「潤さん、よくイメージが大事って言われますよね。
でも、実際自分がどうなりたいとか、何がやりたいとか、何が好きかとかよく分からないんですよね…」
ということを聞かれることがある。
そういう人が無理やり「これが目標です!」といって提示するものは大抵、「建前の目標」だったりする。
つまりは、大して心がワクワクして惹かれているわけでもなく、頭で「こういう目標を持っていたらいい感じだろう」と考えたもの。
建前の目標では、人は動けない。
もっと心がワクワクするようなものでなければ、人はすぐにやめてしまう。
では、心がワクワクするようなもの、イメージはどうすれば見つかるのか。
コトやモノではなく「人」に注目してみることだ。
あなたの憧れの人、いいなあと自然に思う人、つまりは大好きな人のことを思い浮かべてみてほしい。
その人のことを思い浮かべ、自分がその人のようになっている姿をイメージしてみよう。
どうだろうか。
建前の目標を掲げていたときより、心が躍動するのではないかと思う。
その感覚を、ぜひ覚えておいてほしい。
人は自分の理想の姿を「他人」の中に見る。
他人の中に「そうなれるであろう自分」を見るのだ。
ただ、他人がそのまま丸ごと「そうなれるであろう自分」であるわけではない。
その他人の「一部分」が、そうなのだ。
例えば私であれば、作家の北方謙三やサッカー選手の本田圭佑選手、ハリウッド俳優のジェイソン・ステイサムなどが好きだ。
例えば北方氏であれば作家であるところや生き様を作品で扱っているところ、本田選手やジェイソン・ステイサムであればメンタル的な部分に惹かれている。
他にも好きな人はたくさんいるわけだが、そうやって好きな人の一部分を集めていくと、自分が「そうなれると自分が思っている自分」の姿が浮き彫りになってくる。
その大好きな人が持っている部分を自分も持つことができるし、すでに実は持っていて発揮されることを待っている、と考えてみてほしい。
あなたはあなたが好きだと思っている人のようになれる。
そう思ったとき、すごくワクワクしないだろうか。
それが自分の願望に素直に許可を出している状態だ。
その状態であれば人は動きたいと思うし、自然に何かをしたいと感じる。
逆に願望に許可を出していない状態では、人はネガティブな気持ちを感じる。
自分の感情というのは、自分が自分の願望に許可を出しているかどうかを教えてくれるものだ。
話を戻して、
自分がなりたいと思っている姿がわからない、つまりは自分の願望がわからなくなったときは、
大好きな人をイメージしてみると良い。
そして、その人のどこか好きなのか?を考えてみることで、自分の願望も明確になり、どうなっていきたいかというイメージも鮮明になってくるはずだ。
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