さて、今日は不安について書こうと思うのだけど、
あまり触れられることが少ないところについて今日は書きたいと思います。
不安が起こったとき、もちろんそれが「空想上のもの」「妄想」であるケースもあるのだけど、
適切で現実的な対処が必要なことだってあるよね。
つまり「行動」が必要なことも普通にある。
例えば、「受験」とかもそうだけど、
不安がある勉強分野があるなら、きちんと「勉強する」という行動を起こしてできるようにしておくことが必要。
それをせずに「いけるいける」と頭の中で繰り返しても、
「その分野の準備は万端ではない」と本当は自分は知っているわけだから、不安は消えない。
でも、現実的にきちんと練習してできるようにしておけば、その不安は消えるよね。
だって、練習して、勉強して、確かにできるようになったわけだから。
こういう風に、不安には、
空想上、妄想上のもので現実的な対処のしようがないし、する必要もないもの
と
現実的な対処をすることで実際になくすことができるもの
がある。
この2つを分けておかないと、現実的な対処が必要なのに何もしないで不安が現実になる、ということになっちゃったりする。
空想上のもの、妄想である場合は、「考えないようにする」「明るいことを考える」でいいのだけど、
現実的な対処が必要なことに関しては「行動」することが必要になる。
受験だったら、不安な分野があるなら「不安をどう和らげればいいですか?」と質問する前に、
そこを勉強すればいいだけ。
勉強するという具体的な行動を面倒くさがって、
頭の中、心の中のことだけで対処しようとするその姿勢と向き合う必要がある。
これ、よくあること。
勉強するのがめんどくさい、勉強するという行動を起こすエネルギーがない。
だから、頭の中、心の中のことだけでなんとかしたいと思う。
でも、勉強するという行動を取り、不安な分野を実際にできるようにするという根本的な対処はできないから、その不安は消えないわけだね。
そうならないためには、今の不安に関して、
空想上、妄想上のことだから考えないようにすることが大事なのか、
具体的な対処という形で行動を取ることが大事なのか。
ここを判断できることが大事。
ただ、行動するエネルギーがあるメンタル状態、身体状態にないと、
人は行動が必要な場面でも、思考や心のことで済まそうとする傾向にある。
だから、実は、
行動を起こせるくらいに心身が整っていること
が不安を和らげるためには大事だったりするんだよね。
というのも、
自分は行動が必要な場面だったら行動できるという自信を持てる
から。
その自信があると、不安がきたって自分は適切に対処できる、と思える。
行動できる余裕が自分にはあると知っているから。
結果、不安が強くならないわけだよね。
やれることをやればいいだけだし、
やる必要があることをやれるだけの心身が自分にはある
と思えることが、すごく大事なんだ。
だから、日々淡々とメンタルもフィジカルも整えていくと良いんだね。
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