心の状態を上げる、パフォーマンスを上げるということを考えたとき、
人にはそれぞれの思考習慣がある
ということが一つ大きなポイントになってきます。
「できると思おう」「自分には価値がある」などのメッセージってあると思うのですが、
例えば、「できる」という意識も、アクセスしやすい人としにくい人がいます。
また、アクセスしやすい分野もあれば、しにくい分野もあります。
お金の分野についてはできると思えない、恋愛の分野ではできると思えない、などです。
分野によっても「できると思える度合い」って違うんですよね。
もちろん、できると思えたらすごくいいです。
できると思えたら、パフォーマンスは爆上がりします。
パリピのテンションくらい上がります。
あれこれと色々考える時間も減りますし、脳のリソースもネガティブ思考に囚われなくなるので、
それだけ集中力も気分も上がるからです。
できると思える、願望は実現すると思えると心の状態はすごく良くなるのですが、
ただ、「どうしてもできるとは思えない」ということが実際問題としてあるわけですよね。
例えば、これまでの人生で成功体験ばかりで、成功体験が強く記憶に残っている状態であれば、
当然、未来のことに対して「できるだろう」と思えたり、無意識レベルで「できて当然だ」と思えるかもしれません。
そう思えているなら、うまくいかないことがあっても、落ち込むことなく再チャレンジができますし、
【成功するまでやる】ということを自然に行うことができます。
しかし、うまくいかなかったことが強く記憶に残っていたり、自己評価が低い場合、
できないということに直面したときに、ダメージを受けやすい状態になっているんですよね。
現状に強いフォーカスが向き、明るい未来に意識を向けることも難しい。
それは具体的には、できないという現実が目の前に来たときに、
自分の気分が下がるような思考にアクセスしやすくなっている、ということです。
それが【過去から続く思考習慣】なわけです。
思考習慣というのは、実際に脳の神経回路がそういう方向で発達しているということを意味します。
なので、
どうしても否定的な思考が浮かんでくる、悪い方向に考えてしまうということが自動的に起こります。
それはもはや、その人のせいではなく、脳のせいなのです。
なので、自分を責める必要は一切ありません。
本当の本当に、仕方がないことだからです。
ただ、ここで希望も同時に存在していて、
基本的に人間というのは、やればやるほど能力が向上していきます。
「できる」という意識に関しても同じで、
小さなことからでも「できる」を積み重ねていき、できたことを味わう。
さらに、未来のイメージについても繰り返しイメージしていくことで、
臨場感を感じ、「実現できる」という風に感じやすくなってくるんですよね。
実際、ジムのメンバーを見ていても、回数を重ねれば重ねるほど上達していて、
一般的にメンタルが強いと言われるような考え方や反応が自然に出てくるようになっています。
これは「その人がすごい」というよりも、人間の脳の性質上、誰でもそうなのです。
少しずつでいいので、明るい気分になるような思考にアクセスしたり、
できたことを味わったり、イメージを作っていく。
その「繰り返し」が、誰にでもできることであると同時に、実は誰もやらないこと。
多くの人が、本当にできるようになる前に諦めてしまい、中途半端な状態に留まってしまいます。
シンプルなことを繰り返し練習する
それが一番の近道であり、その誰にでもできることを、誰よりもやることで人生は良くなっていくんですよね。
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