さて、今日はメンタルトレーナーっぽく、メンタルの状態を良くする方法について書きます。
いきなり結論だけど、基本的には、
うまくいっているときにしていたことを続けること
がすごく大切。
良い状態のときと悪い状態のときで、何が違うのか?
ここをよく考える。
例えば、
良い人間関係があった
良き相談相手がいた
アドバイスを聞く相手が良かった
取り入れている考え方が良かった
自分の本音を語れる場所があった
良い空間に身を置く時間があった
思考の方向を良い方向にできる機会を持っていた
食事が良いものだった
睡眠時間をたっぷりと取ることができていた
運動をしていた
などなど、自分なりの良い状態でいられた理由があったはず。
基本的には、そういうことは継続すること。
別に「違う方法で」やる必要は全くない。
なぜか人は「違う方法で」やろうとすることがあるものだけど、
うまくいっていたことは続けていい。
流れ自体を変えること
基本、悪い状態になると、さらに悪い状態に自分を導く発想を抱きやすいもの。
で、その悪い状態から生まれた悪い発想に従って行動することで、
悪い流れに入っていく。
その流れはなかなか変えにくいんだ、これが…
人は自分の状態に見合ったものをどんどん自分のもとに集めるものだから。
悪いと思っていても、その状態に見合った考えの方が「楽」に感じる。
今の自分に似合っているから。
それは人間関係でも同じで、人は自分に似合う人と一緒にいるもの。
だから、自分の周りにいる人を見ると、自分の状態も分かったりする。
状態の良い人が離れているか、近寄っているか。
分離ではなく一体感や安心感のある人と離れているか、近寄っているか。
そこを見れば、自分の人生がどういう方向に進んでいるかも分かる。
悪い状態のときは、どんどん悪い考え、思考がやってくるもので、
で、その思考を採用して、その思考にもとづいて行動することで、
あわわ…な感じになっていく。笑
バレーボールから学ぼう
例えば、
バレーボールなんかでは、流れが悪くなるとその流れを変えるためにタイムアウトをよく取る。
流れのスポーツだから、一回悪い流れになると、どんどん相手に得点を許してしまう。
それは実力云々というよりは「流れ」や「メンタル」の問題。
これは日常の心理状態についても同じで、
基本、悪い流れのときは、タイムアウトを取った方がいい。
つまりは、休んだり、動かないことを選択する。
そして、流れを変える。
具体的には、流れの良い人、良い状態の人と関わったり、良い状態の人の意見を聞いたり、
良い状態のときにやっていたことしたり、良い状態から生まれる発想にもとづいて行動する。
良い状態の人とは、そもそも自分の存在価値を無条件に認めている人のこと。
恐れより愛が強い人。
実は恐れが強い人に相談した場合は、もっと自分を苦しませる方向、もっと人と分離する方向のアドバイスがされることもあるけれど、
その場合、苦しみは継続されることが多い。
本当に良い状態かどうかを見分けるには、
身近な人との関係が良好かどうか
近くにいる人を大切に思う人かどうか
を見れば、大体分かります。
状態が悪いときは、
安心や受け入れ感のある空間、そういう空気感を持った人と一緒に時間を過ごした方がいい。
結局、人の状態が悪くなるのは、
不安や恐怖、緊張、人との分離感、緊張から生まれるストレスなどが強くなっていて、自分の本心がどこにあるのか、どうしたいのかもわからなくなっていることが多く、
どんどんセルフイメージは下がり、自信がない、状態が悪いという「場所」から何かをしようとする。
でも、それではなかなかうまくいかない。
その「前提」に従って行動しても、その前提が現実化するだけ。
そもそもの状態や前提を高めて、そこから生まれた発想から動くことでうまくいく。
人生はそもそも、楽しいもの。
ただ、悪い思考、自分にふさわしくない考え方や物事の捉え方を採用して、そこから派生する思考と自分を一体化していくことで、現実も悪い方向に向かっていく。
そうじゃなくて、
自分の存在価値を信じている方向、自分の願望に許可を出す方向、自分や他人を裁かない方向で考え、その考え、その状態にもとづいた行動を取ってみましょう。
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