京大受験で培った「自分を客観視」して「原因を追求する力」が今も役立ち続けているという話

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京大に向けて受験勉強していたときに徹底的にやっていたのが、

自分を客観的に見るトレーニングであり、問題の本質を徹底的に探る分析的思考でした。

というのも、京大などの難関大学を目指した場合、闇雲に勉強しても絶対に受かりません。

自分には何が足りないのかを徹底的に突き詰めて考え、客観性を失わず、ある事象があったときに、その事象が起こった本当の原因を問い続ける必要があります。

例えば、数学の一つの問題ができなかったとして。

それができなかった原因は様々あるわけで、その原因を言語化できるまで突き詰めて考えるわけです。

安易に原因を決めない。

安易に原因を決めたがる自分を客観的に捉え、

「そうじゃないだろう」と自分に語りかけ、考えることを続けるのです。

元々頭が良いわけではなかった私にとっては、そこまでしないと足りなかった。

ただ、そのおかげで、現在でもその思考の癖みたいなものが残っていて、問題の本質を突き詰めて考えるのが得意だし、それを言語化するのも得意なんですね。

例えば、それって恋愛とかでも全く同じで、モテない男がいたとして、モテるようになりたかったら、徹底的に自分のモテない原因を突き詰めるべきなんです。

突き詰めて、客観視して、言語化して、変える。

例えば、軽く突き詰めるとまずは見た目の話になってきて、清潔感とかオシャレとかをどうにかしようという話になってくるはず。

その次に、アプローチ法やなんやかんやの話になってくるはずですが、もっともっと突き詰めると最終的に「意識」の話になってくるんですよね。

そこはどれだけ自分が自分の価値を信じているか、自分を愛しているか、相手を愛しているかというすごく抽象的な部分になってくるのですが、

その抽象的な部分から全ての具体は生まれるわけなので、抽象を変えていくと具体も変わります。

抽象を変えると具体が変わることの具体例を出すと、

例えば、自分が何者か思い出し、自分の価値を思い出すことで、表情が変わる。声のトーンが変わる。態度が変わる。一つ一つの対応が変わる。

そういう部分に私はものすごく敏感で、なぜ敏感になったかというと、突き詰めて考えていったときに、そここそが結果を左右する重要なポイントだということが分かったからです。

変わるというのは、男らしさが増すということであり、その人間から発せられるオーラが変わってくるということです。

そして、女性はそういうオーラに男性以上に敏感だから、結果も変わってくるということ。

しかし、こういうことを言っても、そもそも突き詰めて考えようとする姿勢のない人、意識のない人にとっては、意味不明だと思うんですね。

私は結構抽象的な話をすることも多いのですが、突き詰めていったときに、それがこの現実世界を動かしていく中で大切だから、書いているわけです。

大体、書いていることを本当に理解できたら、どこでも使えると思うんですよ。抽象的であるがゆえに。

会社の中でも、ビジネスでも、受験でも、恋愛でも、とりわけ対人関係にまつわるものは全て。

例えば、集団の中に自分がいたとして、そこで問題が起こったとしましょうか。

そういうときも、なぜその問題が起こったのか、その原因は何なのか、その問題に対してどういうアプローチを取ればどういうことが起きるのか、

自分がどういう態度を取ればどういうことが起こるのか。

そういうのがパーっと頭の中に浮かぶんです。パーっと浮かんでいることは顔には出しませんが。

その前段階で、そこにいる人間同士のパワーバランスや主導権が誰にあるのかとか、そこにいる人間の性質とかそういうのも感じているわけで、

そういうのを総合して、「今何が起こっているのか」がわかる。

問題が解決しないのは常に「今何が起こっているのか」が分かっていないからです。

それが分かっていない人がごちゃごちゃやり始めると、事態は余計にごちゃごちゃします。

逆に「今何が起こっているのか」が分かると、どうすればいいのかも分かるわけで、そうなると生きるのがすごく楽なんですよね。

自分の中で何が起こっているのかも客観的に把握しているから、一時的な感情に飲み込まれないし、飲み込まれそうになったら飲み込まれている自分のことを笑って見ていられるし。

そうすると、いろんなトラブルも避けられるし、そもそもトラブルが起こらなくなるし、起こったとしてもどうすればいいか分かるわけなので、楽。

ということで、自分の客観的に見てみる、ということはぜひやってみてほしいなと思います。

そのためには漫画や映画、小説といった物語を読んだりすることが有効です。

だから、今ブログでも物語記事を書いたりしていて、「自分と重なる部分がある」と感じてもらえることがあれば、それが一番良い。

なぜなら、自分と重なる部分があると思った時点で、そんな自分を客観視できているので、また一つ自分のことを知ったことになるんですよね。

と、長くなってしまったので今日はこのくらいにします。

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