さて今回は、勉強で結果を出すためのメンタルをテーマに書いていきましょう。
勉強はメンタルが9割と言っても言い過ぎではないほどメンタルが大事です。
というのも、やる気が出なければそもそも勉強に取り組むことはできませんし、
結果が出ずに落ち込んだら、これまた勉強できません。
特に社会人にとっての勉強となると「しなくても今すぐ困るわけではない」ことも多いもの。
その状況で安定的に勉強に取り組むためには、
メンタルを整えられること、自分のモチベーションの源泉にアクセスできる状態であることが大切です。
勉強する意欲が湧き出る方法
まず勉強の「意欲」について。
意欲は非常に重要で、というか、意欲さえあれば何とかなります。
「意欲が全てと言っていい」まであります。
というのも、意欲さえあれば人は方法も調べるし、試行錯誤もするし、できるまでやるからです。
それらをやっていこう、そこに取り組んでいこうと思えるメンタル状態を作ることが大切です。
ではその意欲・エネルギーはどこから出てくるかというと、
自分が何のために勉強するのか深く理解している
ことです。
何のためにやるのか?ということを理解し感じられていることが大切です。
それが先ほどチラリと書いた、
モチベーションの源泉にアクセスできる
ということ。
例えば、
「何となく有名大学に行った方がいいかなと思って」
「とりあえず資格があればいいかな」
「英語話せたら、かっちょいいかな」
という感覚。
それだけだとなかなかエネルギーが湧いてこないと思います。
自分にとっての「何のために」が弱いからです。
例えば、「〇〇大学に入ったらモテるから」という思いがあるとします。
本人が本当にそう思えていて、そこに心からワクワクできるなら、それは強いエネルギーになります。
モテることへの思いが強いのであれば、モチベーションの源泉に近づいているわけです。
大事なのは、自分の本音に蓋をしないこと。
本音に蓋をするということは、モチベーションの源泉に蓋をするのと同じことです。
やる気も意欲も出なくなってしまいます。
「本当はどうしたいのか?」
「本当はどうなったら嬉しいのか?」
そこに嘘偽りなく向き合える力が、モチベーションの源泉にアクセスできる力です。
自分の思いに純粋であることが最も大切なこと。
例えば、社会に価値を届けたいという使命感がある場合もあります。
その場合、資格を取ることや大学に行くことがその使命につながり、
何としても合格したい!という思いにつながります。
「そんな風に思えない」という人もいますが、
そういった使命感が本音の思いの人もいます。
自分が他者への価値提供を考えたときにエネルギーが湧いてくるのであれば、
それはあなたの本音です。
僕はあなたに、こうしなさい、これを目標にしなさい、この価値観を大事にしなさい、ということは言いません。
大事なのは常に「あなたはどうしたいのか?」です。
例えば資格を取るなら、
資格を取ってどんな人生を歩みたいのか?
資格を取ることが自分のどんな価値観を満たすのか?
その資格を使ってどんなことをしたいのか?
誰を手助けしたいのか?
誰に価値を届けたいのか?
どんなビジョンを描いているのか?
などが大切です。
その資格を取ることが、自分の人生をどう豊かにするのか?
資格は取ったら終わりではなく、取ってからがスタート。
大学も同じ。
大学に合格するのがゴールではなく、合格してからがスタートです。
その先で、自分はどんな風に過ごしていきたいのか?
もちろん、それが今はまだ見えてこないということもあるでしょう。
なので、抽象的でもいいです。
まだそうなっていないわけで、身近にそういう人がいないかもしれず、
具体的にということは難しいこともあります。
漠然としていてもいいので、
「こういう風になったら本当に嬉しいな」というビジョンを心の中に描いてみてください。
大それたことである必要もありません。
本当にあなたが喜びを感じられる、そうあれたら本当に嬉しいと「感じられる」ことが大事で、
人と比べる必要も、人にいいねと言ってもらえるものである必要もありません。
自分の純粋な本音を大切にしましょう。
楽しむ=最強メンタル
また、大事なのが「勉強を楽しむこと」です。
人は楽しいことなら続けることができますよね。
勉強に対しても「つまらない」という印象を持っているケースってよくあるのですが、
僕自身は勉強が好きで、毎日本を読んで新しいことを学んでいます^^
新しいことを学ぶ、知識が積み上がっていく、理解できなかったことが理解できる。
それってすごく楽しいことです。
逆に言えば、つまらない、面白くないのは、
「理解ができない」「難しい」からだったりします。
だから、理解できるところから始めることが大事だし、
できるところからやっていくことが大事。
あと、意外に楽しめるかどうかの鍵を握っているのが、
集中できること
です。
というのも、集中できない状態だと、理解力が低下します。
集中していたら理解できることも、集中していなかったら理解ができない。
さっきも書いた通り、理解できないとつまらない、面白くないので、続けられません。
つまり、集中できない=勉強が続けられない、ということがあるんですよね。
例えば、小説を読むにしても、文字情報だけで情景をイメージしたり、
たくさんの文字を読むのって大変です。
だから、何かをしながらとか、スホマをちょこちょこ見ながら小説を読むのってできない。
小説を読むなら、ある程度の時間があって、集中して読む方が頭に入ってくるし楽しめますよね。
集中できずに中身が入ってこず、イメージができず、その小説を楽しめなかった場合、
それは小説が面白くないのではありません。
集中することができなくて「小説の面白さを感じることができなかった」わけです。
それと同じことが勉強でも起こります。
集中できないと勉強内容が理解できず、理解できないから面白くなくて、面白くないから続かない、取り組めない。
そういうことがあるので、ぜひ「集中する意識」を持って勉強に取り組んでみてほしいと思います^^
具体的な方法を重視する
勉強する上で大事なのは、具体的な方法です。
超現実的に、超具体的に、方法やメソッド、技術を重視しましょう。
方法や技術を重視できるメンタルであることが大切です。
実際、どれだけ夢を描いても、ワクワクしていても、
技術や方法が悪ければ成績は上がらないですし、結果も出ません。
とにかく、方法、技術を知ること。実践すること。
マジで大事です。
僕自身、圧倒的なE判定から京都大学に合格した際、
具体的な勉強の技術がものすごく役に立ちました。
今は勉強法の本が大量に世の中に存在するので、
ぜひ勉強法本も読んでみてください。
もちろんノウハウコレクターのようになるのは良くないですが、ノウハウ、技術は非常に重要です。
実際、技術が足りないことで思うように成績が上がらず、それが原因でやる気や自信を失ってしまうことも多いんですよね。
自信を下げない。高めていく
ここで「自信」というテーマも出てくるのですが、
勉強がうまくいかない場合、「自分を責める」という方向で考えてしまうことも多いもの。
しかし、実際には、結果が出ないのは「方法に問題がある」のです。
自分を責める、自分はダメなんだと考える場合、なかなか解決策を見出すことができません。
自分を責め否定すると、ただただ落ち込むことになってしまうんですね。
ただ、「方法に問題がある」と考えると、方法と向き合うことができます。
試行錯誤ができて、「次はここを修正してみよう」という風に考えやすいんです。
すると、うまくいかないことがあってもメンタルを下げずに済みます。
メンタルが下がらなければ試行錯誤ができるので、どんどんうまくいくようになり、結果も出るようになってくる。
大事なのは、
自分の責めるのではなく、方法を修正すること。
その意識を持つだけで、良い状態で勉強に取り組むことができるようになっていきます。
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:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
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こちら韓国でも出版されました。
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