自分の機嫌を自分で取れると、仕事も恋愛もうまくいく。

shutterstock_305200859

 

 

さて今日は、自分の機嫌を自分で取れると仕事も恋愛も上手く、という話を。

 

現状、仕事も恋愛も自分の思う通りにはなっていない状況にあるとします。

 

今日は「その状況の中でも自分の機嫌を自分で取れることによってうまくいくようになる」ということなのだけど、、、

果たしてそんなこと可能なの?と思うかもしれないね。

 

例えば、恋愛でよくあるケースだと、

 

「なんか嫌われているかも」

「そんなに好かれてないかも」

「もっと好かれなきゃ」

「愛されている気がしない」

 

という感覚を感じることってあるかもしれない。

 

ただ、そういう感覚って基本的には「そんな気がする」という自分の感覚がメインで、事実がそうであるかどうかは分からなかったりするよね。

 

例えばLINEが返って来ないとして、それで「好かれていないかも」ということを考えることってできるけれど、実際にはそれが事実かどうかは分からない。

 

「そんな気がする」だけだから、ただの気のせいであるかもしれないわけで、中立の出来事をどう解釈するかは全て自分に委ねられている。

 

で、そういう中立的な出来事が起こったときに、自分の機嫌を自分で取ることができないと、どうなるか。

 

とにかくネガティブに物事を解釈をしてしまうわけだ。

 

中立的な出来事が、好かれていない、愛されていない証拠に見えてしまう。

 

そのとき行動レベルではどうなりやすいかというと、片思いの場合は「連絡を避け始める(傷つきたくないから)」方向になりやすくなる。

 

結果、本当は関係を持てたかもしれないけれど、自分から行動を起こさなくなることによってチャンスを失ったりする。

 

両思いだと「拗ねる」か「もっとわかりやすく愛を表現してほしい」という要求になっていきやすい。

 

自分に対する信頼や相手に対する信頼が薄いほど、「伝えることを要求する心」は強くなる。

 

もちろん言わなければ分からないことはたくさんあるから、伝えることは悪いことじゃない。

 

ただ、それが愛から来るのか、不安から来るのか。

不安だからというところ出発のエネルギーで居続けると、その不安が現実のものになったりするもの。

 

要求の度が過ぎると、たとえ好きだったとしても嫌気がさしてきたり、

人生のエネルギーの大半を自分に向けさせることになった結果、時間を奪い、チャンスにつながる機会を奪うことになり、相手の仕事がうまくいかなくなったり、得られたチャンスを失わせたりすることもある。

 

恋人が不安や不安定な状態、自分は愛される存在ではないのではないかという疑いを持っている場合、そういうことが起こりやすくなる。

 

結果、お互いに調子が悪くなったりすることもある。

 

で、要求すれば要求するほど、欠乏感や欠落感を相手の愛で埋めようとすればするほど、皮肉なことに相手が離れていく、ということもよくある。

 

そういう場合の根本的な解決は、自分自身が自分の機嫌を取れるようになっていくこと。

 

もちろん、相手から伝えてもらったりすることが悪い、ということじゃなくて、

自分は大丈夫な存在なのだと自分が信じられる力を同時に磨いていくことで、より楽に相手からの愛も感じられるようになる。

 

小さなことの中にも愛を感じられるようになり、小さなことで喜べるようになり、それによって気持ちも安定してくる。

 

気持ちが不安定なときというのは、とにかく「大きなもの」を欲しがる状態になる。

 

大きなものをもらえないと愛を実感できない、という状態になっていき、要求も大きなものになってしまう。

 

ただ、自分自身の状態が上がってくると、実感として小さなことに喜べるようになり、小さなことの中に愛を感じられるようになってくる。

 

仕事に関して言っても、自分の機嫌を自分で取れるようになると、結果が出ない時期を楽しめるようになる。

うまくいくと信じることができるから、結果や状況で自分の機嫌を取り繕う必要がなくなってきて、心の中で自分はできるんだと信じられること、自分はうまくいくんだと信じられることで心を安定させられる。

 

心の拠り所が、「自分自身に対する信頼」になっていく。

 

恋愛のケースでも仕事のケースでも、自分の機嫌を自分で取ることができるというのは、

自分の機嫌の拠り所が自分自身に対するセルフイメージになっていくということだ。

 

 

自分のセルフイメージが低い場合、とにかく自分の外側を重視するようになる。

 

自信がなければないほど、外側を埋めなければならなくなる。

 

よくブランド物で全身を固める人は実は自信がない、ということが言われたりするよね。

 

ある意味、愛をいつも表現されることを求める人も同じなんだ。

 

ブランド品で身を包もうとするのと同じ心境で、外側の愛で包んでもらおうとする。

だから、たくさんの人に愛されるとか、承認されるとか、そういうものが欲しくなる。

 

対象がブランド物か愛かで違うだけで、本質的には同じ状態だと言える。

 

もちろんそうなっているというだけのことで、それが「悪い」わけじゃない。

 

状態が安定してくるとは、心の拠り所が自分の高いセルフイメージになってくる、ということ。

 

つまり、自分は大丈夫だし、自分の願望は叶うと心の中で思えるようになっていく。

 

その力が根本的に大事なもので、そう思えるからこそ安定的に行動ができたり、不安という場所から行動する必要がなくなっていく。

 

その状態を作っていくことが大事で、そのために「メントレ」がある。

メントレを重ねることで本物のセルフイメージを手に入れること。

 

それが、仕事や恋愛がうまくいくために最も大事なことなんだ。

 

 

YouTubeでもメンタルトレーニング動画を随時公開しています。(チャンネル登録していただけると、動画の公開情報が届きます)

:人間関係がうまくいかないときのメントレ。傷つき、損をしたと感じたときは、主体性を発揮した自分を褒めていい!

 

 

 

LINE@限定のコラム&コンテンツも随時配信中。友達追加はこちら。

友だち追加

 

 

メルマガでは、ブログよりさらに深い「文章コンテンツ」を公開中。購読はこちらから。

池田潤オフィシャルメルマガを購読する。

 

メンタルトレーニングジムを運営しています。

メンタルジム「イケジム」

 

本も出版しています。

「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!

15050086_1234694976587033_1261546830_n

 

『自分の武器を見つける技術』2015年12月発売。発売1週間で増刷!

スクリーンショット 2015-11-24 22.06.49

shutterstock_305200859