気分を下げる要因の9割は「思考」である。

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人間は基本的に、「言葉」を使って物事を考える。

 

言葉を使って考え思考するわけなんだけど、

苦しさっていうのはその思考から生まれるもの。

 

 

例えば、

赤ちゃんの例がよく言われる。

 

赤ちゃんは転んでまた立ち上がって、結局、歩けるようになるよね。

 

もちろん、転んだときは痛い。

 

痛いという意味での「苦痛」はあるわけだけど、

「苦悩」はしない。

 

いてえ!って泣いて、泣き飽きたらケロッと立ちあがる。

 

苦痛というのは実際に「今」感じている物理的な痛みで、

苦悩というのは「思考」が生み出すもの。

 

思考がぐるぐるしている場合とか、思考の質が低い場合、

物事の解釈が「自分はダメ方向」に傾いている場合というのは、

状態って余計に下がりやすいんだ。

 

思考をたくさんしている

その思考の質が高くない

 

 

そういうときに、人の状態ってどんどん下がっていくんだね。

 

もし余計な思考がないなら、人は赤ちゃんのようにケロッと自分がやりたいことをやれる。

 

失敗して物理的に苦痛があるなら「いてえ!」って言って、

苦痛がないなら(苦悩はしないので)、再チャレンジができる。

 

だから結局「思考の量と質」が状態を左右しているわけだけど、

思考の量と質の改善を試みるときには、

 

まず自分と思考を切り離して考える必要がある。

 

自分と思考が一体になっているときって、思考を変えられると思えない。

 

ただ、自分と思考は別物。

 

今仮に気分が悪いとして、それは単に「今自分が選択している思考がそうさせている」にすぎなかったりする。

 

状態を下げる状況を意図的に作ってみた


 

 

 

昨日ジムの大阪トレがあったんだけど、

そこで、みんなの状態を意図的に下げるような状況を作った。

 

その状況の中にいると、焦りや不安、恐れの気持ちが反応として出てくる。

 

ただ、トレーニングしていくのは、

 

「それでも自分の思考は自分で選択できる」

「それでも自分のあり方は自分で整えられる」

「それによって自分の気分は実際に変化する」

 

 

ということ。

 

実際、そちらの新しい思考に意識を注いでもらうことで、みんなの気分は上がっていったんだ。

 

気分が上がると、現実的な成果も変わる。

 

で、「圧倒的な成果の達成」という状況に最終的になっていった。

 

 

状況によって自分のあり方が左右される

 

というのが、いくら学んでもなかなか変われないと感じる根本原因だったりするもの。

 

だけど、日常生活の中では自分のあり方や思考を客観的に見れない。

 

客観的に見れないとは、

 

今のこの思考しか選択肢はない

他の思考やあり方の選択肢はここには存在しない

 

と思うということ。

 

その結果、これまでの自分のセルフイメージやあり方にもとづく思考、

そこから生まれる解釈、その解釈から生まれる感情に左右されるんだよね。

 

まずファーストステップとして、

 

自分と思考を切り離して考える。

 

ここを体感していけると、状態を上げる「土台」ができてきます。

 

 

 

 

 

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