さて今日は、「拗ねる」ということについて書こうと思います。
自分が拗ねているときに「あ、拗ねてるんだな」と気づくことって大事なこと。
拗ねている場所から起こすアクションって、自分にとって望ましいものにはならないことが多いんだよね。
ただ、自分拗ねているということ自体になかなか気づけない、ということはある。
例えば、以前に「消極的コントロール」という言葉を使ったことがあるんだけど、拗ねるっていうのは消極的コントロールの一種。
例えば、子供っておもちゃを買ってもらえないと駄々をこねるよね。
「買って!買ってー!」って言って泣きわめくわけなんだけど、それって「泣くことを利用して親をコントロールしようとしている」ということなわけだ。
困らせることによって、「困りたくないんなら、買ってくれや!」と言っているわけだよね。笑。
めんどくさい。笑。
でね、これと同じようなことを大人になってもやってしまうことってある。特に恋愛とかで多いかも。
さすがに大人だから泣きわめくことはしないわけなんだけど、
不機嫌になってみたり、落ち込んでみたり、自分を責めてみたりする。
相手に構って欲しいから、わざと相手を困らせるようなこと、心配させるようなことをしてしまうんだよね。
そうすれば相手が構ってくれると無意識に分かっているから、機嫌を悪く「する」わけだ。
ただ、そうしたところで実は誰も幸せにならなかったりする。
最終的には「めんどくさい人」と認識されてしまって逆に全く相手にされなくなったり、SNSブロックされたり(笑)、どんどん自分が望まない現実がやってくる。
自分が持っているそもそものセルフイメージに現実がちゃーんと追いついてくれるんだよね。
ただ、不機嫌な人も、無意識でそれをやってしまっているだけで、本人に悪気はない。マジで悪気ない。
悪気はないし、ただ、自信もない。
自分が愛される自信や、自分が自分を幸せにできる自信、やるべきことをやる自信、目の前の問題に対処する勇気。
そういったものがないから、相手に自分を幸せにしてほしいと強く願う状態になるわけだ。
だけど、それは欠乏感をスタートにしている行為だから、基本的に自分にとって望まない現実をもたらすきっかけ作りになってしまう。
相手に期待し、期待は満たされず、欠乏感を感じ、相手に怒り憎み、相手のせいで自分は幸せじゃないと考える。
結果、相手に心の奥底で敵意を持ったりし始める。
ここまでくると、もう別れは目の前まで来てる。笑
ただ、実際には実は、他の選択肢がある。
同じ状況だったとしても、自分が幸せじゃないことを相手のせいにすることなく、自分の問題だと考える。
相手に期待するのではなく、自分ができることをする。
自分で目の前の問題に対処する。
そうすると、なんと、相手が自分を幸せにしてくれようとする!!
なんてことや( ̄∀ ̄)笑
でも、本当です。
自分が自分の幸不幸を相手のせいにしない人ほど、人から幸せにしてもらえる。
逆に言うと、機嫌の良い人って「拗ねない」人であり、拗ねるという手段をとって相手の気を引こうとしない人と言える。
拗ねるんじゃなくて「きちんと伝える」とかね。
こうしてほしいと言う。こうしてくれない?と聞いてみる。
拗ねるんじゃなくて、冷静に対応する、ということ。
だから、自分の気持ちを伝えられる、弱さを出せることってすごく大事で、
言いたいことを言えない、聞けない、頼めない。だから、拗ねるという手段に頼ってしまう。
言わないけど分かってくれ!となる。
でも、言わないと分からないし、拗ねられたところであちら側をイラッとさせるだけになってしまう。
距離はどんどん遠くなってしまうわけだ。
結果、めんどくさい人扱いされて終わる。
悲しすぎやろ。笑
ただ、何度も書くように、拗ねる本人に悪気はないんだよね。
悪気はないんだけど、ただ自信もない。
大事なのは、拗ねるという手段をとりたくなった時は、まずそんな自分に気づくこと。
そして、
自分を幸せにする力は自分にはあるし、自分にはできることがあるし、言いたいことを言ってもいいし、自分は目の前の問題に自分で対処する力があると気づいていくこと。
その自分の力を少しずつ信じられるようになることだ。
そうすれば、拗ねるという不幸から抜け出して、自分を自分に幸せにするあり方でいることで、相手からも幸せにしてもらえる状況に近づいていくことができる。
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