【何となくダラダラして1日が終わる】を卒業するメンタルトレーニング。

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さて今日は、「何となくダラダラして1日が終わる理由」について書きたいと思います。

 

やってみたいこと、メンタル的に意識していきたいことは何となくあるんだけど、なかなかそれを続けることができない。

 

そういうときに何が起こっているか、ということについて。

 

まず、現代社会の特徴として、とにかく「フォーカスがブレやすい」状況がある。

 

これはよく書くことでもあるんだけど、昔ってSNSがなかった。

 

イケジュンが受験生のときとかはリアルになくて、スマホもなかったから、今ほど暇つぶし用品がなかったし、あったとしても今ほどクオリティも高くない。

 

あと、ゲームなんかやろうと思ったらゲーム機が必要だった。

 

さすがに、ゲーム機を持っていくのって抵抗あるよね。笑。

 

だから、家を出てしまえば物理的にゲームをすることだってできなかった。

 

でも、今はスマホあるし、スマホを見る行為って周囲から見ても自然だから、ゲームに時間を使うことに対する抵抗は減っている。

 

ということは、SNSやゲームというものに時間とエネルギーを使うことが可能になってくる。

 

すると、その時点で勉強へのフォーカスが減る。

 

勉強へのフォーカスが減ると、勉強への意欲もやる気も減る。

 

フォーカスがブレると、エネルギーは減ってしまうんだ。

 

例えば、食事とか運動に関しても同じで、本を読んだり情報を得たときってやる気あるけど、

日常生活に追われたり、スマホで別の情報、あまり自分の人生には関係がない、願望にも関連性がない情報を追っている間に、やる気は失われてしまう。

 

結果、早ければ翌日にはいつもの食事のパターンに戻ってしまうわけなんだね。

 

こういう風に、「フォーカスが向かなくなると、やる気も意欲もエネルギーも減る」と知っていることが重要。

 

そこを知っていれば、フォーカスを戻す、何にフォーカスするかを決めることができるから。

 

大事なのは、【帰る場所を作ること】


 

 

意識の帰る場所、フォーカスの帰る場所を作ること。

 

これが、続ける、充実した毎日を生きるために大事なこと。

 

意識の帰る場所があれば、たくさんの情報で一時的に混乱してしまったとしても、

 

「あ、結局はこれをやればいいだけだな」

 

「結局は、ここに意識を向ければいいだけ」

 

という風に意識を整えることができる。

 

そのために大事なのは、まず自分の人生において大切なことは何なのか明確にすること

 

そこを明確化しておくことが【帰る場所を作ること】になる。

 

例えば、知らず知らずのうちにネガティブなニュースが目に入り、そのことについて考えてしまったとする。

 

そういうとき、帰る場所に戻る。

 

「自分はこれが人生でしたいことだから、今日はこれをやればいい」というところに戻る。

 

意識が分散してしまった状態から、自分にとって大事なことに意識を戻す。

 

結果、やる気も意欲も維持できるわけなんだ。

 

【帰る場所】が定まっていない状態というのは、ただ周りの状況を眺めてその状況に応じた感情を感じるという状態になってしまっている。

 

 

そうなると、人生が全体的に【惰性】になってしまい、エネルギーや意欲、ワクワクした感覚を感じられる状態になってしまうんだね。

 

実際、情報はすごくたくさんあるから、惰性でも比較的刺激を感じながら生きていくことができる。

 

ただ、自分の人生には大した楽しみはなく、成長も感じられず、ワクワク感がなかったりする。

 

本来自分がしたいことをせずに、外部の情報という刺激でなんとなく感情を満たしながら生きるという感じになっていくわけなんだ。

 

帰る場所を持つって、具体的にはこういうこと


 

 

例えば、ここに「カッコイイのが大好きな男」がいるとする。

 

カッコイイのが大好きなのであれば、カッコよくなる活動について考えていればいい。

 

例えば、運動、食事、勉強、スキルアップなどなどのことで1日を埋め尽くしていれば、それだけで日常はワクワクに満ちている。

 

なんだけど、例えばスマホを適当に触っていると、たいして好きなわけでもないけど知っている有名人に関するニュースが流れる。

 

見てみると、色んなコメンテーターがコメントをしていて、

めっちゃ面白いわけじゃないけど、まあとりあえずなんとなく感情は満たされる。

 

本来はカッコイイにどんどん近づいていく活動をしたいわけだけど、

ニュースを眺めているうちにフォーカスが薄くなり、なんだかやる気が下がってくる。

 

結果、適当にスマホをシュッシュしている間に2時間ほど経ってしまい、自己嫌悪。

 

自己嫌悪の状態に陥ると余計に気分が上がらず、あまり何もする気が起きなくて、満たされない気持ちをまた情報で埋める。

 

気づけばそんな感じで1週間が経過していて、あまり何かができたという実感のない毎日が続いていくわけなんだ。

 

ただ、ニュースを見たときに【帰る場所】があればどうなるか。

 

「これを見ることは自分の願望じゃない。自分の願望はカッコイイにあるから、ジムに行くことこそが自分の人生を生きるということだ」

 

と思い直すことができる。

 

帰る場所があるからこそ、意識を整えることができて、自分にとって大事なことに人生の貴重な時間を使うことができるんだね。

 

そして、それこそが「【現代版】続けるスキル」であり「充実した毎日を生きるために必要なスキル」なわけなんだ。

 

情報が多い、スマホで暇つぶしができる、惰性で生きてもある程度楽しく生きられる、そんな時代に必要なのが【帰る場所】を作ること。

 

それはつまり、自分の人生において大切なことは何なのかを明確にすること。

 

そこが明確になれば、何があろうがどんな情報を得ようが、やることは変わらない。

 

これをやればいい、それが自分の幸せにつながることだから。という感じで、やることがシンプルになっていく。

 

意識がシンプルになる。

 

シンプルになるということはフォーカスが強まるということであり、フォーカスが強まれば、やる気意欲情熱も強まる。

 

結果、毎日にワクワク感も出てきて楽しくなっていく。

 

 

なのでぜひ、【帰る場所を作る】ということに取り組んでみてほしいと思います。

 

 

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