今日は、先にメンタルで負けない、という話を。
基本的に、状態が下がってしまうときというのは、
現実が自分の思うように行かないときや、なかなか願望が実現していないとき。
例えば、お金が欲しいと思ってお金がすぐに手に入れば凹むことはないだろうし、
仕事がすぐにうまくいけば凹むことはないだろうし、
恋人が欲しいと思ってすぐに恋人ができたら凹むことはなさそうだよね。
願望との関連の中で凹むのは、自分の思う通りに行かなかったときだったりする。
ただ、ここをもっと明確にすると、
現実の証拠が現れるまで自分がそれにふさわしいと思えない
現実の証拠が現れるまで自分にそれができると思えない
からこそ凹んでいるとも言える。
生徒数5人のときから良い状態だった経営者
ちょっと難しいと思うので詳しく説明すると、
例えば、昔、塾を作りたいと言っていた子がいて、
今、すごく立派な塾の経営者をやっている知人がいる。
その子が生徒数5人程度のときから知っているんだけど、
生徒数5人程度のときからすでに状態が良かったし、
「こうなっていく!」という未来をその当時からよく語っていたんだよね。
まだ現状は5人。
理想には、まだまだ。
でも、その現状の中でもすごくエネルギッシュで、
これからやってやろう!という意欲の塊のような状態だった。
その当時のことを振り返ってみて感じるのが、「状態の良さに今の状況は関係ないんだな」ということ。
自分は願望にふさわしいと思えている
自分にはできると思えている
というこの2つのメンタル状態があるだけで状態が上がるし、エネルギーが出てくる。
逆に、現実や現状を見て自分に何がふさわしいかを判断する場合、できるできないを判断する場合、
現実に圧倒されて未来に向かって動き出すエネルギーが湧かない
もの。
つまり、生徒数5人の現状を見て、「自分には無理だ」と思ってしまって未来に意識を合わせられなくなり、
その結果、行動するエネルギーが湧かなくなるということ。
この状態になることというのはよくあって、
例えば、これからのことが不安で何も手がつかないとか、
無理だという気持ちが先行してしまって向き合いたいものと向き合えないとか、
とにかくメンタルが崩れてしまったりブレてしまうと、エネルギーが湧いてこない。
エネルギーが湧いてこないと活動や取り組みも安定しない。
安定しないし、楽しくない。
「取り組むのがしんどいもの」になってしまうんだよね。
それだと、なかなかパフォーマンスが上がってこない。
だから大事なのは、
現実の証拠が現れる前に自分はそれにふさわしいと思えること
現実の証拠が現れる前に自分にはそれができると思えること
なんだ。
その状態ができるからこそ、現状はまだそうじゃなくても、そうなる現実に向かって動くことができるし、
動くためのワクワクするエネルギーを維持することができるんだね。
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