さて今回は、願望や目標に向かって行く中でなんだか気持ちが乗らなかったり、
やる気が出なかったりしたときの対処について。
気持ちが乗らないときって、実はまだうまく言語化できていない、なぜそうなっているのかが分からないものもあって、
今回の記事ではあまり一般的に言語化されることが少ないところを書こうと思っています。
願望や目標に向かう中で気持ちが乗らない一つの原因は、
「毎日に手応えを感じられないこと」だったりします。
例えば、数字目標なんかを掲げているときって、「手応え」というのは「数字」ですよね。
でも、ネットの活動を続けている自分からすると、
数字ってそこまで一気に上がるものではない。
もちろん人によってはそんなこともないのですが、
一般的には、一気に跳ね上がるというのは確率的には低いわけですね。
そうすると、もしも「手応え」が「数字」だけだったなら、
毎日の活動の中でそう簡単に数字が上がるわけではないので、
手応えを感じることができない、ということになります。
そうやって手応えを感じられない日々を過ごすと、どうなるか。
「自己効力感」と呼ばれる、
自分はできる!という感覚が弱くなってしまいます。
なぜなら、日々できる!できている!という感情を感じることができていないから。
むしろ、できていない、ダメだ、という感情を感じることになる。
結果、高い目標や願望はあるけど、毎日の取り組みを続けることが難しくなってくるわけです。
人と自分を比べることも「自己効力感」を下げる原因になることが多いのですが、
それも自分のできていること、やれていることではなく、
できていないこと、ダメなところにフォーカスが向かいやすいからです。
人と自分を比べることでさらに「手応え」を感じることができなくなっていく。
結局、活動を続けられる、取り組みを続けられるのは、
「毎日に手応えを感じられるから」であり、
そういう意味で毎日が楽しいからなんです。
じゃあ、どうすれば手応えを感じることができるのか?
もちろん数字が順調に伸びていて、そこで手応えを感じられるならそれでOKです。
ただ、手応えというのは数字だけから感じるものでもありません。
「自分の成長」も一つの手応えとして有用です。
自分の力が伸びていること、技術が向上していること、能力が上がっていること。
それらは「自分でコントロールできること」なので、自分の成長に意識をフォーカスさせると手応えを感じやすくなります。
さらに、「貢献感」も有用。
人に貢献するというつもりで活動する。
目の前の一人を大事にする。
数字ではなく、生身の人に対する思いを持って取り組む。
特にこれは仕事において重要なメンタリティになります。
自分が人気者になることにフォーカスするのではなく、自分の力を他者に貢献するために使う。
その心の状態で活動する。
結果、人気者になる、とか。
なるかもしれないしならないかもしれないですが、なる可能性は十分にありますよね。
自分の活動を貢献感を持って取り組むことで、毎日に手応えを感じる。
手応えを感じているから続けることができる。
結果、人気者になる。
でも、本人としては人気者になるかならないかはどうでもよいことで、毎日手応えのある日々を過ごしていること自体が幸せである、というような感じ。
この「毎日に手応えを感じる」ということが本当に大事なことなので、
自分の成長や、貢献感、といったことを意識してみてほしいと思います。
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