過去の原因追及に終始せず、「ではこれからどうするか?」を考えよう

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自信がなかなか持てないとき、何が起こっているのか?どうすればいいのか?

という話をするとき、大抵、「過去の経験」の話が出てきます。

 

過去のある経験、親の在り方や言動、そういったものが原因で自信のなさが生まれています、という話ですね。

 

それは実際そうで、僕らは過去の経験によって「思い込み」を持つようになります。

 

その思い込みから現実を解釈することで、ネガティブになることもありますし、

自己肯定感の低い感覚になることもあります。

 

ただ、ここで注意が必要なのは、

 

過去の原因の深堀りだけをしても意味がない

 

ということです。

 

例えば、今の自信のなさが親の言動が原因だったと結論づけたとしましょう。

 

もしそこで終わってしまったら、「親を恨む」だけになってしまいますよね。笑

 

「親のあの言動のせいでこうなったのだ」という意識で生きるというのはしんどいですし、

実際、具体的な解決につながっていません。

 

今の自信のなさは全く改善されていないわけですし、

 

親との仲が悪くなったり、親に対してネガティブな印象を持つ以外の変化が起こっていないことになります。

 

メンタル面の向上において重要なのは、原因追求で終わらないことです。

 

心理学の本なども原因追及に大半のページを割かれ、解決策についてはサラッと書かれてあることが多いのですが、

それだとなかなか課題が解決しない。

 

もちろん原因を理解することで「気づきやすくなる」ということはあるのですが、それにプラスする形で、

 

「では、これからどうするのか?」

 

についての具体的な策を出していきたいわけです。

 

例えば、どうしても「自分がダメなんだ」という風に捉えてしまう癖があるとします。

 

そこで原因追及をして「親の育て方が〇〇だった」とわかったとして、

 

ではどうするか?を考えないなら、そこで止まってしまって「親のせい」と感じてネガティブになるだけになってしまう。

 

ではなくて、これはあくまでも一つの例ですが、

 

「自分がダメと考えるのではなく、方法を知らないだけ、と考えよう」

 

という風に解決策を出していく。

 

すると、だんだんと神経回路が鍛えられて良くなっていきます。

 

過去のことは「今自分がどんな思い込みを持つやすいか」を教えてくれるヒントになるので、

 

そのヒントを使いながら「ではこれからどうするか」の案を出し、そちらに意識を集中させて実行していく。

 

そうやって取り組んでいくと、どんな過去があったとしても、人は良くなっていけるんですよね。

 

 

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