昨日、メルマガを配信したら返信が来て、相談があったのでこの記事で回答していきます。
昨日相談があったのは、「他人が羨ましくなる」というもの。
うん。これは、みんなよくあることなんじゃないかと思う。
ただ、その子の場合は結構それが強いようで、羨ましさが劣等感になっちゃったり、苦しむことが多いそう。
ふむ。
何で、そうなるのか?を今日は少し書いていこう。
他人のことが羨ましいときってどういう状態になっているかというと、
自分で自分の人生の流れを止めてしまっているとき、なんだよね。
分かりにくいと思うので、説明していく。
自分にはそれ(他人がしているようなこと)はできないと思っている
自分がそれに向かうことに抵抗している
自分がそれに近づく行動を取ることを自分に許可していない
自分の頭の中で「無理だ」「どうせ自分なんて」と繰り返してしまい、思考レベルで願望に向かう流れを止めている
ということ。
要は、他人がどうこうの問題ではなくて、自分の心の状態の問題。
一度、自分が自分の願望は叶うし実現できる、と思っている状態をイメージしてみてほしい。
例えば、自分には彼女ができる、と思っている状態をイメージしてみよう。
その状態でカップルを見ると、どう感じるか。
多分、「微笑ましい」と思うんじゃないかな。
もしくは「自分もあんな風になろう」とか「自分はあんなことをしてみよう」と思うかもしれない。
逆に、自分なんかに彼女はできない、と思っていたら、「羨ましい…。くそ…ぐぐぐ…」となるかもしれない。
そこで羨ましさや、嫉妬心、というものが生まれてくる。
ということは結局、
自分にも彼女ができると思っているかどうかが羨ましいと思うかどうかを決める
ということがわかると思う。
ここで、「でも、どうしてもそういう風には思えないんです!」と言う前に、少し立ち止まってほしい。
自分の自己認識が羨ましいという気持ちを作っているのだ
ということをまずは理解してみてほしい。
できると思えるかどうかはまた別の話で、一旦、自分が願望を叶えられないと思っていることが原因なんだ、ということを理解する。
つまり、自分の思考や、自分の状態次第なんだということを理解する。
そこがまず第一歩。
それができるかどうかはちょっと置いておいて、
「そうか、自分には無理だ、できない、ふさわしくない、とかそうやって抵抗するようなことを考えているから気分が悪いんだな」
とまずは気づくこと。
自分が感じている感情っていうのは、
今、自分が何を思考しているのか?
今、自分が自分をどういう存在だと思っているのか?
を教えてくれている、ってことなんだ。
これはもう思考の癖というか、長年「自分には無理」「自分にはできない」と思い続けてきた場合、
「反応」としてすぐに羨ましいとか嫉妬心が出てくるようになってしまっている。
自分の自己認識と自分自身が完全に一体化してしまっていて、他の感じ方をする余地が生まれなくなっているんだよね。
そうなると、いきなり一気に自分を願望に向かわせることってなかなか難しいと感じる。
「できると思おう」と言われても、「いや、そんな簡単には思えません!」という話になるわけで、
それはしょうがいないことなんだよね。
だから、それでいい。最初は、
少しずつそう思えるようになったらいいな
というくらいでいい。
良くなっていくためには、まずは自分が今どういう状態なのか、何を考えているのかに自覚的、意識的になってみること。
そこから、少しずつ、自分にもできるんだ、自分だってああなれるんだ、という方向に考えるようにしていく。
ここは結構トレーニング的な要素があって、イケジムをメンタル「ジム」としてやっているのは、
継続的に自分を良い状態にするトレーニングをしているんだよね。
だから、この記事を読んだら今すぐに良くなれる!というよりも、
日々自分自身で実践していく、自分の思考に気づいて、許可を出していく、自己概念を上げていくということに取り組んでみてもらえると良いんじゃないかなと思う。
この記事だけで相談者の悩みが全て解決されたかどうか分からないけど、また別の記事でも扱っていきたいと思います。
より深い内容はメルマガに書いています。
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