「いい人」と「できるフリ」をやめると、人生は楽になる。

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今まで色んな人と向き合ってきて、苦しんでいる人は、

 

自分の言いたいことが言えていない

弱い部分をさらけ出すことができないでいる

 

といった部分を抱えていることが多かった。

で、それが表面的にはどういう形で出るかというと、

 

いい人になろうとする=言いたいことが言えない

優れた人だと思われようとする=弱い部分を隠す

 
といった感じで現れてくる。

 

例えば、いい人になろうとするというところで言うと、

とにかくニコニコしていたり、自分のゲスな部分を隠そうとしていたり、何も話せなくなったりする。

 

でも、そうすると、どんどん自分の中に溜まっていくものがあって、

しかもそれが絶対にバレちゃいけないと思うから、人と会うと緊張する。

不安や緊張が強くなる。

 

いい人でいなきゃ(本音は隠し続けなきゃ)!

優れた人でいなきゃ(できないことを隠し続けなきゃ)!

 

それが、緊張の原因。

 

その意識が強くなると、リラックスしていられなくなるし、うまく話せなかったりする。

 

さらに、

いい人っていう印象を最初に与えると、相手の期待値も上がるから、次はその期待値に合わせるようになって、

それもまた苦しいと感じる。

 

人ってそんなに完璧じゃない。

 

ゲスな部分も、ダメな部分も、弱い部分も、できないこともたくさんある。

そういう部分があっても愛されるし、愛される存在だし、大丈夫なんだよね。

 

でも、自分がそれじゃダメ!って思うから、人にもそれじゃダメって言われそうで、怖くて、

なんかニコニコしてしまったり、できる風でいたくなったりする。

 

で、それはなかなか苦しい。

 

そういうときは、

 

無愛想になってみる

本音を伝えてみる(本音の中の本音は、誰も傷つけない)

できない自分を認め受け入れて、さらけ出してみる

 

ということが有効。

 

いい人にならなくても大丈夫(自分の気持ちを大切にしていい)

できないことがあっても大丈夫(それでも自分は愛される)

 

って感じで、恐れを取り除いていく。

 

より優れた自分になることで解消するというよりも、

できない自分を認めることで、心理的な恐れっていうのはなくなっていくもの。

 

能力が割と高い人はどうしても何かができるようになることで自信を得ようとしたりするものなのだけど、

できない自分、ダメな自分、人から見てダメだと思われるような本音を認めていくことがすごく大事なんだよね。

 

いい人ぶるっていうのは、ある意味、自分の気持ちを押し殺すということ。

いい人って、誰かにとっての都合の良い人であることも多いから、その人を都合よく使っている人からすれば、そのままでいてほしい。

 

だから、いい人をやめようとすると、裏切り者扱いされたり、あいつはダメだと言われたりするかもしれない。

たとえそうだとしても、それでも自分の思いを貫くということが「いい人をやめる」ということで、これは意外に勇気がいることなんだよね。

 

だから、結構、できないことが多い。

でも、そこをしないでいると、ずっと自分を犠牲にして、我慢の人生を生きることになる。

 

そうじゃなくて、人生は自分のしたいことをするためにあるのであって、自分を都合よく使っている人を喜ばせるためにあるわけではないんだから、

いい人でいる必要はないんだよ。

 

自分のしたいことを、しようね。

 

 

 

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