「競争心」×「自信のなさ」=自分の人生を生きられない

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今日は「ひねくれない」という話を。

ここで言う「ひねくれ」というのは、素直じゃない、正直じゃない、といったニュアンス。

なぜ、ひねくれないことが重要かというと、ひねくれると「自分の望み」からどんどんズレていくから。

よく「ルサンチマン」という言葉を使いますが、ルサンチマンというのを簡単に言うと、

うまくいっていない自分こそがすごい

という感覚。

もっと知りたい方は調べてみてくださいね。

うまくいっていない自分こそがすごいし偉くて、うまくいっているあいつはおかしい

と考える。

ただ、当然、「うまくいく」の定義は人それぞれ違うので、実際にそういう状況はあります。

大事なのは、そう思っているときの心の奥底にある思い。

人生で大事なのは、「自分の望みを実現し、自分の人生を生きること」ですよね。

周りは関係ありません。

ただ、そのことを忘れ、心が周りとの競争状態になると、

とにかく「周りより自分が上でありたい」という思いにフォーカスするようになります。

そのとき、現実に自分の望みが実現していないとして、周りに勝つ、優位に立つことが優先されたら。

ルサンチマンが心の中で起こります。

現実を動かす、つまりは「自分の望みを実現する」ことよりも、「誰かに勝つ」ことが優先される。

でも、現実は望み通りになっていない。勝ててない。

だからこそ、「相手をバカにしたい」という思いが心の中に生まれます。

「精神的優位性を保ちたい」と思い始める。

結果、「相手の欠点を探す。アラを探す。不幸な面を意図的に見ようとする」。

そして、それを見事に発見して満足する。

自分の方が上だ、と。

そういう状態になります。

この状態の何が良くないかというと、結局、自分の人生を全く生きていない点です。

相手と自分を比較し、競争し、しかも正々堂々と競争するのではなく、心の中で相手のアラを探して優位性を保つだけになってしまうのです。

それが人生になってしまう。

それでは、自分の望みは実現しないし、むしろ、意図的に実現しないようになります。

行動し始めるということは、その人の「競争心むきだしの心」の中では、「正々堂々と勝負する」ことになるからです。

でも、正々堂々と勝負できるほど、自分に自信はありません。

負けると思う。

でも、負けたくない。

結果、行動を躊躇する。

正々堂々と勝負する勇気がないから、それでは勝てないと判断したからこそ、相手の欠点を見つけることに精を出し始めたのだから。

ただ、先ほども書きましたが、大事なことは、

自分の人生を生きることであり、自分の望みを実現することです。

周りに勝った負けたではなく、自分が好きなことして、自分が実現したいことを実現して、自分が楽しく生きればいいわけです。

あまりにも心が競争心むき出しで、しかも自分にそこまで自信はなく、正々堂々と勝負する勇気さえなくしたとき、

人の心にはルサンチマンが芽生え、自ら望みを実現しないようになり、不平不満の人生を生きることになります。

勇気があるならまだいいのですが。

私が言っている「自分に価値がある」というのは、浅いレベルで言えば「勇気を持とう」ということで理解されるだろうし、

もう少し深い意味で捉えられる人は「人と比較しないで自分の望みにフォーカスすればいい」と捉えるでしょう。

人と比較しないで自分の望みにフォーカスできれば、失敗もできるし、恥もかけるし、どんどん行動して経験を積むことができます。

自分の人生を生き始めるには、ひねくれず、自分の気持ちに正直に素直になることが必要なのです。

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