願望実現のプロセスが楽しい人と、しんどいと感じる人は、一体何が違うのか?

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願望と人の状態というのは、すごく関係が深い。

 

人はそこに願望があるものに対してほど、強い感情を抱くもの。

 

ポジティブもネガティブも、そのどちらも「願望がそこにあるもの」ほど大きくなる。

 

ただ、だからこそ難しいことも出てくるわけで、

願望がそこにあるけど「叶わない」と考える場合、願望がそこにあることが苦しみになってしまうわけなんだ。

 

恋愛を例にしたら分かりやすいと思うんだけど、好きな人がいたとして、どうにもその好きな人はこちらを好きでないらしい、恋愛成就は難しいということになると、好きでいることはつらいよね。

 

好きでいることはつらいから、好きだという気持ちを見ないことにすることってあると思う。

 

当然、過去にはイケジュンにもあったし、恋愛や結婚という仕組み上、それは仕方ない部分もある。

 

 

今回その話を書いたのは、願望と感情の関係について書くためなんだけど、好きな人であればあるほど、そこで生まれる感情は大きい。

 

好きでないなら、感情の動きは小さい。

 

だから、単純に言って、感情が動きやすいところに自分の願望もあるわけだね。

ただ、感情が動くということはネガティブも大きくなる、ということ。

 

だから、願望が実現しない、叶わないという意識が強い場合は、願望を持つことそれ自体にしんどさを感じ、難しくなってしまう、ということなんだ。

 

このnoteでもその問題については触れているんだけど、

 

願望となるものが見つかりさえすればやりたいことが見つかる、と思うもの。

 

ただ、そのとき見落とされていることがあって、それは、「願望に対する心の状態はどうか?」ということなんだ。

 

つまり、本当にできると思えているか?叶うと思えているか?ということ。

 

実際問題、願望とされるものがすでにあるケースは多い。

あるけど、ないことにしている。

 

ないことにしていて、そこは選択肢に入ってきていないからこそ、ずっと探し続けているというケースもある。

 

大事なものは足元にあるというか、もともと一番近くにあった、ということは多い。

 

大事なものは足元にすでにあるんだけど、「できる」「叶う」という意識が薄いことによって視界に入らなくなってしまっているんだね。

 

その状態になると、最も大事なことがそもそも選択肢から排除されている状態になってしまうので、なかなか「これだ」という感覚が得られなかったりする。

 

しんどい、疲れる、でも、何かが違う。

 

本当に自分が求めているのはこれなのか?

と思う場合というのは、

過去のどこかの時点でのうまくいかなかったことをきっかけに願望が叶わない悲しさを経験し、その悲しさから願望が叶う、できるという意識が薄くなってしまった可能性がある。

 

結果、恋愛のケースのように、好きだったものを好きではないことにする、というメンタル状態になる。

 

願望が叶わないという意識にアクセスし続けるしんどさを感じるくらいなら、願望がない方がマシだ。

 

願望が実現する喜びが10、願望がない状態が0、願望があるけど実現することはないと感じている状態がー10、という感じ。

 

マイナスよりもゼロの方がましだよね。

 

ワクワクを追い求めよう!と言われてもそれがなかなか難しいのは、ワクワクとは願望だったり「こうしたい!」という未来に対する意識だというところにある。

 

そこには「自分には実現できる」「そうなれる」という意識が必要になってくるわけで、

「できない」という意識を持つなら、ワクワウや願望に従おうとすることで逆に状態はマイナスになってしまう。

 

だから、未来に向かうことが億劫になり、ワクワクを感じることができず、要は、良い状態になることが難しくなる。

 

良い状態とは機嫌が良い状態であり、パフォーマンスの高い状態でもあって、未来に向かうエネルギーを有する状態でもあるんだ。

 

 

コーチングの世界では「エフィカシー」と呼ばれるものがある。

 

エフィカシーとは、目標や願望を実現できると考える自己評価のこと。要は、エフィカシーが高いとは、願望は叶うと信じられている、ということ。

 

「コーチングとはエフィカシーを上げることである」とも言われていて、エフィカシーを上げることというのは最重要なことなわけなんだ。

 

エフィカシーを上げるって書くと抽象的だけど、要は「俺の願望は実現するぜ!実現させられるぜまじ( ̄∀ ̄)!」と思えている度合い。

 

人が楽しく生きていくためには、その意識がすごく大事になってくる。

 

もちろん、願望をないことにしても全然生きていけるので、それはそれで問題ない。

 

問題ないし、できないと感じる度合いが強い場合は、さっきも書いた通り、願望をないことにした方が心の状態としては高い。

 

ただ、できると思えること、願望は実現できるんだと思えるようになることで初めて見える世界、体験できる世界というのもある。

 

だから、そこをまずは高めてみよう、そういうメンタル、そういう意識をまずは伸ばしてみよう、と考えるのが個人的には良いんじゃないかと思ってます。

 

というのも、そのメンタルや意識を伸ばすことはしんどいことじゃないし、内面をまず先に変えていけば行動するのも楽になり、ワクワクを感じられるようにもなる。

 

願望に対するネガティブな気持ちを感じずに、もっと楽な心の状態で取り組むことができるようになるから。

 

結局、低い状態で取り組むのがしんどいわけで、高い状態を先に手に入れてしまう、ということがすごく大事なことなんだね。

 

長くなったので今回はこのくらいで。

 
 

 

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