【心の弱さを克服するメンタルトレーニング】メンタルジムを8年運営して分かった心の強化法

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この記事では、心の弱さをどうやって克服していくか?について書いていきます。

本記事のラジオ版はこちらです。

 

:【心の弱さを克服する方法】他者も結果も恐れない!やりたいことが自由にできるようになるメンタルの作り方

 

「心の弱さ」とは?


 

「心の弱さ」とは具体的にどんな状態のことを指すのか?というと、主に2つあります。

・人間関係における心の弱さ
・行動における心の弱さ

です。

 

人間関係における心の弱さとは、

・他者評価が気になる
・自分の意見を言えない(自分を出せない)

こと。

 

行動における心の弱さとはシンプルに、行動できないことです。

自分が取りたい行動があるのに、できない。一歩踏み出したいけど、踏み出せない。

もしくは、結果が出るまで行動を続けたいのだけど、続けることができない。

 

こういった状態を、「心の弱さ」と呼んでいます。

 

この記事では、人間関係における心の弱さと、行動における心の弱さの両方を克服する方法について書いていきます。

 

人間関係における心の弱さの克服法


 

まずは人間関係における心の弱さについて。

 

先ほども書いた通り、人間関係における心の弱さには、

・他者評価が気になる
・自分の意見を言えない(自分を出せない)

という2つの要素があります。

この2つを克服していくことによって、僕らは心の強さを得ることができるんですね。

 

「他者評価が気になる」をさらに具体化していくと、

 

・どう思われているか気になって不安になる
・自分の言動を振り返り、相手からの評価が気になって後悔することが多い
・LINEが返ってこないとすごく気になって他のことが手につかない
・相手からどう思われるかが気になり、取りたい行動を取れない
・他者を自分から遊びに誘うことができない
・自分が開催したいイベントを主催することに抵抗を感じる
・好きな異性をデートに誘えない、連絡先を聞くことができない
・自分の言いたいことを言うことが難しい

 

など。

 

要は、

・相手からの評価が気になってネガティブになる
・相手からの評価が気になって取りたい行動が取れない

ということです。

 

この状態を克服することで、

・人間関係の中でも良い心の状態でいられる
・人間関係の中でも取りたい行動が取れる

ようになっていくことを目指していきます。

 

そのための具体的な方法として、

脳の性質を利用した方法が有効になります。

 

ここで重要になる脳の性質とは、

・脳は1度に1つのことしかフォーカスできない

・脳は質問されたことにフォーカスを向ける

 

というものです。

脳は質問されたことにフォーカスし、そのことを考え続ける性質を持っています。

 

ですので、「あの人にどう思われただろう?」と質問すると、そのことに対する回答を見つけ出します。

・嫌われたかもしれない
・変だと思われたかな

などですね。

 

また、どう思われたか?ということは確認ができず結論が出ないので、ずっと考え続けることができます。

そのように結論が出ないことについて【考え続ける】ことが、ネガティブ感情や疲れにつながっていきます。

 

ここで大事なのは、その状態は「どう思われただろう?」という質問から生まれているものであること。

 

ネガティブな回答が出てくるような質問を無意識にしてしまうことで、思考がネガティブになり、状態が下がってしまうんですね。

 

ただ、脳は1度に1つのことしか考えられない性質を逆に利用することで、状態を変えることができます。

 

別の質問をしてあげることでフォーカスを変えてしまえばいいのです。

 

例えば、

「自分にコントロールできることは何だろう?」

という質問をすると、脳は自分にコントロールできることを探し始めます。

 

また、コントロールできることが明確になると、逆に、コントロールできないことも明確になります。

 

コントロールできることは主に、

・自分の行動

です。

 

例えば、人間関係で言えば、

・自分から挨拶すること
・自分がどうコミュニケーションするか
・自分がポジティブな状態であること
・自分の言動
・自分のフォーカス

などです。

 

主に【自分がどうするか】になりますね。

 

逆に、コントロールできないこととしては、

・他者が自分をどう思うか
・他者がどういう反応をするか
・他者が自分にどういう言動を取るか
・どういう結果になるか

などです。

 

主に【他者】と【結果】はコントロールできないことに該当します。

 

人間関係における心の弱さを克服するときに大事なのは、

コントロールできないことをいかに手放すことができるか

です。

 

つまり、コントロールできないことを気にしないでいられる、コントロールできることに集中する力を手に入れることで、心の強さを手に入れることができます。

 

そのために大切なのは、

質問を変えること

になります。

 

人間関係の中で無意識的に「どう思われるかな?」と質問していたところを、これから意図的に、

「自分にコントロールできることは何かな?」
「自分にできることは何かな?」

と質問してみてください。

 

質問を変えると回答が変わります。

 

そして、思考とは、質問とそれに対する回答からできています。

質問を変えれば、得られる回答も変わる。

それはつまり、思考が変わることを意味します。

 

自分の状態が整うような質問を意図的に自分にしていくこと。

 

そうすれば、これまでの無意識の癖、無意識の質問からだんだんと距離を置くことができ、

最終的には、「コントロールできることは何かな?」という質問を自然にするようになり、どんどん心が強くなっていくことを実感していただけるはずです。

 

意見を言えない【心の弱さ】の克服法


 

次に、「自分の意見が言えない」という課題についてですが、自分の意見が言えないときというのは、

「相手との関係を崩したくない」と思っていたり、「相手を不機嫌にしたくない」と思っていることが多いです。

 

つまり、

 

「自分の意見を言うと、相手が不機嫌になったり、相手との関係が崩れてしまう」

 

と考えているわけなのですが、それが思い込みであることに気づくことがまずは大切です。

 

自分の意見を言っても、相手との関係は崩れない

と気づいていくこと。

 

(また、後ほど書きますが、自分の意見を適切に主張したときに関係が崩れてしまうのなら、

それは相手に課題があるということなので、崩れてしまっても問題ありません。

関係が崩れることへの恐れを強く持ちすぎていること、関係を続けるために「自分が頑張り続けなければならない」と思っていること。

それが【心の弱さ】になっている可能性もあります)

 

その際大事なのは、適切な言い方を知ることです。

 

相手と良い関係性を保てるような『言い方』を身につけることができれば、

「自分の意見を言っても大丈夫だ」

と感じることができるので、自分の意見を言いやすくなります。

 

では、適切な言い方とは何かというと、

 

「ただ自分の意見をシェアする(テーブルの上に並べるように)」

 

というものです。

 

例えば、相手の意見と自分の意見が違うとき。

自分の意見が相手の望みとは違うだろう、と感じるとき。

 

相手と反対する、対立するという雰囲気になると、

その雰囲気それ自体が避けたいものだったり、自分の意見を受け入れてもらいにくくなります。

 

人は自分の意見を否定されたくないと感じるものですし、

自分の意見を否定されると自分の否定されたように感じてしまうこともあるからです。

 

ですので、相手の意見とたとえ対立するものであったとしても、相手に反対するという意識を持たずに、

「私は、こう感じているんだよね」

という軽い感覚で、テーブルに意見を置くイメージで話します。

 

そうすると、相手は自分の意見を否定された!と感じなくて済むので、穏やかな状態でいやすくなります。

結果、「良い話し合い」をすることができるんですね。

 

そうやって良い話し合いができる自信が持てるようになると、

「自分の意見を言う」こともやりやすくなります。

自分の意見を言っても相手との関係は崩れない、と思えるからです。

 

つまり、自分の意見を言えないという心の弱さを乗り越えることができるようになります。

ぜひ、現場で試してみてください。

 

行動できない【心の弱さ】の克服法


 

次に、行動できない、という心の弱さの乗り越え方について。

 

行動できないとき、心の中で何が起こっているかというと、様々ありますが、大きな理由は先ほどと同じで、

・コントロールできないことについて考えてしまっていること

です。

 

【結果】と【他者】はコントロールできないと書きましたが、

行動を起こす際にも、そのことを頭に置いておくことが大切になります。

 

行動できないときによく起こるのは、

・結果を気にしてしまって行動できない
・人にどう思われるか気になって行動できない
・結果が出ないことに落ち込んで行動できなくなる
・短期で結果が出ないことで手応えを感じられず、行動できなくなる
・うまくいく未来を想像できずに行動できなくなる

などです。

 

つまり、行動できないときの大きな要因は、【結果】と【他者評価】なんですね。

 

結果が出ないことが不安だったり、結果の実感が得られないことで行動できなくなる。

他者にどう思われるかが気になり、行動できなくなる。

ここを乗り越えられたときに、心の強さを手に入れることができるようになります。

 

では、どうすればいいかというと、

人間関係の心の強さを手に入れたときと同じ方法がここでも使えます。

 

「コントロールできることは何か?」

と自分に質問するという方法です。

 

例えば、TwitterやInstagramなどのSNSでの発信、YouTubeでの発信を例に考えてみましょう。

 

これらは特に【他者評価】と【結果】が関わる分野であり、行動を続けることにハードルがあります。

 

これらの分野に取り組む際に、

「コントロールできることは何か?」

と質問すると、

 

・自分が発信をすること

というシンプルな答えが得られます。

 

実際、僕自身もこのことを強く意識していて、自分の【行動目標】に日々意識を向けて発信をしています。

 

どういう結果を得られるかはコントロールできないことなので、自分にできることはやった上で、結果については手放しながら行動する。

そうすると、一喜一憂することが減り、安定的に行動することができます。

それが行動における『心の強さ』になるわけですね。

 

なので、結果に対する目標を持ちつつも、自分にコントロールできる行動目標を持ち、そこに集中すること。

すると、結果を恐れる意識が減っていくので、行動しやすくなります。

自分にコントロールできる行動に意識を向けられる力を持つことで、心の強さを手に入れることができます。

 

また、もう一つの方法として、

 

長期的に結果は出ると信じられる脳を作る

 

ことも有効です。

 

どんな分野であれ、短期でいきなり結果が出ることは少ないですし、短期ではむしろうまくいかないことも多くあります。

 

未来を信じられている人というのは、【長期的な未来において結果は出る】と信じられている人です。

 

短期ではなく長期の視点で未来を信じられていると、

目の前で結果が出ない、うまくいかない、ということがあったとしても、

「未来、どうせうまくいく」

と捉えることができます。

 

目の前の現状だけでなく、未来に強い意識があるので、

「これはプロセスだ」

と捉えることができて、現状の影響を受けにくくなります。

 

それが【心の強さ】になって、それでも行動を続けることができる、良い状態でいられるようになります。

ですのでぜひ、【長期の視点】も意識してみてもらえればと思います。

 

 

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