さて今回は、筋トレとメンタルの関係性について書いていきます。
筋トレがメンタルに良い影響を及ぼす理由は大きく分けて3つ。
1つ目は、よく言われるものが、ホルモン出る系のやつです。
①メンタル向上ホルモンが分泌される
テストステロン、セロトニン、ドーパミンなどなどのホルモンが出ることによって気分が高まる。
気分が高まっているということはメンタル強くなってるよね、という類のもの。
これがごく一般的に言われるもので、実際に、筋トレは運動なのでやはり運動後は気分が高まるし、
テストステロンとかセロトニンとかそういうのは自分ではわからないけれど「なんだか気分が良い」という感じになる。
筋トレだけでなく、有酸素運動にもそういう効果があって、運動全般において「気分を高める効果」はあると言えそう。
参考文献としては、「一流の頭脳(サンマーク出版)」などに、運動がメンタルに与える影響について詳しく書かれています。
筋トレすることのメンタルにおけるメリットの1つ目は、今挙げた「ホルモンによるメンタル向上」。
ただ、筋トレがメンタルに与える影響はそれだけではなくて、他にもあります。
②自己実現によるメンタル向上(やりたいことやる筋の向上)
2つ目は、
自己実現によるメンタル向上
です。
このブログでよく書くことに、自分にやりたいことをやらせてあげるとメンタル上がる、というものがある。
自分の願望に許可を出し、なりたい自分にならせてあげる、やりたいことをやる、ことでメンタル状態は上がってくると。
逆に、やりたいことを我慢したり、なりたい自分にならなかったり、本音を抑圧したりすると、気分は下がるし自分のことを信じられなくなったりする。
メンタル状態が下がりがちなときは、自分がやりたいことをやっていない、願望の素直に向かっていないことが多いんだね。
自分がカッコイイ体になりたい、美しい自分でいたいという願望があったときに、その願望に素直に向かうことができること。
それがすごく大事で、それができれば日々「ワクワクした気持ち」を感じることができる。
それがまさに「メンタル向上」「メンタル強化」になっているわけなんだ。
【自分はやりたいことをやれている】という感覚になり、それが自信やエフィカシーとなって、筋トレ以外でも人生全般的に「やりたいことをやる」ということがやりやすい自分になっていく。
要は、「やりたいことやる筋」がついてくるということ。
やりたいことをやる力が根本的に上がるので、他のことに関しても「やりたい」と思ったことに素直に向かえるようになる。
そうすると、どんどん自分がなりたい自分になっていくことになって、自己実現することによる状態向上が起こるんだ。
実はカッコイイ体になりたかった。その思いに自分自身が応えてあげてコツコツとトレーニングを重ねる。
結果、着実に自分が理想としている体に近づいていく。そのことを鏡を見ながらまじまじと実感することによって、自分が自己実現していることを感じる。
やってよかった。頑張ってよかった。最高の気分だな、と思う。
そうやって「やりたいことやる筋」がつく。
結果、他のことでもこういう風に自分がやりたいことやっていこう!自分に好きなことをやらせてあげよう!という風に思うようになって、他のことにも積極的になることができるんだね。
他のことに積極的になれれば、ワクワクできる時間が増える。
良い感情を感じる時間が増える。人生に希望を感じられるようになる。
そうやって「やりたいことやる筋」がつくことによって人生に対して前向きで明るい感情を感じられるようになるというのが、筋トレがメンタルに及ぼす良い影響の一つなんだ。
③ やりたいことをやる物理的な体力がつく
3つ目。
3つ目は「実際にやりたいことをやる物理的な体力が身につく」ということ。
これはこのブログを書いているイケジュン自身が実際に体験したことなんだけど、
体の状態が悪い、体力がない、ということになってくると、やりたいことをやることが物理的にできなくなっていく。
例えば、ブラジルに行きたいと思ったとするよね。
ただ、ブラジルに行くとなると「長距離フライト」がある。
具体的には、大体24時間。1日かかるらしい。
しかも、必ずどこかの国でに乗り換えをしないといけない。
となると、肉体的には結構ハードだ。
ただ、やりたいことを考えるとき、あまりこういった具体的なことは考えられないことが多い。
ブラジルに行くというそのことにフォーカスする。
それは大事なことではあるのだけど、一方で、体力、健全な肉体というのも現実的に必要になってくる。
もしも体の状態が悪い、肉体面が不調であるということになれば、長時間のフライトが億劫になって「ブラジル行きを諦める」ということだってあり得る。
ブラジルに行きたいという気持ちは紛れもなく本物だけど、そのプロセスにおいての肉体面の問題によってやりたいことをあきらめてしまうわけだね。
実際、自分自身も、体力面、肉体面で大きな課題を抱えたことがある。
当時からブログを毎日書いていたんだけど、会社に出勤するわけじゃないから家で仕事ができる。
カフェに行くとなっても、移動は車。
基本的に車で移動する毎日を送っているので、歩く必要がない。
家を出るとき、カフェの席につくとき、車に向かうとき。そういったごくごく短い区間しか歩く必要がない。笑
当時、まだまだ肉体に対する意識が低くて、その状況に特に問題を感じてはいなかった。だから、その毎日をず〜と続けていた。
そうすると、だんだん集中力や持続力が落ちてきた。
今までだったら数千字文章を書いても何の問題もなかったのに、だんだんとしんどくなってくる。
書くことがしんどくなってくると、書き始めが遅くなる。
一文字目がなかなか書けず、時間が刻々と過ぎていく。
要は、パフォーマンスがじりじりと落ちていって生産性も下がってしまったんだね。
結果、文章を書くことはやりたいことだったはずなのに、肉体面の衰えによってやりたいことができなくなっていった。
実はこういうことはよくある。やりたいことをやるというのは「行動すること」であり、行動するには肉体がベースにある。
色々と例を出せば、YouTuberになりたい!と思ってYouTubeの撮影を始めたとする。
始めてみると分かるけれど、YouTubeの撮影をするのはそんなに楽じゃない。
色んなことを考えるし、話すのも一発でうまくいけばいいけど、うまくいかずに撮り直すことだってある。
もしも自分で編集をするなら、撮影が終われば編集作業が待っている。
ここにも集中力が必要で、やってみると意外に疲れる、意外に体力を使う、ということが分かってくる。
何をやりたいにしてもベースとなるのは肉体であって、肉体が弱まれば全てのパフォーマンスは低下してしまう。最悪、やりたいことをやれなくなってしまう。
そういう意味で、筋トレはベースとなる体力や筋力の強化という意味で非常に重要になってくるんだね。
筋トレをすると体力もつくし、集中力も上がってくる。肉体のベースが強くなってきて、少しのことで疲れなくなったり、集中力を維持することができるようになってくる。
ジムに行く習慣ができれば、トレーニングを重ねるごとに筋力は上がり、ベースが上がることによって好きなことややりたいことに取り組む量も増やせるようになる。
そうすると、さっき書いた「自己実現」においても良い影響が出てくる。
やりたいことをよりやれるようになることで、自分のメンタル状態も上がってくるんだね。
やりたいことをやれれば、メンタル的にワクワクする時間が増えることになる。
楽しいこと、面白いこと、テンションの上がることを考える時間が物理的に増える。
結果、メンタルの状態も上がってくるわけなんだ。
筋トレがメンタルに与える効果まとめ
まとめると、筋トレすることによるメリットは3つある。
1つ目。
ホルモン分泌によって気分が良くなること。
2つ目。
やりたいことをやる筋が身について、自分の願望に許可を出し自己実現することで、自己実現している喜びを感じて気分が良くなること。
3つ目。
物理的な体力がついて、やりたいことを実行しまくれる自分になれること。
この3つの効果が作用して、メンタル状態はどんどん上向いていく。
なのでぜひ、筋トレ、運動、もしくはヨガなどの肉体系のアクティビティを毎日に取り入れてみてもらえればと思います。
動画でも話しているので、よかったら。
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