先週の土曜日にイケジムのオンライントレーニングがあり、
そこで様々な報告を受けました。
オンライントレや報告についてもブログに簡単に記載しているので、
ジムに興味ある方は良かったら読んでみてください。
:【オンライントレーニング報告】成長スピードを早める「団体戦」の力
今現在、現場の中で課題になっていることについての質問もいただき、
ちょうど月曜日に音声で回答し、関連するトレーニングを紹介したところです。
よくイケジムでは、
【ケーススタディトレーニング】
を行っています。
今回で言えば、
「会議で周りの人の発言が少ないように感じる。
よりより話し合い、会議を行いたい。どうすればいいか?」
という質問があったのですが、
【自分ならどうするか?】
と、自分が現場にいるつもりになってアイデアを考えてみるということ。
自分の在り方、状態、コミュニケーション、行動のアイデア。
それらを実際に現場にいるつもりになって考えてもらいます。
これまで音声で紹介してきたメンタルの原理原則や、
様々な研究、理論、具体的な事例。
それらを活用して、新しい在り方や行動を見出していく練習です。
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ハーバードが事例を重視する理由
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例えば、ハーバードビジネススクールでもケーススタディが扱われることは有名で(近年はフィールドスタディも)、
実際にビジネスの現場で起こったことに対して、
各々がどう考え、どういう意識で、どう行動するかを考えていきます。
ケーススタディが有効なのは、
理論や知識だけだとどうしても抽象的な理解になりがちなところを、
実際にあったこと、起こったことを題材にして、
得た知識や理論を具体的な現場に落とし込めるレベルで理解できるから。
それができると、現実を変えることも非常にやりやすくなります。
『メンタル分野』も全く同じです。
例えば【自信】というものをどれだけ抽象的に研究して知識を深めても、
実際に自信が高まっていなければ、
日々の状態は楽にはなりません。
実際に自信が高まっている感覚や感情を感じていることが重要です。
他にも、
・やりたいことをやればいい
・心に正直に生きよう!
・自分を大切にしよう
・自分の価値を信じよう
といったことがよく言われると思います。
メッセージ自体は素晴らしいですし、その通りだと思います。
ただ、
自分自身の現場においてそれは、
何をすることで、何をしないことなのか。
どう在ることで、
どんな考え方を選択することなのか。
そこが具体的でないと、上記の言葉は「まあそうだよな」とは思っても、
実際のところあまり響かず、現場を良くすることにはつながらなかったりします。
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あまりにも圧倒的な希望
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ジムでは、メンバーの方の報告や実際に現場で直面した課題をベースにしたコンテンツ作りや、
とにかく「現場で活かせること」を重視しています。
それは、これまでメンタル分野の学びというものが、
実際のところで現場で活かされていないケースがたくさん存在したからです。
逆に言えば、今はまだ学びが活かせていないだけで、
活かすことができれば、一気に飛躍していく、より良くなっていくことができるということでもあります。
そこにあるのは、【圧倒的希望】です。
世の中には様々な素晴らしい知見や気づき、学びがあり、
僕らが良くなっていくためのリソースというのはすでに存在しています。
僕らがそのリソースにアクセスし、
うまく使っていけるようになること。
それができるようになることこそが、
人生を良くしていくための真の解決策。
そのための具体的な方法の1つが、
【ケーススタディトレーニング】
です。
実際に現場で起こったことをベースにして、
そこで意識すること、その場面での考え方、在り方、行動、具体的な小さなステップ、
そういったものを明確にしていくこと。
すると、
【自分の現場においてはそういうことになるのか】
という気づきを得られます。
結果、新しい選択肢が見え、より良い方法を見出すことができ、成長スピードがグングン加速するんですよね。
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世界的事例というリソース
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今回、質問をしてくださった方は、
子供達だけでなく大人にも大人気の国民的アニメの制作に携わっています。
彼や彼のチームが書いた絵がアニメとして放映されていて、
その仕事上で行われる会議のクオリティを上げたいということでした。
そこで僕が紹介したのが、
世界的アニメ制作会社「ピクサー」の事例です。
トイ・ストーリー、モンスターズインク、
リメンバー・ミー、Mrインクレディブル、
ファインディングニモなど、
言わずと知れた、世界に誇る作品たちを生み出し続けているピクサー。
アニメ会社としては世界トップクラスと言えるでしょう。
ピクサーには【ブレイントラスト】と呼ばれる会議が存在し、
その会議を非常に重要視しています。
その会議があるからこそ今のピクサーがあると言っても良いほど、
その会議はピクサーにとっての生命線なのです。
では、そこで一体何が行われているのか?
どんな会議なのか?
実はピクサーの会議にはルールがあります。
特に大事なものが2つあり、
そのルールとはまさに会議に参加する人の「意識」「メンタル」についてのもの。
参加者がより良いメンタル状態で参加しているからこそ、
世界に誇る作品を作り出せる会議になるのです。
さらに、その意識やメンタルというのは、
日頃からイケジムの中で毎月毎月繰り返しトレーニングしてもらっていることと全く同じものでした。
そうやって【会議という現場】においても学んできたことが活かせると知ること。
「そういう風に使うのか」と知ることができれば、現場においての新しい在り方、行動が明確になります。
世界的な事例を知ることで、自分の現場で何をやっていけばいいかが見えやすくなったり、
自分の中での基準も高まります。
方法や現場でやっていくことが見えてきたら、少しずつでいいので実践してみる。
その取り組みの中で、
「あの人がいると、なぜか良い会議になる」
ということになれば、社内の評価も上がるでしょう。
しかし、それは「なぜか」ではなく明確に理由があって、
学んだことを現場で落とし込んで実践できるくらいに理解し、
少しずつ実行に移していった結果なのです。
僕らの現場が良くなっていく方法やアイデア、
自分自身の状態を上げていく方法はあります。
大事なのは、そこにアクセスし、
自分の現場に落とし込み実践していくことです。
それができれば、僕らの人生はどんどん良くなっていきますし、
毎日が本当に楽しく充実してくるんですよね。
では、今回はこのあたりで。
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:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
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こちら韓国でも出版されました。
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