前にも書いたことがあるのだけど、
メンタルが強いというときにイメージされるのって、一般的にはバンジーが飛べるとか、ここぞという場面で力を発揮できるとかそういうものだと思う。
もちろんそういう「ここぞ」で力を発揮できることも大事なことなのだけど、
イケジム的なメンタルが強いというのはどちらかというと、日常の中で良いパフォーマンスを発揮できることを言います。
例えば、地道に勉強に打ち込むことができるとか、売り上げなどの結果を気にする必要がある仕事やビジネスの分野でも淡々と仕事をこなすことができて、さらには楽しんでいたりとか、
恋愛を楽しみ、職場の人間関係も良好に過ごすことができるとか、そういうこと。
大体、普通に生きていてバンジーを飛ぶことを求められることってあまりないし、あったとして、飛べたとしても何なんだみたいな話になる。笑
ただ、楽しさや面白さがある一方で、勉強、仕事、恋愛、人間関係というのは同時に、「ストレス」もかかってくるもの。
例えば勉強に関して言えば、合格できるだろうか、という不安や焦り。
仕事に関して言えば、売り上げが上がるだろうか、生活していけるだろうか、社員の給料を払えるだろうか、お客様に満足していただけただろうかといった懸念。
恋愛だったら、好かれるだろうか愛されるだろうかどう思われているだろうか、といった心配。
人間関係だったら、あの人嫌いだけど職場一緒だからそんなこと言ってられないだって職場一緒だし!みたいな。笑
そういう大なり小なりのストレスというのは人生にはあるもので、そのストレスにあまりにも耐性がなさすぎると、
気分のアップダウンが激しくなりすぎて良いパフォーマンスは発揮できなくなってくる。
その結果、何もしたくない、と感じたりもするんですよね。
ストレスを感じることをしたくないと感じるのだけど、何かをすれば多少なりともストレスがかかってくるので、このストレスにどうメンタル的に対処していくのか?が大事。
やりたいことをやるにも、それなりのストレスはかかってきます。
好きなことを仕事にする!というときも、どうやって人を集めるのか?サービスや商品のコンセプトをどうするのか?売れなかったら、どうリカバリーするか?など、現実的に対処対応する必要が出てくる。
そのとき、メンタルのアップダウンに行動が左右されていると、冷静な対処だったり安定的な仕事ぶりというのができなくなってくる。
すると、好きなことを仕事にしたのにつらいとか、これが好きなのか?という疑念とか、そういうものが出てくるのだけど、
それは単純にストレスに対する耐性が弱くなっていて、何をするにもメンタルがアップダウンして「疲労」している。
それが上手くいかない原因であることもある。
じゃあそのためにどうするかというと、トレーニングをするわけです。
メンタルを良い状態で維持するためのトレーニング。
これは本当に筋トレと似ていて、ストレス耐性というのもいきなりは向上しない。
いきなり向上させようと思えば、逆に疲れ果ててしまう。笑
例えばどういうトレーニングを行っていくかというと、今に集中する、高く評価する、許可する、受け入れる、ジャッジしない、フォーカスをコントロールする、休息、などなど。
こういったことを知識レベルで知るだけでなく、トレーニングすることによってその部分の能力を向上させることが大事。
知識を入れるだけではなかなか現実や自分の行動を変えることができないのは、結局はそういった部分の能力が向上していない、ということ。
そこが向上してくると、だんだんと変わってくる。
まずは、自分の内面。
自分が楽になってきて、好きなこともできるようになってくる。
人に対してポジティブな部分を見られるようになってくる。
そうすると、周囲もその人のポジティブな面を見るようになってきて(与えたものが返ってくる)、
なんか最近良い感じだな、と感じるようになってくる。
そうやって、自分の内面の状態を先に良くすることによって、徐々にその自分の良い状態が外側に反映されるようになる。
そうやって、現実というのは自分が考えている通り、フォーカスしている通りになっていくんですよね。
はい。
今回は、このくらいで。
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