さんは、好きなことが「ゲーム」だった。
ゲームというのは彼が小学生や中学生時代のときは世間から認められているものではなく、陰でコソコソやるようなものだった。
今ではプロゲーマーが話題になってテレビで取り上げられたりして、随分とメジャーなものになりつつあると思う。
オリンピックの種目になる、みたいな話もあるし。
そうなると、どんどんプロゲーマーを目指す人が増えてきた。
それはつまり、好きだという気持ちに素直になりやすくなった、ということだと思うんだ。
もちろん「ゲームで生活できそう」という損得勘定もそこには入ってきていると思うけれど。
多分昔は、ゲームが好きだけど、だけど世間から認められないしという理由で、その好きという気持ちを押し殺していた人も多かったと思う。
その中で梅原さんは好きなことに純粋で素直で在り続けたわけだから、それはすごいことであり、だからこそ、あそこまで強くなったんだろうね。
そういうことを考えると、意外に「すでに好きなことはあるけど、認めるのが恥ずかしい」というケースも多いんじゃないか。
なんかそこは恥ずかしいから、それ以外を探す。
けど、それ以外を探すときは「世間に認められそうなもの」「得をしそうなもの」「恥ずかしくないもの」を探すようになる。
でもそれって結局は損得勘定が入っていて、純粋な自分の好きとか思いからは離れていくことになって、長続きしない、エネルギーが湧かないということになったりする。
しかも、そういうことを続けていくと、損得勘定が優位になってきて、損得勘定が優位になっている状態でなんやかんやを見ても、結局は自分の情熱みたいなものをベースにすることができなくなっていく。
そういう場合には、
損をしてもいいとしたら、自分は何がしたい?
人からバカにされてもいいとしたら、何が好きだと叫びたい?
みんなにわかってもらえなくてもいいとしたら、何が好きだと認めたい?
といったような質問をしてみると良いと思う。
そうすると、自分が何かに抵抗していた、ということに気づくかもしれない。
無理に「私はこれが好き!」と公表しなくてもいいから(公表してもいいけど)、少なくとも自分の中では「これが好き」ということを認めてあげよう。
そこを認めないから、エネルギーが湧いてこない、ということは結構あるからね。
あとは、人に関してもそうかな。
好きな人。
これは、恋愛だけの話ではなくて。
好きな人のことを好きだと認めるのも結構恥ずかしいという気持ちがあるかもしれない。
その人に近づけば近くほど、そうなる傾向はある。
確か、そんな心理学的な研究も見かけたような気がする。
距離があるときには好きだと認めやすいのだけど、好きだからこそ近くになったのに、近くになってみると好きだと認めにくくなる人間の不思議。笑
ただ、そういうものなんだ、ということを知っておくのは良いことだと思う。
何が大事なのか?誰が大事なのか?を見失わずに済むから。
なんか、割と好きだけどまあ割とどうでもいい的なものには「気軽さ」が出てくる。
でも、本当に好きなものにはなかなか「気軽」になれない。
気軽になれないからあまりアクションできなかったりするんだけど、その気軽にアクションできない感じが自分の本当の気持ちだったりする、みたいな。
個人的にも、そういうことはあると思う。
逆に気軽さを装ってみたりもするけど。笑
その逆にっていうのは、
自分が大事だと思っているからこそ気軽になれないことを分かっていて、でも、気軽にならないことで後悔したり悔やみたくないと思うからこそ生まれたもの。
気軽さを装っているその場面だけを見たら、「軽いやつ」に見えるだろうけれど、その軽さは実は、まじ真剣に軽いんだぜ( ´∀`)笑
真剣に軽い。笑
初めて使ったな、そんな言葉。
でも、そうなんだよね。
自分の好きを認めるのって恥ずかしいこともあるけど、
でも、その恥ずかしいを乗り越えるからこそ、本当に好きなことやものや人と一緒に生きていけると思うから。
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