基本的に、自分を良い状態に保つためには、良い状態につながることをすればいい。
エネルギーが下がることより、上がることをする。
例えば、人って状態が悪くなると、同じように悪い人と集まって、そこで感情を発散させたくなる生き物。
これは、エネルギーを下げる行動。
「うまくいかないね〜」
みたいな感じで、うまくいかないことにフォーカスして、うまくいかない理由を語り続ける。
そうなってしまうと、お互いに足を引っ張り合ってしまうというか、自分だけがうまくいくことへの抵抗が働いたり、
無意識にもう一方にもうまくいかないで欲しいという気持ちが生まれてしまったりする。
どちらかが自己評価の低い状態だと、その低い自己評価に相手を合わせようとしてしまうんだ。自分が居心地が悪いし、相手が離れてしまうのが不安だから。
そうなれば、うまくいかないループの完成だと言える。
(うまくいかない経験も、「何がうまくいかないのか?」を学ぶためにある。そういう意味では別にそれもいいし温かく見守っていればいいんだけど、そういう状態がありえることに「意識的」になることは大事なので、あえて書いています)
現状に縛り続ける空気感がそこには生まれ、
もうそこが居心地良く感じてしまって、良くなっていくことも重荷に感じてしまうんだね。
それが良いとか悪いじゃなくて、「そういうもの」だということ。
そういうことが現実的に起こり得るし、無意識にそうなっている可能性があるということを頭に置いて、意識的になっていくことが重要だ。
個人的には、うまくいかない理由を誰かに語ったりすることはない。
てか、基本的に一人で生きていたり、仕事していたりして、人に会わないので。笑
今は「どういうコンテンツにするか?」という話をする相手はいるけれど、
うまくいかないなら「どうすればうまくいくか?」を自分で考える。
で、自分が考えたことについて「どう思う?」と尋ねる感じかな。
基本的なスタンスとして、
解決策や、次どうするか?ということを考える。
我慢して、無理をして、言っちゃだめ!という抑圧的な感じではなく、自分の中で処理できているからそうする「必要性をそもそも感じていない」という状態。
ここは結構重要。
もちろんいつなんどきでもそうである!ということではないし、絶対にそうしなきゃ!という感じでもないのだけど、
基本的なスタンスとしてそうだということ。
常にいつなんどきもそうであれ!というのは厳しすぎるよね。笑
ふとしたときにそうなることを大きく見る必要はなくて、大事なのは、
基本的なスタンスがどうか?
ってこと。
自分のエネルギーを高める方向に動き、高めるような行動をし、高めるような付き合いを持つこと。
これはものすごく基本的なことなのだけど、それができずに人にネガティブなことを語り、それが原因でめんどくさいことが起こり、
自分のビジョンとは関係のないそのめんどくさいことに意識も時間もエネルギーも奪われてしまっている人は多い。
そもそもそうならないためには、自分の状態を良くして、ネガティブなことを人にできる限り語らず、自分のエネルギーを高めるような行動をすることだ。
(良い言葉、良い情報、ワクワクするイメージ、愛ある人、体に良い食事、質の高い睡眠、落ち着く空間に居るなど)
状態が悪い人が集まると、うまくいかない理由や陰口などが話題になるわけで、特別な事情がない限りそもそもそういうところに顔を出さない、ということも大事。
これは誰にも頼るな!とか一人で生きていけ!という話ではなくて、
基本的なスタンスの話。
自分で自分を良い状態にしつつ、誰かの力も借りればいいし、協力していけばいい。
ただ、自分で自分を良い状態に保つことへの意識が薄れていくと、自分にとっても周囲にとってもあまり良いことにはならなかったりする。
根本的な自分のエネルギーを高め、良い状態にして、余計なことに時間や意識を使うのではなく、ただ自分のビジョン、自分の願望に向かっていくこと。
そうやって純粋に、楽しく、ワクワクしながら生きていこう!
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本も出版しています。
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