さて今回は、努力を続けられない!と悩んでいる方向けのメントレを書いていきます。
努力を続けられない!人特化型トレーニングですね。
努力を続けられないと感じるときって、例えば、
ダイエット、筋トレ、ブログ、習い事、副業、運動、勉強、起業準備、各種作業系…
などなどが続かないときかな、と思います。
今回は、なぜ努力を続けることができないのか?続けられるようになるためにどういう取り組みが必要なのか?について書いていきます。
「自分が悪い」「自分はダメ」は一切不要
まず、根本的なマインドセットから。
自分は「メンタルジム」を運営していて、メンタルをジム形式でトレーニングするってことを仕事としているのだけど、そのジムの中でよく言うのが、
「自分が悪い」「自分がダメ」という発想を一切しないでください
というもの。
どういうことかというと、続かないことにもきちんと理由があり、それはメンタル部分、スキル部分、やり方部分、エネルギー部分とあるのだけど、
それは全て「自分」の問題じゃない。
ここが重要で、それは自分の問題ではなく、メンタル、スキル、やり方、エネルギーの問題。
で、それらは全て「改善が可能」です。
ただ、「自分が悪い」となると、曖昧すぎて何を変えればいいか分からないし、
自分は自分なので変えることができずただ絶望するだけ、になってしまう。
なので、自分が悪いと考えることには百害あって一利なしなので、
そう考えることをやめることから始めていきましょう。
そこがすでに「メントレ(メンタルトレーニング)」。
続かないという現実に直面したら、
どんなメンタルにすればいいのか?どんなスキルが必要なのか?どういうやり方をすればいいのか?どうやってエネルギーを高めればいいのか?
と考えるようにしていくこと。
そのマインドセットができたところで、努力(行動)を続ける方法について書いていきます。
セルフイメージが高い×行為自体が楽しい
努力を続けるためには2つの要素が必要です。
「セルフイメージの高さ」&「行為自体が楽しい」
この2つですね。
簡単に言えば、
セルフイメージが高くて、行為自体を楽しめるなら、努力は続くということ。
分かりやすくダイエットで考えてみましょう。
ダイエットにおけるセルフイメージの高さとは、
「自分は理想の体型でいるべき存在である」と心の底で思っているということ。
逆に、セルフイメージが低いとは、「太っていようが何だろうが関係ない、自分はそういう存在」というもの。
基本的に、体型に対するセルフイメージが高い人というのは、あまり太りません。
そもそも太らない。
厳密に言えば、数キロ太ってしまうことはあっても、
太ってしまったことに気づいたら積極的に食事を変えたり運動し始めたりして、元の体重に戻ろうとする。
なので、結果的に、アベレージで良い体型を維持しているんです。
努力が続かない根本的な理由
セルフイメージが「太っている自分がちょうどいい、自分なんてそういう存在」と思っていると、
どれだけ努力しようと思ってはそれはできないんです。
すでにちょうどいいと思ってしまっているので、努力が苦痛でしかなくなってしまう。
あらゆる努力が続かない人というのは根本的に自分を価値ある存在として認識したり扱うことができないことが多くて、
どれだけ望まない状況がそこにあったとしても「自分なんてこの程度」という、諦めの境地にいることが多いんです。
ある意味、耐えられてしまう、ということ。
苦しい状況、厳しい状況。
それに耐えられてしまう。
それでも別にいいと思えてしまう。
結果、努力しようというエネルギーが湧いてこない。
逆に、セルフイメージが高いと、太ってきたときに、
「こんな自分は嫌すぎる!!!!」
と強烈に拒否反応が出る。
我慢できない!!!
絶対無理!!!
何が何でも元に戻りたい!!!
と思う。
それがエネルギーになって努力が進んで出来るわけですね。
願望実現できる人のメンタル的特徴
セルフイメージの高さと努力量というのは比例すると考えてもらってOKで、
他にも、ブログを書いて副業をしようと思ったとしましょう。
セルフイメージの高い人は、他にブログで副業を成功させている人を見ると、
「この人にもできたんだから、自分ができない理由なんてない」
と考えるもの。
そうすると、
「この人にできているんだから自分もできるはず!!」
と感じるわけです。
結果、強いエネルギーが生まれる。
努力を続けられる。
でも、セルフイメージが低いと、
誰かにできていて自分にはできない状況に普通に耐えられてしまう
のですね。
この、「耐えられてしまう」「我慢できてしまう」というのが努力が続かない状態の特徴。
例えばよくあるのが、ダイエットの話に戻っちゃうけど、
太って太って太りまくって病気になっちゃった!そこから一念発起してダイエット!
みたいなケース。
これは、病気というのが自分のセルフイメージに見合わないものだから、
そこで初めて「これはさすがに無理!!病気はさすがに無理!!」と思えたわけです。
ただ逆に言うと、
病気になるまで「無理!!」と思えないほど、体型や健康に対するセルフイメージは低いということ。
例えば、モデルさんだったら500グラム体重が増えただけで「無理!!!!」と病気になったレベルで感じたりするわけで、
それが良い悪いではなく、どの段階で無理と感じるかで、その人のその分野におけるセルフイメージが分かるわけです。
さっき書いたブログとの関連で言えば、
ブログで好きなことを仕事にできる人って、「そういう生き方じゃないなんて無理!!!!」と思えている人だったりするもの。
「それ以外の生き方だったら死んだ方がまし!」くらいに思っていたりする。
働き方や生き方に対するセルフイメージが高い。
だから、その仕事を続けられる。
セルフイメージの高さからエネルギーが生まれ、
そのエネルギーから良いアイデアや行動も生まれるから、実際に好きなことを仕事にすることができる。
その行動っていうのは他の人から見れば努力になるんだけど、本人からすれば努力じゃない。
それが自分にとってふさわしいから、そのふさわしい自分で在るために当然のこととしてやっているんですよね。
なので、続ける上で大事なのは、その分野におけるセルフイメージということになります。
「自分がどういう存在なのか」ということに対するイメージを高めることで、努力したい!と自然に思うようになってくる。
まずはそういうメンタルエネルギーが重要。
そこがないと、スキルも何もかも、意味をなさなくなってしまう。
エネルギーを生み出すセルフイメージを持つ
まずそもそも強いエネルギーがあるからこそ続けようと思うわけで、
ただエネルギーがあってもスキルがないと続けられないから、だからスキルを身につける。
エネルギーが先で、スキルは後。
スキルだけがあっても、エネルギーがなかったら宝の持ち腐れみたいになっちゃう。
でも、エネルギーがあることでスキルが生かされて、その結果努力が続けられて成果も出るんだよね。
ということで、自分が努力してみたい、続けてみたい分野を見つけたら、
まず「どうなれたら最高にワクワクするか?」を考えることから始めよう。
現状がどうとか、今がどうかは一切関係ない。
とにかく、どうなったらワクワクするか?を考える。
で、そのワクワクした先の自分が自分なんだと、その姿こそがふさわしい自分なんだと、そういう風に考えてみる。
ここはまさにメンタルトレーニングのど真ん中でもあるので、いきなりはそう思えないということも十分あり得ます。
その場合は、トレーニングを重ねていくことで新しい自己イメージに馴染んでいくことが必要。
ただ、いきなりできなかったとしても、
方向性として「もっと自分は自分に高いイメージを持っていいんだ」と考えてみてほしいんですね。
まずそうやって心の中のイメージを変えること。
メンタルをまずは変えること。
内面が変わっていくと、必ず人は行動したくなります。
行動したくてたまらなくなる。
逆に、内面のイメージが下がっていくと「まあ、やらなくてもいいかな」という風に思うようになって、
そう思った瞬間から、努力は続かなくなるわけです。
努力が続くか続かないかの一つのポイントは、
高いセルフイメージを「維持」できるか。
この「維持」というのがポイントで、
努力を努力と感じない人は、もはや高いセルフイメージが当たり前になっているからこそ、
自然に維持ができて努力も安定するわけですね。
努力が安定しないときというのは、内側の自分に対するイメージが安定していないときです。
自信があるときもあれば、ないときもある。
その内側のセルフイメージのブレが、行動面でのブレにつながっていく。
自分が「メンタルジム」をやっているのも、まさにこの「維持」が大事だからなんです。
一回でセルフイメージは高まるものではなく、セルフイメージは上がったり下がったりを繰り返すもの。
一旦上がるけれど結局は元に戻ってしまうというのが8〜9割の人の中で起こっていることで、
とにかく高いセルフイメージをそれが現実のものになるまで維持し続ける必要があるわけですね。
「維持」ができるようになってくると、努力もできるようになってきます。
行為を楽しむ方法
さて次に、「行為を楽しむ」ということについて。
行為自体が楽しいなら、当然、続きます。
なので、行為を楽しむこと。
そのためのスキルとしては、自分にとってベストな難易度を設定する、ことが大事になります。
どれだけセルフイメージが高くても、自分の現状はまだまだ未熟だったり初心者だったりするもの。
その状態で「楽しむ」ために大事なのは、とにかく今の自分にとってベストな難易度を設定できるかどうか、です。
例えば、最高の肉体になる!と決めて、高いセルフイメージを持ったとします。
でも、まだ自分には筋肉がついているわけではないので、
いきなりベンチプレス100キロは無理です。
まずは30キロとか、そのくらいからになる。
もっと軽いかもしれない。
「ギリギリ持ち上げられるかも」くらいを持ち上げるのは楽しいもので、
いきなり100キロをやってしまえば、持ち上がるはずもなく、筋トレが嫌いになることも。
同じことはよくあって、
どれだけ高いセルフイメージを持っていても、
取り組みは自分にとってベストな難易度から始める必要があります。
だからこそ、楽しめるわけです。
高いセルフイメージ&楽しむ
というのが、努力を続ける最大のポイント。
そして、楽しむためには難易度の設定が大事になってくる、ということですね。
高いセルフイメージを持ちながら、自分にとって最適な難易度を設定することで楽しめようにする。
他にも書きたいことはあるのですが、長くなってきたので今回はこのあたりにします。
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