さて今回は、
このままではなくて何かを変えたいとは思うけど、イマイチ動き出すエネルギーやヤル気が湧いてこないとき、どうするか?
について。
何となくね、このままでは終わりたくないとか、なんかしたいな〜とは思う。でも、一歩踏み出すまではいかない。
そこまでの情熱らしきものはない。笑。
そんなときってあるよね。
かといって、今のままでずっといいというわけでもなく…あー、自分で矛盾してるの分かるわあ、、みたいな。
じゃあやれよ!とツッコミたくなるし、いや思う存分遊んでダラダラしたらいいんじゃないか、みたいな意見もある。
どっちなんだおれは。
やりたいのか、やりたくないのか。
まじどっちが謎。
世界七不思議。
と感じたときの対処法について書いていこうと思う。
やりたいことをやるにもエネルギーがいる
まず大前提として、どれだけ好きなことだったとしても、やりたいことだったとしても、
行動を起こすにはエネルギーがいるし、大変というか労力がかかることは普通にある。
ここを押さえておくことはすごく重要なところ。
ここを押さえておかないと、
ちょっとしたことが「ヤル気を下げる要因」になっちゃうんだよね。
何となくイメージ的に「好きなことをする」「やりたいことをやる」って大変なことが一切ない、労力がかかることが一つもない、みたいなイメージってないかな。
例えばイケジュンは執筆、文章を書くのも好き。
だけど、それが大変じゃないかというと、肉体的には大変だったりするわけだよね。
書くのにはエネルギーがいるし、体力もいる。
書くこととNetflixを観ること、どっちが楽かと言えば、まず間違いなくNetflixの方が楽だ。
だから、楽をすることだけ考えるなら、書くことは「やりたくないこと」になってしまう。
他にも、旅行に行くのだってお金がかかるし移動も体力がいるし、手続きとかもある。めんどなことだってあるはず。
言葉が通じないとかね。
そういう風に、「エネルギーがいる」「めんどくさいことも中にはある」「労力もかかる」ということを受け入れることができないことで逆にヤル気が下がることがある。
エネルギーがいる、労力がかかる、めんどくさいことがある、そういったことに滅法弱くなっちゃうんだよね。
それらを受け入れずに拒絶するからこそ、ダメージを受けやすくなる。
そういうこともあるもんさと受け入れ、受け流し、問題にしない。
その力があれば、大してダメージは受けない。
でも、その力が弱いと、一つ一つのことに大きく反応しちゃって、「こんなのヤダ!」と思いやすくなってしまう。
すると、やる気が低下してしまうので、
「動きたいとは思うけど、なんかやる気出ない、いまいち情熱湧かない」という風になってしまうわけなんだ。
好きなことをする、やりたいことをやる、ということがあまりにもファンタジーになってしまったとき、そういうことってよく起こる。
好きなことをやっている、やりたいことをやっている人をその目で生で見たことがない、
そういう人と実際につながったり、日々日常的にやっていることを直接見たことがない。
なんとなく本で観た、YouTubeで観た、という情報レベルだけで知っていると、そうなりやすい。
なぜなら、リアルを知らずにファンタジーで生きているのに、本当にやろうと思ったときにはリアルが一気に押し寄せてくるから。
ファンタジーで生きている人に、それはきつい。
例えば、昔、受験勉強を教えていた頃、「偏差値40なんですけど、東大に行きたいです!」という人がいて、
「だったらこれくらいの勉強が必要です」とメールしたら、メールが返ってこなくなっちゃった。
要は、そういうこと。
例えば、YouTuberなんていうのも、作品自体はキラキラしている面白いものだけど、
撮影のリアルとか、アイデアを考えることとか、編集とか。こういっためんどくさい部分があってこその、作品なわけだよね。
YouTuberからすれば日常はアイデア出し、撮影、編集作業になってくるわけで、そこがリアル。
そして、そのリアルを生きるにはエネルギーがいるし、体力がいるし、めんどくさいことだってある。
そこを見て見ぬフリをすればするほど、人はやりたいことをやるときにヤル気をなくす傾向が出てくる。
というのも、ちょっとめんどくさいこと、大変なことが出てきたらすぐに「やっぱりこれじゃないかも」と思ってしまうから。
ちょっとしたことでヤル気が低下するからこそ、行動を起こすことができないし、起こしたとしても立ち止まってしまう。
立ち止まってしまうとリズムが生まれないから、なかなか気分も乗ってこない。
結果、続かない。
実際に行動を起こすというのはファンタジーじゃなくてリアルだから、リアルをよく知る必要がある。
リアルは、エネルギーや体力が必要になる。健全なフィジカルだって必要だ。
リアルになればなるほど、そういうことを体感するようになり、そこを受け入れることができるからこそ、ちょっとしたことでやる気が下がらなくなる。
「まあ、そんなもんだろう」と思えるから。
動き出す意欲が湧かないときの一つの対処法は、実はこの「リアルを知る」ことだったりするんだよね。
あんまり言われないところだと思うんだけど、でも実際にはそこでつまづいてしまっている人は多いんじゃないかな、と思う。
実はやってみたいこととか、これやってみようかな、と思うことがある。
でも、それをやったときに必要であろうエネルギーや労力を出せる気がしない。
出せる気がしないから、やってみたいことを実行に移せない。
そういう状態。
そういう場合に大事なのって、
自分のエネルギーが根本的に高い状態でいることと、取り組むハードルを下げること。
根本的なエネルギーを高めておいて、ちょっとのめんどうなことや難しいことでも別に問題ない状態を手に入れていく。
同時に取り組む際にはハードルを下げることで取り組みやすいようにする。
エネルギーを上げることと、ハードルを下げること。
この2つができれば、やってみたいことに取り組みやすくなる。
で、取り組んでみたらヤル気もあとからついてくるんだよね。
やりたいことをやるということは、エネルギーが必要だし、労力がかかることだってある。
まずそれを受け入れる。そんなもんさ、と。
そして、高いエネルギーを手に入れて、そういったことによってヤル気が下がらない自分になる。
それくらいできますよ、という自分になる。
そして、取り組む際にはハードルを下げて、とことん取り組みやすいようにする。
その力をトレーニングしていくことが、一つの「このままは嫌だけど動き出す意欲も湧かないときの対処法」になります。
他にも、
自分の価値観や願望を明確にすることなど、大切なことはいくつかあるので、今後また書いていきたいと思います。
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