周りの目とは、自分の信念と思考から生まれた「妄想」である。

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よく「周りの目が気になる」ということが言われるけれど、

実際には、周りの目というのは自分自身が生み出しているもの。

だって、他人から何かを言われることって現実にはあまりないよね。

 

「多分、こう思われているのだろう」

 

という自分の中の想像によって、人は自分で自分を責め始める。

そう。

 

実際にそう思われているから、というよりは、

自分で「こう思われているに違いない」と考える。

そのことによって、メンタルダメージを受けている。

 

なぜ、周りの声を実際に聞いたわけでもないのに、自分を責めるのだろう?

 

それは、

 

自分の信念、自分のセルフイメージによって生まれる「こう思われているに違いない妄想」が膨らんでしまうからだ。

 

自分で膨らせた妄想によって、人は落ち込んだり凹んだりしている。

 

信じていることが変わらない限り、人は変われない

 

ということをよく言うのだけど、

それはどういうことかというと、

自分がネガティブなことを信じていたり自分に対してネガティブな捉え方をしていたら、

 

ネガティブな妄想が無限に生まれ続けるから

 

に他ならない。

 

例えば、情報発信をしていて、反応が薄いと「自分はダメなんだ」と捉えてしまうケースがあるものだけど、

そうなれば、もう発信はしたくなくなって、自分で自分を止めてしまうかもしれない。

つまりは発信をやめる、ということ。

 

でも、「ちょっと分かりにくかったかな?」と捉えることだって可能だし、

「自分のことしか考えていない発信になっちゃってた!」と気づくこともできる。

 

後者の2つの選択肢というのは、自分や自分の発信に対してネガティブな捉え方をそもそもしていないことから生まれる。

反応が薄いから自分はダメだと思うということは、

 

自分の価値は周りからの承認や愛されるかどうか次第である

 

ということを「信じている」証拠だ。

 

実際、本当に本質的な発信だからこそ、痛いところをついたからこそ反応が薄い、ということだってあり得るのにも関わらず、

ちょっと上から目線で「まあまだ理解できないか」と捉えることもできるにも関わらず(笑)、

あえて「自分はダメだ」と感じることを選択している。

 

ネガティブな感情が生まれる信念を自ら選択して信じている、ということなんだ。

 

これはありとあらゆる分野で同じことが言える。

 

例えば恋愛においても、現在の男子はほとんどが自滅によってうまくいかなくなる。

 

自分なんて好かれるはずがない
デートしてもらえるはずがない
嫌われたんじゃないか
自分には関心がないんだ

 

そういう妄想を自分の中で繰り広げ、傷つかないために「何もしない」ことを選択していく。

ネガティブなことを信じていることから生まれる「弱気なオーラ」そのものが、実はうまくいかない原因なのに。

仮に何かを断られたとしても、もしかしたら軽い女だと思われたくないから一回くらいは断っておかないと、と思っているのかもしれない。

本当に自分のことを好きなのか、確かめたいのかもしれない。

女性にだって、恐怖はあるはずだ。

であるなら、断れたということ自体が、自分はダメだということにはならない。

 

自分の信念は、一人のときほどよく分かる


 

自分が何を信じているか?

は、一人になったときに最も大きな影響力を持つ。

 

一人になったとき、人は自分の信念通りに行動することになる。

 

一人のときほど考える時間は多くなるわけだけど、

信念自体がネガティブだと思考もネガティブになる。

だからこそ、一人の時間が長ければ長いほどネガティブ思考に触れる時間も長くなって、状態は下がっていくわけだね。

そこから抜け出すために人と一緒にいたとしても、一人になったらまた同じループに入っていく。

だって、信じていることは変わっていないのだから。

人と一緒にいることで思考の時間が減っただけで、信念や思考には変化がないわけだから、家に帰って数時間もすれば元通りだ。

 

信じていることを変えない限り変わらないっていうのは、そういうこと。

 

みんなといるときはごまかせても、一人になったらごまかせない。

一人になったときに向き合わされるのは、自分の信念から生まれる思考だから。

 

例えば、イケジュンの場合、基本的に一人で黙々と活動している。

誰かに何かを相談することもなければ、つるむこともない。

ただ、一人黙々と活動し、トレーニングしている。

それを支えているのは何かと言えば、

 

自分自身に対する肯定的な信念なんだ。

 

自分を否定的に見ない力。

そこをトレーニングによって磨き上げてきたからこそ、淡々と安定的に活動し、生きることができているのだと思う 。

 

特に情報発信は、自分を肯定的に見る力がなければ続けることはできない。

 

調子の良いとき、時代の流れに乗っているときはいい。

もう10年近く書いているから、色々な状況や状態を経験してきたけれど、

ブームみたいになってワ〜と盛り上がることもあれば、落ち着くこともある。

 

もしもブームのようなムーブメント、周りの支持や賞賛だけに支えられていたのであれば、

そのブームが落ち着いたときに、自暴自棄になってしまうと思う。

やる気だってなくすかもしれない。

 

でも、ブームなんて、一時的なものだ。

 

「情報発信しようぜ!」ブームも、どこか落ち着いた感がある。

ただ、そんなブームだとか流れなんて関係なしに自分はただ書くのが好きだから書いてきたのであり、

それが落ち着こうが終わろうが、これからも書いていくだけ。

 

正直、周りがどうこうとかは、どうでもいいことなんだ。

 

話が逸れてしまったけれど、

 

大事なことは、自分の信念や思考と向き合うこと。

 

そこと向き合わなければ、一人になったときに状態が悪くなり、活動やしたいことを続けることが難しくなってしまうかもしれないから。

逆に言えば、今まで信じてきたこととは違うことを信じ始めることで、

行動、雰囲気やオーラ、毎日の充実感は全く違うものになっていくってことなんだ。

 

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