タイトルの結論から言えば、「誰かと組む」ことです。
ここを詳しく説明していきたいのですが、私自身、ずっと個人で活動をしてきました。その中で、「行動する」ということについても考えてきたのですが、
最も有効なのは、自分だけでなく「誰かを巻き込む」ということなんですね。
例えば、私は今4冊目の本の原稿を書いています。この原稿には「締め切り」があるわけですが、なぜ締め切りがあるかというと、出版社と組んでやっているからです。
もっと言えば「編集者」さんと組んでやっているわけですね。
原稿を書く作業は孤独ですが、実際には「人と組んで」やっている。
そうなると、自分だけのことではなくなるので、期限を守ろうとします。
しかし、自分だけでやっていると困るのは自分だけなので、どうしても動けなかったりします。
よくよくすごく行動しているなと感じる人を見ていると、誰かと組んでやっているんですよね。
だから、「やる」ということが自然。
例えば、超多忙な芸能人とかも、色んな人と「組んで」いるわけです。番組とか、プロデューサー、スタッフ、マネージャー。
色んな人を巻き込んでしまっているので、どれだけ多忙でも働きますよね。
それが良い悪いじゃなくて、その芸能人が行動的かどうかは全く関係なくて、ただ「人と組んでいて、人が巻き込まれている」から、動かざるを得ないわけですよ。
もしそこに人が関わっていなくて、自分だけになったら、「面倒くさい」と言って、そこまでやっていないでしょう。
芸能人を見ると実際ものすごく行動しているはずですが、ただそれはその芸能人がすごいからというよりも(もちろんそれもあるでしょうが)、
そういう環境にいるから自然に行動できている、ということなのだと思います。
しかし、行動できないで悩んでいる人というのは、自分だけの世界にとどまっていて、人との交流が少ないか、人と一緒に何かをやろうという発想があまりない。
だから、「面倒くさい」ということが増えて、その「面倒くさい」という感情を超える感情もなくて、結局、日々面倒くさいという感情に流されて生きている。
で、本当は『ただそれだけのこと』なのに、色んな理屈や理論を持ってきて、そんな自分を正当化してしまうということも最近は多いと思います。
私自身、自分一人でやっていると思っていたのですが、今思い返せば、結局人と関わりながらやってきている。
例えば、自分のプログラムをやるときなんかは、お客様と組んでやっているとも言えるわけです。
例えば、8月にプログラムやりますよー!と言うとするじゃないですか。
そうすると、ブログ読者さんから「楽しみにしてます!」みたいなメールが来るわけですね。
もうこの時点で「お客さんと組んでいる」とも言えるわけです。
ただこれを、プログラムの全容とか全部考えて、全部できてからやろうとか考えていると、永久にできないかもしれない。
だから、何かをやろうと思ったら、とりあえず「やる」ということだけは決めて、そこに誰かを巻き込んでしまうんです。
それは仲間でもいいしお客様でもいいのですが、とにかく「一緒にやりたいと思える人」や「裏切るわけにはいかない人」と組むのが良くて、
人を巻き込むことで人の行動力は上がるし、精神衛生上も良い。
とはいえ、じゃあ孤独な時間はいらないかというと、全然そんなことはありません。
孤独な時間に自分を磨き、実力をつけて、どんどんレベルアップすること。もしくは自分のできることを増やして、「組んでもらえる人」になっていくこと。
例えば、「自分には何もできることはない…」という人は、「雑用でもなんでもやります!」とかでも全然良いと思うんです。
そこは変なプライドを捨てる。そういう人がいるのは実は非常に助かることで、そこには必ずニーズがあります。
話を戻して、
もし自分一人で鬱々としていて、行動できずにモヤモヤしているなら、「人と関わる」ということをテーマにしてみても良いかと思います。
例えば、誰かと組むでもいいし、誰かがやっている教室やコミュニティに入ってみるでもいいし。そこは色んなアイデアがあるはず。
例えばこの記事は今カフェで書いていますが、店員さんとかいるわけなので、こういうのもある意味「人と組んで」いるわけです。かなり弱い意味にはなりますが。
という感じで、行動できないと悩んでいる人は「人と組む、人を巻き込む、人と関わる」ということを試してみると良いと思います。
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