体がボロボロだった筋トレ初心者時代に、心の状態を高める方法に気づいた話。

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今日も朝からランニングをして、午後からはジムで筋トレをしました。

 

今日は筋トレのときに学んだ「メンタルの話」をしたいのですが、

 

僕には筋トレの師匠がいまして、その師匠に最初に教わったのが、

 

【意識することの大切さ】

 

 

でした。

 

トレーニングをするとき、

 

例えば背中を鍛えたいなら、背中の筋肉を「使う」必要があります。

 

使うから、筋肉がつくわけですね。

 

でも、自分がつけたい筋肉とは違う筋肉を使ってしまうことがあって、

 

本来、背中を使うべきところで腕を使ってしまうことがあります。

 

初心者の頃の僕は、師匠と、こんなやり取りをしてしました。

 

「今日は、背中のトレーニングですね。こうですか?」

 

「違いますね。腕で引っ張っちゃってます。もう少し背中のここを意識してください」

 

「これでどうでしょう?」

 

「うーん、惜しいですが、もう少しこのあたりを意識したいですね」

 

「あ、なるへそです!

ありがとうございます。

 

完全に分かりました!

 

こうですね!?」

 

 

「あ、全然違います」

 

 

「ぎゃーす( ̄▽ ̄)」

 

ということを繰り返していたわけです。

 

頭では分かっているのですが、

知識はあるのですが、

実際にはできませんでした。

 

というのは、必要なところに力を入れる神経が発達していなかったからです。

 

どういう風に力を入れればいいのか、

感覚が分からなかったんですよね。

 

【今まで背中を使うなんてことがなかった】ので、

うまく使えなかったわけです。

 

【過去からの習慣】として背中より腕を使う機会が多かったので、

 

どうしても腕を使いたくなってしまう。

 

背中を使っているつもりが実は腕を使っていて、

 

背中のトレーニングの翌日、

 

腕が筋肉痛

 

 

ということが起こっていました。笑

 

もし、トレーナーが横についていない場合、

 

【過去からの習慣】の影響を無意識に受け続け、

 

腕を使い続けていたはずです。

 

トレーナーが横から、

 

「あ、今、腕に意識がありますよ。

そうじゃなくて、背中、ここを意識してください」

 

 

と言ってくれたから、

 

過去の習慣に囚われていることに【気づく】ことができた。

 

気づけたからこそ、修正ができた。

 

ここはすごく重要なポイントです。

 

過去からの習慣は無意識に顔を出してくるものなので、

 

なかなか自分で「気づく」ことができません。

 

気づけなければ、修正もできない。

 

結果、変われない、のです。

 

 

例えば、あるきっかけ(トリガー)があって、

 

そこから悪い状態が続くことってないでしょうか?

 

そのときよく起こっているのは、

 

そのきっかけから「過去の感覚」や「望まない感覚」にアクセスし始めた、ということ。

 

それが「無意識」に起こっているわけです。

 

気づかない間に、無意識に望まない感覚にアクセスし、

 

そこからの【修正】ができなくなった。

 

背中のトレーニングなのに、

 

過去に使い慣れていた腕を無意識のうちに使ってしまっている、のと同じ状況です。

 

そのとき大事なのは「気づく」ことなのですが、

 

自分の意志の力ではなかなか気づくことが難しいのが実際のところです。

 

なので、状態に波が出たり、変われたと思ったのに元に戻ったり、

を繰り返してしまうことになります。

 

そういうところをグルグルしてしまうと、

 

だんだん「自分は良くなれないのでは…」という思いが芽生えることがあります。

 

例えば、筋トレの例で言うと、

 

背中に意識を向けられず腕を使い続けてしまうことを繰り返した結果、

 

「もう、ダメだ。

自分は背中の筋肉をつけられない。

他の筋肉はつくけど、背中だけはつかない。

生まれつき、そういう肉体なんだ」

 

という、謎の【背中の筋肉だけひ弱理論】に行きついてしまう、みたいな感じです。

 

かなり、なぞなぞな理論が自分の中で構築されてしまい、

 

良くなることを諦めてしまうわけですね。

 

実は、

 

・自信を持てない

・人と比べてしまう

・ご機嫌でいられない

・他者の評価が気になる

・良い状態で行動できない

・成果が出ない

・十分なお金が入ってこない

・やる気が維持できない

・コミュニケーションの課題

・恋愛、パートナーシップの課題

 

 

これらも全部【同じ話】なのです。

 

【背中の筋肉だけひ弱理論】はさすがに冗談として受け止めやすいですが、

上記のことについては、「良くなれない」とリアルガチに思ってしまいやすいんですよね。

 

ただ、ここが面白いのですが、

 

メンタル的に効果的な意識を繰り返していると、

 

だんだんとできるようになってきます。

 

やればやるほど、楽にできるようになってくるんですよね。

 

最終的には、特別意識しなくても自然にできるようになってきて、

 

自分のものになるときが来ます。

 

できたところを見たり、

成長に目を向けたり、

分離して考えたり、

ご機嫌な状態を保ったり、

時間軸を広げて未来に視点を向けたり、

最高の未来に至るプロセスと考えたり、

 

というのは実は少し高度な脳の使い方になっていて、

最初の頃は意識する必要があります。

 

だから、頭で分かっていてもできない、とか、実践が難しい、

ということも起こりやすくなります。

 

それは「起こって当然」なのです。

 

 

しかし、意識しているうちにだんだんと、

 

「成長につながって良かった」

「明るい未来へのプロセス」

「自分はここができている」

「相手のここが素晴らしい」

「自分の価値は変わらない」

 

と感じられるようになってきます。

 

それができるようになったとき、

心から自分が望む人生を手に入れることができるんですよね。

 

 

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