失敗した。ダサいことになった。なんであんなことを…
そういうことがあるかもしれない。
そうなると、落ち込んで、つらい状態になってしまう。
この記事は、そういう人が少しでもその落ち込みを減らすための記事だ。
その落ち込みはどこから来るのか考察し、少しでもその落ち込みを減らすための考え方を提案してみたいと思う。
なぜ人は、落ち込んでしまうのか?
失敗したときというのは、自己イメージが急速に下がってしまうもの。
ただ、なぜ自己イメージが下がるのか?なぜ落ち込んでしまうのか?
そこのところを少し深く考えてみよう。
例えば、「周りにすごいと思われる必要はない」と思っている少年がここにいたとして、
誤って、すってんころりんと転んでしまった。
そのとき、少年は深く落ち込むだろうか。
「すごいと思ってもらえなくていい」と思っているわけだから、失敗してもあっけらかんとしていそうだ。
あまり、落ち込みそうにない。
逆に、こういう少年の場合はどうか。
「自分はすごいと思ってもらわなければならない」と思っている場合だ。
「すごいと思ってもらわなければならない」と思っている少年がすってんころりんしたとしたら、どうだろう。
想像してみてほしい。
多分、深く深く落ち込む。
そして、次の日から学校には来れないかもしれない。
すごいと思われたい気持ちが強いほど、落ち込みやすい
つまり、「すごいと思われたい」と思えば思うほどに、そうは思われない現実がやってきたときに落ち込んでしまう。
その落ち込みというのは、
「自分が思ってもらいたい自己イメージ通りに思ってもらうことができなかった」
ということから来ていることが多い。
つまり、他者の評価、他者から見た自分によって自分を保とうとしているので、
他者から見たときに自分が思ってもらいたい自己イメージとは違う現実がやってきたときに、
落ち込んでしまう。
思ってもらいたい自分通りに思ってもらえなかった!!
そう思ってもらえないと自分はダメだということになる!
という思いが、落ち込みにつながっていく。
もしくは、思ってもらいたい自分通りに思ってもらえないかもしれないと恐れて、何もできなくなってしまう。
でも、それは気にしなくていい。
思ってもらいたい自分通りに思ってもらえなくてもいい。
なぜなら、誰しも完璧ではないし、失敗することだってあるからだ。
うまくいかないときだって当然ある。
思ってもらいたい自分通りに思ってもらえなくてもいいと知ることで、自分の目の前の一歩に集中することができる。
他人からの期待、他人から評価。
そういうのを気にしすぎると、いつも自分がどう思われているか気になるけれど、
案外他人は、自分のことをそんなに気にしていない。
自分の失敗も、自分のダサい姿も、そんなに気にしていない。
これは本当。
だから、周りからどう思われているかはあまり気にせず、気にしたら、気にした自分に気づいて、
ただ目の前の自分がやりたいことに集中していこう。
メルマガではより深いことも書いてます。良かったら。
いけじゅんBARにもどうぞ。
いけじゅんBAR第4回「どうすればネガティブ状態から抜け出せるか?」