さて今日は、「全てをモチベーションに変える」というテーマで書いていきましょう。
これは特に、何か嫌なことがあったとき、望まないことがあったときに有効なメンタルの整え方になります。
全てをモチベーションに変えるとは、
矢印を目の前の相手に向けるのではなく、矢印を自分の人生に向ける
ことで可能になります。
全然よくわからないと思うので解説していくのですが、
例えば、恋愛で相手に全く相手にされなかったとします。
そのとき、矢印を相手に向ければ、「ムカつく！」と思ったり、相手に怒りの感情が出てきて、
昨日の記事でいう「執着」につながることもあります。
それが矢印を相手に向けるということです。
今回お伝えしたい「矢印を自分の人生に向ける」とは、そもそもなぜ相手にされないという現実がきたのか？を考え、
もし仮に、自分自身にものすごく魅力があったり、メンタル状態が良かったり、例えば収入がすごくあったりした場合、
相手は今回のような扱いを自分にしただろうか？と考える思考法です。
例えば他にも、自分の商品を営業したのに全然売れなかったとしましょう。
そこで相手に矢印を向ければ相手にネガティブな感情を感じるかもしれませんが、
もし自分の商品がものすごく価値あるもので、人から「売って欲しい」と言われるレベルのものだった場合、全然売れないということがあるか？
そういう風に考えることが、自分の人生に矢印を向けるということです。
自分の商品が売れないとなると、感情的にネガティブなものを感じると思います。
そんなことは起こってほしくないですよね。
売れない、相手にされないという現実が来たとき、
「こんな現実は二度と体験したくない」
と感じるはずです。
ただ、自分の人生に矢印を向けられるなら、その経験は飛躍のきっかけになり得ます。
そんな現実を体験しないためには、自分自身が進化して、
人から売ってくださいと言われるレベルの商品を作れるようになればいい。
恋愛でも同じで、相手から付き合ってほしい、結婚してほしいと言われる自分に進化すれば、こちらから無理に頑張らなくてもよくなります。
現実が体験したくないものであればあるほど、ムカつくものであればあるほど、
「絶対にこんなことが起こらない自分になるぞ」という決意は強くなります。
コントラストが強ければ強いほど願望も強くなり、それはエネルギーになります。
僕も例えば、失礼なことをされたら、相手に矢印を向けるというよりも、
「まだまだ失礼なことをしてもいいと思われるような自分だったんだな」
と考えるようにしています。
もちろんそこまで深く考えず、「相手の問題だよね」と考え、自分の課題と相手の課題をシンプルに分離することもあります。
自分にとって強いエネルギーになりそうなことについては、あえて自分の人生に矢印を向けて、
自分のモチベーションに変えているというのが実際のところですかね。
恋愛だったら、相手にせざるを得ない自分になればいい、と考えますし、
仕事だったら、売ってほしいとお願いされる商品を作れる自分になればいい、と考えます。
そう考えれば、自己成長への強いモチベーションに変えることができるからです。
相手を責めるばかり、他責の状態ではなかなか自分の人生は変わっていきません。
相手に矢印を向けるのではなく、そういったことが起こった自分の人生に矢印を向け、自分の人生そのものを向上させて、
今後二度とそういったことが起こらないようにしていく。
そういう思考をすると、人生で起きることを全てモチベーションに変えることができるんですよね。
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