文章を書く手が止まるときというのがあって、それが結構色んなところに当てはまることだなあと思ったので、そのことについて書いていきます。
文章を書く手が止まるのは、頭の中が「こうすべき」でいっぱいになったとき。
あれはダメ、こういうのも良くない、ああだこうだ…
そうやって、制限を設け始めたときに一気に書きにくくなる。
それはつまり、自分で自分の文章の批判をしたりジャッジをし始めたとき、ということになるだろう。
これ、文章だけじゃなくて、
自分の日々の行動にも言えることなんじゃないかと思う。
例えば、あなたが何かを始めようとしたときに、それを止めようとする自分の声が聞こえることってあるんじゃないかな。
そんなことやっていいのか?
なんか言われるじゃない?
調子乗りすぎ?
誰かを傷つける?
などなど。
昨日の記事とも関連するけれど、自分が「こうしたい!」と思ったことについて頭であれこれとジャッジし始めた瞬間に、動きが止まる。
だからこそそのジャッジを一旦止めることが大事で、
そのために、文章を書く場合で言えば、書く手が止まったときは自分に新しい前提を与えてみる。
下手くそでもいい
面白くなくてもいい
読みにくくてもいい
読み手思いの文章じゃなくてもいい
こうやって、様々な新しい前提を設けていく。
どんな前提を設けると効果的かは、自分が無意識に持ってしまいがちな前提による。
自分が無意識に持ってしまいがちな前提とは逆の前提を持つことで、
自分の行動の自由度や、心に従っている感は増していく。
で、ここからが大事なのだけど、
実際、そうやって新しい前提を持って書くと、
意外に自分が納得できるものが書けていたりするから面白い。
恐れていたことは何も起こらなかった、ということばかり。
実際は読みやすいし、面白いし、読み手のことも考えていないわけでもないし、下手でもない。
そんな文章を書くことができていたりする。
「こうしちゃいけない!」と思っているときほど「こう」なって、
「こうなってもいい」と思っているときほど「こう」はならない。
これマジ。
だからぜひ、試してみてほしい。
あなたなりの前提と向き合って、あなたなりの新しい前提を用意してみる。
それはつまり、あなたの「恐れ」は何?って話にもなってくる。
やり始めてみると大体恐れていることは起こらないもので、
だからこそ、やり始めてみることが大事。
そして、やり始めるためには、自分が持ってしまいがちな前提や思い込み、制限、「やっちゃいけない」を手放すこと。
それだけで、かなり動きやすくなると思う。
よ!
より深い内容はメルマガに書いています。こちらからどうぞ。
オンライン人生相談BAR「いけじゅんBAR」もやってます。
いけじゅんBAR第2回「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
4冊目となる著書はこちら。