今日の内容のラジオ版は下記です。
現実とメンタルを変えていく、良くしていくために必要なこととして、
・セルフイメージ(自分をどんな存在と思うか)の変化
・コンフォートゾーン(快適だと感じる領域)の変化
が挙げられます。
ここを今日は詳しく解説していきたいと思うのですが、
僕らは「大体、自分ってこんな感じ」「自分の人生はこういうもの」というイメージを持っています。
そして、そのイメージに沿うように動きます。
イメージに沿うように動くとは逆に言えば、
イメージに沿わないことにはモチベーションが湧かないということでもあります。
これが現状がなかなか変わらない理由です。
僕らはセルフイメージとは逸れること、コンフォートゾーンから外れることに対しては、モチベーションは湧きません。
結果、行動を続けることができません。
なので、現実やメンタルは変わらない。
重要なのは、セルフイメージやコンフォートゾーンに変化を加えていくことです。
分かりにくいと思うので具体的にしていくと、
僕は大学受験のときに京都大学を受験すると決めました。
その決断は明らかに自分の過去のセルフイメージやコンフォートゾーンとは外れるものでした。
しかし、だからこそ【行動変容】が起こったんですね。
というのも、京都大学を受験しようと思えば、相当な実力が必要になります。
今の勉強を続けていても、間違いなく京都大学には届きません。
合格するためには、現在の行動を変えざるを得なくなったわけです。
京都大学に本気で合格しようと思ったら、
・この参考書が必要になる
・勉強時間はこれくらい必要だ
・ということは朝〇時に起きる必要がある
・ゲームをしている時間はなくなる
・電車でも勉強する必要がある
といったように、これまでの習慣とは違った行動が必要になることを実感し、実際にそれらを実行しました。
この【行動変容】が起こったのは、未来を決めたからです。
京都大学に合格する未来こそが自分にふさわしいものであり、京都大学合格が自分にとっての真のコンフォートゾーンになっていた。
まだ現実は全く京都大学に届いていませんが、自分の脳内ではそれがコンフォートゾーンになっている。
そうでないことがおかしい、そうでないのは不快だ、と感じる状態。
そのメンタル状態を作ることさえできれば、先ほどのような行動変容が自然に起こってくるのです。
逆に言えば、行動変容が起こらないときは、そのメンタル状態になっていない。
つまり、セルフイメージとコンフォートゾーンに変化が起きていません。
そうなると、行動変容するモチベーションが湧かないので、
たとえ望まない現状がそこにあったとしても、現状維持が続くことになります。
重要なポイントはいくつもあるのですが、このことを実践する際に何が一番難しいかというと、
・未来のコンフォートゾーンに対して強い臨場感を感じること
です。
具体的に僕の事例で言えば、本気で京都大学に合格できると信じられるか、ということです。
京都大学に合格している未来に強い臨場感を感じているからこそ、そこがコンフォートゾーンになります。
その結果、行動変容が自然に起こります。
行動変容が自然に起こるくらいの臨場感を感じているか
ここが今回のメンタルトレーニングにおける最重要ポイントになります。
多くの場合、理論は頭に入ったとしても、強い臨場感を感じることが実際にはできないために、行動変容が起こらず、現状維持が続きます。
この臨場感とは何か?を体験するのに有効な方法を紹介しましょう。
まず理想の未来をイメージします。
経済面、精神面、人間関係面などにおいてのイメージを作ってみてください。
その後、その未来を3ヶ月後までに作ると考えてみましょう。
あえて少し短めに設定しています。
3ヶ月後までにリアルにそれらを実現するとすれば、今の生活をしていて実現できるでしょうか?
おそらく、今の生活を続けるだけでは難しいのではないかと思います。
では、具体的にどんなことが必要で、どんな行動を、どのくらい取る必要があるでしょう?
ここをリアルに考えてみてください。
例えば、副業で成果を出すということであれば、
ブログを作ったり、SNSをしたり、YouTubeをしたり、作業をしたり、必要な勉強をしたり、商品を作ったり、などのことが必要になります。
それらをしないと、3ヶ月後には間に合わない。
そのとき、強い臨場感が未来にあれば、その必要な行動を僕らは取り始めます。
逆に、臨場感が足りないと、「やっぱり無理だ」と感じて行動変容は起こりません。
未来の臨場感VS現状の臨場感
が脳内で起こっているわけです。
ここで現状の臨場感に軍配が上がってしまうことで、
・やる気が出ない
・やりたいと思えない
という状態に陥ります。
逆に、未来の臨場感に軍配が上がると、
・やる気満々。やる気で悩まない
・やりたい!と思える
という状態になります。
おそらく、未来に臨場感を感じることで出てきた行動を取ること、その生活をすることを考えると、
心がザワついたり、不安や心配なども出てくるかと思います。
それがコンフォートゾーンから外れる感覚です。
まだ未来に対して強い臨場感を感じることはできていないので、不快な感情を感じる感覚が出てきます。
ただ、本当に強い臨場感を感じられるようになると、それが「行動したい」に変わります。
早くその現実に辿り着きたいし、そのためにできることをしていきたい!と強く感じ、ワクワクすることができるからです。
そのメンタルの変化を起こしていくこと。
それがメンタルトレーニングでやっていくことになります。
解決策として有効なのは、未来の臨場感をキープできるような【仕組み】を持つことです。
意志の力に頼るのではなく、未来への臨場感が高まるような環境に身を置くこと。
例えば僕の場合で言えば、「周りも勉強していた」からこそ、理想の未来の臨場感を失わずに済んだ部分は確実にあります。
人生の初期は意図的に環境を作らなくても環境が用意されていたことが多いですが、
年齢を重ねるほど、自然に環境が用意されることはなくなります。
だからこそ、自分で自分に良い環境を用意してあげることが大切です。
いかに【仕組み化】するかで、願望実現率、目標達成率は大きく変わってきます。
まとめると、どんな分野であれ、現状に変化を起こしていきたいのであれば、
未来のコンフォートゾーンに強い臨場感を感じること
が必要なのだ、ということをぜひ押さえておいてもらえればと思います。
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