ポジティブで充実した状態で働くためのトレーニングとは?

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iPadminiを買ってから読書量が増えていて、毎日新しい本を購入していて、

読みたい本がどんどんクラウド上に積み上がっています。

 

現在興味を持っているのが、

「組織の中で人はどうやって仕事に対してエンゲージメント(ポジティブで充実した状態)を高めるか」について。

 

エンゲージメントという概念に興味を持っていて、

 

仕事をするにしても勉強するにしても、

 

ポジティブで充実した状態

 

でいられるかは非常に重要になります。

 

嫌々やっている、やらさえている感がある、やらなければならない感がある…

 

そういう状態のままで無理に頑張るというのは、最低限の結果しか出ないもの。

 

ですが、多くの場合、その状態に対してアプローチすることなく、

ただただ苦しみながら行動するその量を増やそうとしてしまう。

 

もちろん、脳には「作業興奮」というものがあって、行動すればやる気が出る仕組みがあります。

 

しかし、自分の願望や価値観と関連のないことを人は頑張れません。

 

心のエネルギーが枯渇していて、いつか燃え尽きてしまいます。

 

今の時代、「持続可能性」というのも重要で、人生100年時代を幸せに生きるためには、

持続的に良い状態でいられるか?という点を意識しなければなりません。

 

逆に、好きなこと、興味関心があること、それ自体が面白いことになら、人は頑張れます。

 

夢中になれるし、打ち込めるし、熱中することができる。

 

それが【エンゲージメント】が高い状態であり、その状態に至ることが重要なわけです。

 

ここで重要になってくるのは、

 

自己観察力であり、変化への柔軟性です。

 

自分自身を観察して自分の強みを理解し、

もしその強みが活かせていないなら、柔軟に変化していく。

 

変化とは、

 

取り組む分野を変える、方向性を変える、働く会社を変える、部署を変える、勉強内容を変える、やり方・方法を変える、意識を変える、というもの。

 

変化への柔軟性が低いと、

 

自分に合わない場所、合わない分野、強みを活かせない仕事や働き方に留まり続けることになってしまいます。

 

願望と関係がない、価値観を満たせない、強みを活かせない

 

この3つの条件が揃ってしまうと、人のパフォーマンスは著しく下がるもので、

その場合、「変化する」ことが解決策になります。

 

でも、変化ってそんなに簡単なものでもなくて、

 

「今までやってきたことは何だったんだ」というネガティブな見方をしてしまうと、

今までを否定したくないという気持ちから、苦しい場所に留まり続けてしまうことがあります。

 

投資で言うところの「損切り」ができない状態ですね。

 

でも、本当のリスクとは、

 

自分の願望、価値観、強みにマッチしない場所や働き方、やり方に留まり続けることなのです。

 

逆に、願望&価値観&強みにマッチするものを選択できれば、

 

労せず、楽しんで、夢中になって、今を楽しみながら成功していくことができます。

 

ものすごく心も体も楽になります。

 

そこで大事になるのが、

 

自己観察力

 

です。

 

変化と言った時に、常に場所を変えなければならないとか、転職しなければならないとか、そういうことではありません。

 

もちろん転職や分野の変更をした方が良いケースもあって、そこはケースバイケースですが、

自分の意識、方法、働き方、部署の変化だけで十分にパフォーマンスを発揮できるようになるケースも多いです。

 

「その判断や選択が難しい…」

 

と感じると思うのですが、そこで

 

【自己観察力の精度】

 

が大切になってくるんですね。

 

自己観察の【精度】が高ければ、正確な判断ができます。

 

その精度、練度の高さこそが、選択の正確性(自分に本当にマッチしたものを選べる力)を生むわけです。

 

僕はジムでよく、

セルフモニタリング(自己観察)

について話し、その具体的な方法について扱うのですが、

 

普段からセルフモニタリングをすることで観察の【精度】を高めておく。

 

そうすると、いざというときの判断が正確になります。

 

一時的に、付け焼き刃的に自分について考えるということだと、

どうしても精度が低くなってしまう。

 

精度の低さは「自分に合わない場所を選択する」ことにつながり、選択後が苦しくなります。

 

精度というのは「やればやるほど」上がるもので、まさにトレーニングが大切。

 

それも一つの能力であり、磨き上げていくべき力なんです。

 

ある意味、「働く」ということに考えるときには、

最も重要な能力と言っても言い過ぎではないかもしれません。

 

自己観察力を高めるには、実際の人生経験の数、振り返り向き合ってきた数(と質)も大切になります。

 

だから、若い頃はなかなか選択が難しかったり、精度が下がってしまうのは仕方のないことであり、

大事なのは、そこから学び、振り返り、気づき、次の選択に活かしていくことです。

 

今の時代、変化が当たり前になっていて、1つのところに留まる必要もなくなっています。

 

変化がしやすい時代になっているので、

 

試行錯誤の中で自分の強みを活かせるような場所、分野、やり方を見出せることは、人生の充実度、パフォーマンスを考える上で非常に大事になってくるかと思います。

 

 

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