筋トレがブームになり、色んなところで筋トレの話や映像に触れるようになりました。
そのブームは今も続いているのだと思いますが、安定してきたところもあるのかなと。
ブームのとき、ブームが盛り上がっているときって「やってみよう」という気持ちになりやすいわけで、
始める人も多いし、それは良いことだと思います。
ただ、一つあるのは、ブームをきっかけに始めるということは、
「周りがやっているから」という動機で始める部分を抱えることになります。
動機付けの多くが自分中心ではなく、他者中心になっているということがあり得るわけですね。
するとどうなるかというと、周りがやらなくなったらやめてしまいやすくなるのです。
周りがやっているからやっている、ということは、
周りがやめたらやめる、ということにつながります。
仕事選びでも何でもそうなんですが、そのときブームの仕事とかってあるんですよね。
今だったらプログラミングとかもその部類に入るのかもしれませんが、
周りがやっているという理由で始めると、周りがやめたらやめる、が起こりやすくなります。
周りがやっていないとなると、喜びや意味を感じられなくなってしまう。
つまり、社会の空気や情報が常に人生を主導権を握っていることになるわけです。
また、自分の根源的本質的な喜びともリンクしていないので、
仕事をしているときも大した充実感がないということもあります。
ブームだからやってみる、というのは非常に良いことなのですが、
そこから「継続」するためには、
【自分の本質的な喜びから行動する】
というステージに行く必要があります。
本質的な喜びから行動している人にとって、ブームかどうかは関係ありません。
ただやりたいからやっているのであって、
たまたまやりたいことがブームになっているというだけのこと。
それ以上でもそれ以下でもなく、何だか盛り上がっていて楽しいし認められるのは嬉しいけど、
自分が行動する本質的な原動力になっているわけではありません。
僕が筋トレを始めたのは、ブーム前夜。
これからブームになるのではないか、何だか熱い気がする、来る予感がある、という段階でした。
これまでやってなかった人がだんだんとやり始める初期の段階。
なので、日々を重ねるごとにやる人は増えていきました。
どんどんブームになっていくわけです。
「周りがやり始めているから、やってみようかな」という強い空気感の中にいたことを覚えていいます。
ただ、そのとき細かく自分を観察していた部分がありました。
「ブームだからやっているのか?本質的根源的な喜びからやっているのか?」
ここは自分にとっては非常に重要なところで、
もしブームでやっているなら周りがやめ始めたときにやめてしまう。
だけど、本質的根源的な喜びから筋トレできたなら、
継続でき、人生の充実度や幸福度も高まるだろう、と思っていました。
ブームの中にいるとき、
自分がどういう原動力でやろうとしているのか判断が難しくなります。
やってみようという感情自体は出てきているわけで、すでに感情は昂っている。
だったらその感情に素直になればいいじゃん、という声も聞こえるところで、
ただ僕自身はそこで、
「その感情の出どころは何だ?」
というところを考えているわけです。
めんどくさいと思われればそうかもしれませんが、
自分の進路、仕事選び、キャリアを考えるときにも、すごくそこを大事にしてきました。
人一倍繊細に感じながら選択をしてきていて、それが功を奏しているのです。
僕は継続が割と得意ですが、継続が得意というのは何を意味するかというと、
【自分の本質的喜びから行動することが得意】
ということだと思っています。
こう言う人はあまりいないかもしれませんが、
僕はそういう風に自分の中で言語化しています。
それはつまり、
自分の内側にある喜びから行動しているのか、
それ以外の外的要因から行動しようとしているのか、
【その判断が得意である】ということです。
筋トレに関して言えば、
「これはブームだからやっているのではなく、自分の本質的なところや大事にしている価値観から生まれる喜びにもとづいてやれている」
ということが分かりました。
すると、実際に今も週3回ほどのトレーニングを安定的に継続することができていて、
日々の充実度も高まり、体力がつくことで疲れにくくなりました。
一昨日も徹夜でボドゲや人狼をやって遊んでいたのですが、普通に起きていられますし、
2〜3時間寝ればとりあえずスッキリしていて、
その日普通に7〜8時間寝れば翌日からベストパフォーマンスで仕事ができる状態です。
思う存分、心置きなく遊び尽くすことができるフィジカルである、というのは僕にとって非常に大切なこと。
フィジカルが原因で人生を楽しめないことは、最も避けたいことです。
以前であれば、そもそもそこまで起きていられず、頭痛に見舞われ、
遊び終わってから少なくとも3日は引きずっていたと思います。
生活リズムの乱れが3〜7日間ほど影響を与えてパフォーマンスを発揮できなくなるくらい、
フィジカルの状態は良くなかったんですよね。
そうで在りたくない、思う存分人生を楽しみたいという深い部分で感じていること、
筋トレがその部分を改善してくれるという認識が重要で、その認識も継続に役立ってくれています。
充実した人生を生きるためには、
自分の今の原動力が、自分の内側から来るものなのか、外側から来るものなのかの判断が重要です。
継続ができないという場合、
もしかしたら、自分の内側の喜びにアクセスすることが難しく感じている可能性があります。
ただ、例えば「継続できない」という表に出てきている課題を丁寧に紐解いていくと、
自分が本当に望んでいるライフスタイル、働き方、職業、在り方に行き着くことができたりするんですよね。
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