毎日が退屈だ…を解消する秘策。停滞感を打破するメンタルトレーニング。

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YouTubeや漫画、スマホゲーム、SNSなど、確かに時間を潰すものはたくさんあるんだけど、どこか退屈感がある。

 

もっと生き生きした感覚、ワクワクした感覚。そうしたものが欲しい。

 

どこか心の中で感じている停滞感を打破したい。

 

今回の記事は、そういう人向けの記事になります。

 

個人的な話になってしまうけれど、年々、月日の移り変わりが早いなあと感じます。

 

気づいたらどんどん年齢を重ね、体力の衰えを感じることも出てくるのかもしれない。

 

今はテクノロジーが発達して、自分がそこまでやりたいと思えるものじゃなかったとしても、何となく楽しいものが増えた。

 

その結果として、自分の願望が見えにくくなっているのかもしれず、見えなかったとしても、なんとなく楽しい。

 

ただ、この「なんとなく楽しい」だけでは、つまらない。退屈だったり、停滞感だったり。

 

さらに言えば、年齢をさらに重ねていったときに「これで良かった」の心の底から思えるか。

 

そう自分に質問したときに、「どなんか、どーなんか?」という答えが返ってきそうな。そんな気がする。

 

じゃあ、どうしたらいいのか。

 

どうすれば退屈や停滞感から抜け出せるのか。

 

この記事では、そんなことについて書いていきます。

 

 

日常をもっと楽しむ方法


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まず、よく言われるのは、

 

レジャーに出かけよう!

非日常を体験しよう!

 

というもの。

 

ふむ。休みである土日を楽しくしよう、というものだね。

 

その意見は確かに良くて、土日が楽しいことは重要だ。

 

夏だったらバーベキュー。冬だったら、なんだ?スキーかな。温泉もいいね。

 

そういうレジャーに出かけ、遊び、楽しむ。

 

素晴らしい。

 

ただ、この記事を読んでくれているあなたは共感してくれるかもと思うんだけど、

 

土日が終わった後の、むなしさ。せつなさ。

 

そういうものが自分の中で広がることがある。

 

それはただの寂しさなのかもしれないのだけど、

もっとこう、平日も充実させたいというか、日常を充実させたい。

 

日常を楽しいものにしたい、という気持ちがある。

 

それはつまり、仕事の時間や、仕事終わりの日常。

 

そういったところで満足感を感じたい、ということなんだと思う。

 

もし、同じ思いを持っているのなら、ここから先、

 

一緒に「どうすれば【日常】を楽しめるか?」を考えていこう。

 

ゲームの楽しさから見出す「退屈から抜け出すコツ」


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よく例で出すんだけど、ゲームって楽しい。

 

なぜ楽しいか。

 

もしくは、なぜゲームはつまらなくなってしまうのか。

 

つまらなくなる理由に関して言えば、2つ。

 

難しすぎるか。

 

簡単すぎる、つまりすでにクリアしてしまった。からだ。

 

自分たちの日常と擦り合わせて考えてみると、すでにクリアしてしまった、というのは似たような状況になりうるんじゃないかな。

 

 

例えば、仕事も、何年もやっていれば「同じことの繰り返し」になることが多い。

 

もしサラリーマンであれば、頑張った分の報酬がもらえるわけでもないケースも多く、

 

余計に「これ以上やる理由」が見つからず、同じことの繰り返しに陥るケースが多いわけだ。

 

ただ、ゲームで考えたときに、例えばスーパーマリオブラザーズをやっているとして、

 

一度クリアしたステージをもう一度やりたいと思うか。

 

やらん。

 

「もうええやろ…」と感じる。

 

一度クリアしたら、次に行きたい。

 

次のステージをやらせてくれ!と叫びたくなるよね。

 

ここで一つ重要なことは、

 

同じステージを何度も繰り返していることが楽しくないのであって、スーパーマリオブラザーズが楽しくないのではない

 

 

ということ。

 

次のステージへチャレンジできるのであれば、まだまだマリオは楽しめる。

 

だけど、次のステージに進まないからマリオを楽しめないでいる。そういうことなんだ。

 

停滞感を感じる仕事にワクワクを感じる方法


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よし。

 

マリオの話は一旦置いておいて、仕事の話に移そう。

 

仕事においても、

 

仕事が楽しくないのか?

自分が次のステージに進まないから楽しくないのか?

 

ここは一考の余地ありだ。

 

もしも次のステージに進まないから楽しくないのであれば、

今の仕事のままでもまだまだ十分楽しめる、ということになる。

 

実際、別に仕事を転々としたいわけじゃない、というケースだってある。

 

仕事を変えたい場合はいいけど、別に今の仕事以外に熱を感じるものもなく、

 

むしろ今の仕事をしながらさらに熱量を上げたいケースだってあるはずだ。

 

もしくは、以前のような熱を取り戻したいということだってある。

 

 

例えば、筋トレYouTuberが最近大活躍だけど、彼らはもう何年も筋トレを続けている。

 

初心者からしたら新鮮だけど、本人たちからしたら筋トレ自体に新鮮さはない。

 

常に新鮮さを求めて生きるなら、筋トレはもうやめる、ということになる。

 

でも、新鮮さを感じないからやめる、ということを本人たちは望んでいるのか。

 

新鮮さを感じなくなったら「やめる」ことでしか、人生を楽しむことはできないのか?

 

 

答えは、ノンノン、だ。

 

それはスーパーマリオブラザーズの話からもそうで、マリオが面白くないのではない。

 

同じステージを繰り返しているから面白くないんだ。

 

基準を上げることでワクワクを取り戻す!


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じゃあ、具体的に「次のステージ」とは何なのか。

 

ここは、人による部分もあるけれど、分かりやすく言えば、「基準を上げる」ということになる。

 

先日、学校の先生と話すことがあった。

 

そのとき、彼は言った。

 

「学校の先生という職業について、考えてるんだ」

 

「ふむ」

 

「学校の先生って公務員だから、どれだけ頑張っても給料って上がらないんだよ」

 

「そうだね」

 

「もちろん、給料目的でやっているわけじゃない。給料という形じゃなくてもいいんだ。ただ、自分が頑張った分だけ報われる何かが欲しいと感じている」

 

「なるほど」

 

「つまりだ。自分はすでに学校の先生をやって、何年も経つ。もう大体1年間をどう過ごせばいいかも分かったし、流れも分かった。

こなせばいいだけなら、こなしていける力はついた。

でも、そうなって初めて、自分がどこに向かえばいいのか。

何に向かえばいいのか分からなくなってしまったんだ」

 

そんな話だった。

 

彼は「次なる目標が見当たらない」「どこを目指していいのか分からない」状態になっていた。

 

そんなときにも「基準を上げる」ことが役に立つ。

 

 

例えば、極端な例で言うと「世界一の授業って、どんなだろう?」と考えてみる。

 

世界一の授業ができる先生になってみよう!そう考えてみる。

 

 

この目標は、ゲーム。

 

 

自己否定や、承認を求めて高い目標を設定しているわけじゃない。

 

それが楽しいから、そうしているだけ。

 

ゲームを楽しむように


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ゲーム感覚でクリアを目指してみる。

 

ゲームというのはそれ自体を楽しむことが目的。

 

「世界一の授業」に関しても、外野から「何のためにそこ目指すんですか?」と聞かれたら、

 

「え、楽しいからだよ( ̄▽ ̄)」と答えればOK。

 

ドラクエをやっている人に「何のために竜王を倒そうとするんですか?」って聞かれたら、

「え、楽しいから( ̄▽ ̄)」と答えるよね。

 

意味なんてないし、理由も別にいらない。

 

それが楽しいから、そうするだけ。

 

もちろん、使命感や目的があっていい。

 

それらがダメということじゃないし、取り組んでいるうちにそうしたものが見えてくることもある。

 

ただ、そういったものを持たなければならないわけじゃない、ということなんだ。

 

そういったものがなくても、世界一を目指していい。

 

そういったものがなくても「いや、世界一の授業できたら、良くない?」「面白くない?」「ワクワクしない?」とパリピ感覚で取り組んでもいい。

 

まじパリピだ。

 

楽しいからやっている、というのは科学的にも最高のモチベーションになることが分かっている。

 

ゲームを人がとことんやれるところからも、体感的に分かるよね。

 

「楽しい」の威力は。

 

話を戻して、

 

「世界一の授業」

 

と考えたときに、それではあまりにも抽象的すぎる。

 

世界一とは何なのか。

 

そこを自分なりに定義していかないといけない。

 

もうすでに、そこからゲームはスタートしている。

 

その目標を定めた瞬間から、もしかしたら「TED」でも観ようか、と思うかもしれない。

 

すると、日本語の訳がついていないものがあって、英語でしか聞けないものを発見する。

 

「世界一の授業を作るためには英語を勉強した方がいいのか?」

 

と考え、英語の学習に興味が湧くかもしれない。

 

通勤時間で英語の勉強をPodcastで始めるかもしれない。

 

それまで英語ができないことに課題なんて感じたことはなかったけど、

 

自分の内側の感覚、見ているものが変わることで、新たに課題を発見できる状態になってる。

 

さらに、土日にはセミナーに出かけるかもしれないし、

 

他の先生と「授業改善の話し合い」を始めるかもしれない。

 

他の先生に自分の授業を見てもらってフィードバックを求めるかもしれない。

 

すると、今まで「これでいい」と思っていたけれど、まだまだ伸ばせる余地がたくさんあることに気づき、

 

「なんだ、やることがたくさんあるぞ!」と感じるかもしれない。

 

さあ、今、心の状態はどうだろう。

 

退屈や停滞を感じているか。

 

ノンノン、だ。

 

心は熱に溢れ、やることが山ほどあるぞ!と感じている。

 

授業一つ取っても、

 

自分の話し方、生徒を飽きさせない授業の仕組み、コミュニケーション術、声かけの方法、そのときどきの生徒の状態や個性を見抜く力、コーチング力。

 

上げられる力は、山のようにあることに気づく。

 

山のようにやることがあることが、嬉しい。

 

スーパーマリオブラザースのステージが、山のようにあることに気づくのと同じ感覚。

 

「ええー!まだまだあるやーん!ステージー!ちょっとー!大変やーん!まじ勘弁なんですけどー!もー!やめてー!ほんとにー!」

 

 

と満面の笑顔で叫ぶ感じ。

 

嬉しい悲鳴ってやつだ。

 

この「嬉しい悲鳴」をあげられるということが停滞感打破には必要で、嬉しい悲鳴をあげるのに必要なのが、

 

今までよりも高い基準にゲーム感覚で取り組む

 

ということなる。

 

今やっていることを、より高い基準でやる。ゲーム感覚でやる。

 

そうすれば、退屈や、停滞感から抜け出すことができる。

 

お試しあれ。

 

 

 

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