YouTubeのコメント欄で、
「他人に感情を乱されないためにはどうすればいいですか?」
という質問をもらった。
基本的に、人は人との関係の中で生きていくもので、どうしても他者からの影響というのは入ってくるよね。
感情の乱れに関しても、他者と一緒にいる以上、もしも他者がネガティブだったり後ろ向きな発言をしたとき、
「その瞬間は」どうしても状態が下がってしまう。
例えば、イケジュンはカフェに毎日行くけど、ときにおばさまがうるさい。
おばさまがうるさいとき、イケジュンも普通に「うるさいな」と思うし、状態も若干下がる。
うるさいもんはうるさい。
これと同じで、
後ろ向きなのは感情下がるし、否定的なこと言われたら嫌だし、嫌われたら嫌だし、命令されたら嫌。
嫌なもんは嫌なわけだよね。
それはもう全然それでOKで、
「うるさいと思っちゃダメだ」
「おばさまを愛さなきゃだめだ」
「おばさまを愛せない俺はダメなんだ」
「ネガティブな感情を感じる自分はちっぽけだ」
なんてことを考える必要はない。
うるさいもんはうるさいのだ。
ただ、そのままの状態だと、他ならぬ自分が損をする。
だから、しっかりと「状態を整えていきましょう」ということ。
状態が一瞬下がることは仕方ないことで、そこをどうこうというよりも、
そのあとちゃんと整えられたらいいよね、と。
おばさまうるさいなと思ったら、
「まあ、おばさまってのは、そういうもんだろう」
と思い直す。
「元気でいいね」
なあんてことを考える。
で、
そっとイヤホンを装着すればいい。
あまりにもおばさまのお茶目がすぎる場合は、
強力なノイズキャンセリング機能を搭載した最新式ヘッドホンを、そっと装着すればいい。
ただ、それだけのことだ。
まあ、今回のイケジュンの場合は、最新機器を駆使できるという意味で特赦なケースにはなってしまうんだけど、
要は、乱れた後に整えることができればいい、ということ。
乱れた後に気持ちを整えるために大事なのは、
他人のとやかくについてそもそも考えないことだ。
他人のことについてずっと考え、そこにフォーカスがある状態、そういう状態から離れればいい。
要は気持ちに切り替えをするということなんだけど、
切り替えるために大事なのは、切り替える先があること。
切り替える先があるから切り替えられるのであって、
そもそも切り替える先がなければ、気持ちを整えるのは難しくなる。
〜〜しない!
じゃなくて、
〇〇する!
というように、〜〜しない!というのは結局は〜〜のことを考えることになるから、
〇〇する!
というように〇〇をしっかり明確にすることが大事。
大事なのは、
今、自分ができること
自分の目的
自分の願望
自分の好きなこと
そういった、フォーカスを向ける先を持つこと。
フォーカスを向ける先がないと、人は人間関係のことをよく考えたり、他人のことを見たり、キョロキョロし始める。
そうしている間に、自分が本来するべきことができなくなる。
そうじゃなくて、
自分が意識を向ける先
をしっかり持って、そこに意識を注ぐようにしよう。
詳しくは動画にて。
メンタルトレーニングについてのさらに本格的な内容は無料メルマガにて発信しています。
LINE@でも最新情報、LINE@限定コンテンツを随時配信中です。
noteも書いています。
YouTubeもやっています。
本も出版しています。
こちら韓国でも出版されました。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!