誰もが自分の強みが欲しいと思うもの。
特に「仕事」を選ぶとき、これから自分でビジネスをしようとするときもそうだし、人生の選択をする場面で自分の強みとは一体何なのかと考えることはあるだろう。
強みに関しては「武器」という形で、拙著『自分の「武器」を見つける技術』に書いたので参考にしてみて欲しいが、この記事でも強みについて考察していこう。
この記事では、自分の強みを見つける簡単なポイントをいくつか挙げてみたい。
イラっと来るポイントに自分の強みが隠されている
まず最初に、
「自分がイライラしてしまうこと」
に着目する。
イライラという感情にはいくつかの深い意味合いがあったりするのだが、今回のイライラは、
「なんで、こういう風にしないの?」と他人を見ていてどうしても感じてしまうことだ。
例えば、「もっと作業を効率化することができるのに」「こうすればもっとお金に換えられるのに」「こうしたらアクセスが増えるのに」「なんでこういう風に考えないの?」「え、言わなくてもわかるでしょう?」「なんでそういう分かりにくい説明になるのかなあ」「なぜ、ここを早くやらないの?」
などなど、他人を見ているときにどうしても「イラっと来る」ポイント。
それは、「自分が当たり前にできるのに他人がやっていない」ことだ。
イラっとする感情は、自分だったら簡単にできる、自分はそのことについてよく知っている、自分にとっては当たり前である、ことに対して感じる。
しかし、ここで重要なのは、あなたにとっての当たり前は他人にとっての当たり前ではない、ということだ。
あなたにとって朝飯前なことでも、他人にとってはそうではない。他人はそこに難しさを感じる。
そこにこそ、あなたの強みが隠されている。
当たり前だからこそ、強みだと感じることができない
しかし、これは本当によく起こるのだが、人は自分の強みについて当たり前にできすぎるがゆえに、それを強みだと感じることができない。
結果、自分の強みを強みだと自覚できずに人生を生きる人が本当に多いのだ。
私が『自分の「武器」を見つける技術』でそのことに触れたときも、「まさか、これが私の武器だったんですね」という声が多数寄せられた。
大事なことは、自分の強みを自分の強みだと自覚することだ。
自覚せずとも人は無意識にその強みを生かして生きているが、自覚することでより生かしやすくなるし、
普段の仕事や、自分でビジネスを作っていく場合には、その自覚は役に立つだろう。
ただ、たとえ自覚したとしても、それでもなかなか受け入れらない時期が続いたりもする。
本当にそうかなあ?まじかなあ?と、どうしても思ってしまうのだ。
しかし、これまで1万人以上と向き合ってきた経験上、そう思ってしまうということがそれが強みである何よりの証拠だ。
人は自分の強みほど強みだと認識できない。
受け入れられないし、認められない。
そういうものなのだ。
そんなことも分かった上で、自分の強みを自覚し、活かしてみてもらいたい。
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