さて今回は、「継続」ということについて書いていこうと思います。
継続ができない、難しいというのはよくあること。
そのときに何が起こっているかというと、「感情がついてこない」ということだと思います。
やる必要があることはわかっているのだけど、
そこに取り組めない。
取り組む「気分」になれない。
そういう状況ですね。
そのときに何が大事になってくるかというと、
一つには「常に完璧なやる気があることへの期待を手放す」ことだったりします。
例えば、感情に10段階あるとして、10が最高、1が最低だとします。
そのとき、もちろん常に感情が10であればもちろんできるのだけど、実際、常に10でいることって難しいものです。
ただ、そこで「感情が常に10であることを期待する」ことってあります。
そうすると、感情が7くらいになると、それで行動できないとなってしまう。
ただ、先ほども書いた通り、実際のところ常に感情を10の状態で保つというのは難しいわけです。
例えば、雨が降ったとします。
すると、多少気分が下がる人もいると思います。
睡眠の質が多少悪いと、気分下がります。
人間関係で何かあると、気分下がります。
継続したいこと以外の要因でも、僕らの気分は下がるわけです。
もし感情が10の状態でないと行動できないとなると、日常的に感情が下がることもあるわけですから、
当然、継続は非常に難しくなります。
まず大事なのは、多少のやる気の低下は起こり得ることを受け入れること。
常に100パーセントのやる気じゃなくていいのだ、と受け入れることが実は大事になってきます。
10の感情にだけ頼るのではなく、やる気が多少低下することも受け入れながら、
「作業興奮」の力を使っていく。
作業興奮とは、行動を始めると脳のスイッチが入ってやる気が出てくるという脳の仕組みです。
例えば、やる気がそこまで上がっていなくても、とりあえずジムに行く。
イヤホンを装着して音楽を聴く。
すると、だんだんと気分が高まってくる。
ダンベルを目の前にすると、とりあえずせっかく来たんだし、やろうと思う。
やっていると、だんだんと「あれもやろう」となってきて、気づいたらやる気が高まっている。
そういった方向でのやる気も非常に大事で、
要は【ハイブリットなやる気の出し方】が大事なわけです。
ワクワクした感情を感じて、やりたくて仕方ない!という感情の力。
ともかく行動を起こしているうちにだんだんとやる気になってくる作業興奮の力。
この両方をうまく活用していくということ。
10の感情の力だけに頼ることで継続できないでいる
ケースというのは実は非常に多いです。
目標やゴールはあるはずなのに実際のところ行動できない、継続できないで悩んでいる場合、そうなっていたりします。
例えば、習慣が大事だと言われますよね。
習慣とはつまり、感情だけに頼らない、ということです。
感情が上がろうが下がろうが、習慣であればやります。
先ほども書いた通り、感情は移ろいやすいので、感情だけで行動しようとすると、行動も移ろうことになる。
だから、感情の力はもちろん使いながらも、感情の力を使わないことも大事になってくる。
それが「作業興奮」や「習慣」の力を使うということです。
そうやって意識やメンタルを少し変えてあげるだけでも、行動のしやすさ、継続のしやすさは変わってくるので試してみてくださいね。
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