毎日がなんとなく過ぎていく。退屈。
でもどうしていいかも分からず、また何となく過ぎていく。
それでも良いような気もするし、無理をする必要もないのだろうけど、どこかこれでいいのかなという思いもある。
退屈と、停滞感と、ワクワクした気持ちをそこまで感じない日々。
そういうとき、どうしたらいいのか。
メンタル的には何が起こっていて、何をすればよりワクワクした気持ちや楽しい感情を感じることができるのか。
今日は、そんな記事を書いていきます。
最低限で生きていける時代の中で
まず、時代的に、何もしなくても普通に生きていける時代だよね。
コンビニでバイトして月10〜15万円ほどあれば、最低限生きていける。
まじ生きてける。
スマホがあれば、かなりのエンタメを楽しむことができるしね。ネットは偉大。
なんだけど、人間はエネルギーを消費しない生き方をしていくと、どんどん省エネになっていき、
簡単に言えばエネルギーの総量が低下してしまうもの。
運動習慣もなければ余計にそうなり、そうやってエネルギーの総量が低下していくと鬱っぽい気持ちになったりするんだ。
だから、意外に、最低限の暮らしというのは鬱っぽい気持ちと隣り合わせだったりするんだよね。
だけど、同じような生活をしていても、その人に「やりたいこと」「実現したいこと」「今取り組んでいること」があれば、メンタルは元気になる。
人は、エネルギーを注げることがあった方が元気になるし、イキイキとしてくるんだね。
収入が高くなくても生きていけるけど、自分が何かエネルギーを注げることがないと生きてはいけないのかもしれない。
さて、じゃあここからは具体的に、毎日が何となく過ぎていくと感じているとき、何をすればいいのか?をメンタル的な観点から書いていきます。
「意味ないかも」思考
毎日に退屈を感じるようなエネルギーが高まりきらない状態というのは、
「意味ないんじゃないか」と感じることが増えるもの。
意味があるかないか。
物事に取り組むときに、そこを考えてしまう。
でも、例えば子供はそんなことは考えないよね。極論だけど。
楽しそうだからやる。好きだからやる。
実際に楽しいから続けるという、それだけのことという状態になってる。
大人になればなるほど僕らは「意味」を考え始め、エネルギーが低下すればするほど、さらに「意味」を考え始める。
意味を考えるのは、エネルギーが低下したときに顕著に現れる特徴の一つだ。
例えば、映画を観ようと思ったのだけど、
「この映画を観て、何か意味があるのか?」と考えてしまうとする。
10本くらい候補があって、その中から1本を探している。
そのときに、一番意味がありそうなものを選ぼうする。
だけど、よくよく考えてみれば「10本全部観ればいいじゃん」という話だったりするよね。
よくよく考えてみれば、あえて1本に絞る必要はない。
絞る必要はないはずなのだけど絞ろうとするのは、10本観るエネルギーがないからというのが一つの理由だったりするんだ。
もちろん物理的な時間の問題なども出てくるのだけど、ここで伝えたいのは、
エネルギーが下がると、「最高の一つを見つけようとする」姿勢が生まれるということ。
50パーセントくらい興味あるものをとりあえずやってみる、ということができなくなっていく。
100パーセントじゃないとできない、というような感じ。
でも、例えば、あなたが今好きな漫画があったとして、読み前から「100パーセントこの漫画が好き!」と思ったかな?
イケジュンも多くの人と同じで「キングダム」という漫画が好きだけど、
あれを読み始めたのは友達のススメがきっかけ。
しかも、当時、まだ絵が未完成というかあまり上手くなかったということもあって、
読むのを後回しにしていたくらい、別に大して興味なかった。笑。
でも、今となっては最新刊の発売が待ち遠しい自分がいる。
読む前から最高と思えなければ読まないのであれば、人生の楽しみが1つ減っていたことになる。
エネルギーが低下すると、50パーセントくらい興味あるものに手をつけられなくなっていき、
そして、そうやって最高の一つを見つける過程で他を排除する手段として、「意味ありますそれ?」という、にくそい問いを自分の中で持ってしまう。
もっと言うと、多くの場合、その選んだ1本の意味すら疑い始めて、最終的に「映画を観ない」という選択になってしまったりする。
そうやって、どんどんやりたいことがなくなってしまうわけなんだ。
あうち。
大事なのは、「意味ないかも」「意味あるのかな?」と考えてしまう自分に気づいて、その問いを持っていないのであればしてみたかったことをやってみること。
合言葉は「意味なくてもいい」だね。
意味なくてもいい。役に立たなくてもいい。
意味がなくても役に立たなくても、自分の心がワクワクするものというのは価値あるものだ。
エネルギーを注げるものがあることは素晴らしいこと。
意味がなくてもいいと思っている間に、自分なりの意味が生まれてくる。
やりがい。情熱。ワクワクした気持ち。
そういったものが後から生まれてくる。
エネルギーが低下しているときに大事な発想は、
先にやりがいがあるのではなく、取り組んでいる中で後からやりがいが生まれてくるというものだ。
まず取り組んでみる。まずやってみる。
それが、エネルギーが低下しているときに最も大事なことだと言える。
エネルギーを取り戻す
さっきから「エネルギー」という言葉を使っているんだけど、
やっぱり人間ってエネルギーがないと活動ができないし、意欲も湧かないし、やる気も出ない。
簡単に言えば、睡眠不足で栄養が足りない状態で何かにやる気になれるかっていうと、なれないわけだね。
まず寝たいし、食べたいと思う。
まじギブミースリープ&フード。
さらに、運動不足、血行不良。
こういう状態でも、人はやる気になれない。
頭がぼーっとして、毎日何となく過ごすしかなくなっちゃう。
これはもう、意志の力どうこうじゃなくて、フィジカルがそうさせる。
フィジカルにコントロールされている状態で、意志の力じゃそこはどうにもならんのだよね。
「お腹痛い!」ときに「どんなときもポジティブスマイル!」と言われてもあれだよね。
毎日が何となくになる、気づいたら1日が終わっているとき、
もしかしたらその原因は運動不足、血行不良による身体的なものかもしれない。
その可能性は大いにあって、そういうときはまずは軽い運動をすることから始めてみること。
ただ。
ここで大事なのは、エネルギーが下がっているときは「それ意味あります?」と考えてしまうので(笑)、
運動に対しても、ちょっときつくなってくると「意味ないぜこれ」という思考が出てくる。
これはもう絶対出てくる。
なのでそこは覚悟しておいてほしいんだよね。笑。
出てくるという想定を持っておく。
来るぞ、と。
そういう思考が絶対浮かぶぞと思っとく。
で、来たら、「意味なくてもいい」という合言葉で撃退するんだ。
ペシ!っと。
そうやって運動を続けると、気分が晴れやかになってくる。
意欲が湧いてくる。
ちょっと興味があることに手がつけられるようになる。
手がつけられると、その楽しさに気づく。
え、まじおもろいやんと。なんやねんこれ、と。
すると、次はこうしてみよう、ああしてみよう、と思うようになってくる。
そうやって、エネルギーは上がり、次はこれ!と思える自分になっていくんだよね。そうしたらもう、退屈は感じなくなっているはず。
ここまで書いてきたことをまとめると、
エネルギーを高めながら(睡眠・食事・運動)、ちょっとでも興味のあるものを「意味ない」と考えずに、とりあえず取り組んでみる
ということになる。
他にも、「自分の価値観を明確にする」「自分の喜びは何なのかは自覚する」ということも大きなポイント。
そこに関してはめちゃくちゃ大事なことでここには書ききれないので、こっちに全部書きました。6万字。
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これくらい書かないと説明しきれず、さすがにこの記事で6万字は書けないので興味ある方はこちらを。ただ超エネルギー込めたので有料です。有料なので無理に買う必要はありません。
ということでまずは、
エネルギーを高めながら(睡眠・食事・運動)、ちょっとでも興味のあるものを「意味ない」と考えずに、とりあえず取り組んでみる
ことをやってみてくださいね。
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