苦しんでいる人ほど、「実は」他人を馬鹿にしている、ということがある。
人に上下をつけ、できるできないでジャッジして、価値があるかないかを判断する。
で、その判断がそっくりそのまま自分に返ってくる。
そっくりそのまま返ってきた判断に、自分が苦しむ。
それが苦しさの根本原因だったりする。
実は他人を馬鹿にしているかどうかは、
どんな人と付き合っているか?
いや、
「どんな人と付き合えるか?」でわかる。
人を馬鹿にしている人は、
自分と似た人、自分と似た価値観を持つ人としか一緒にいられない。
なぜなら、それ以外の人たちを馬鹿にしているから。
逆に、人を馬鹿にしていない場合は、色んな人と付き合える。
実際に積極的に付き合うかどうかは「意思の問題」で、付き合える力そのものは持っている。
そういう人のもとには色んな人が集まれる。
自分はここにいても、決して馬鹿にされることはない
という雰囲気がそこにはあるから。
逆に、人を馬鹿にしている、ジャッジしている人のところには、
ある特定の価値観、業種、収入レベル、容姿、オシャレ度の人しか集まることはできない。
似た人しか、そこにはいられない。
それ以外の人たちは、
自分はここにいると、馬鹿にされる
と「感じる」し、実際に馬鹿にされるから、そこにはいられなくなる。
(だから、その人のことが知りたかったら、周りにどんな人が「いられるのか」をよく見ればいい。)
そして面白いことに、
他人をバカにすればするほどほかならぬ自分が苦しむし、人は離れ、人間関係もうまくいかなくなってくるし、自分の魅力がグングン下がっていくことになる。
他人をバカにしない力は自分をバカにしない力であって、
自分への感じ方がそのまま、他人に対する感じ方になっていくものなんですよね。
より深い内容は、メルマガにて書いてます。
本も出版しています。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!
『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!