生きていれば、様々な外的な要因が自分の状態を下げる原因となる。
他人、結果、環境といったところも、そうだよね。
そういうものを「ストレッサー」と呼んだりするのだけど、
このストレッサーにメンタルをやられて苦しんでいる人は多い。
苦しむところまでいかなくても、ストレッサーが原因となってパフォーマンスを発揮できないでいる個人、職場もたくさんある。
昨日も書いたけど、
ストレッサーを避けることで状態を良くしようとする
これも一つの手で、大事な手でもある。
ブラック企業に我慢している必要はないしね。
ただ、やりたいことをする、好きなことをするにも多少のストレスはかかってくる。
「結果」だってそう。
結果が関わる何かをすれば、必ずストレスはかかってくるわけだ。
それは、合否かもしれないし、集客かもしれないし、アクセスかもしれないし、売れる売れないかもしれないし、付き合ってもらえるか否か、かもしれない。
人間関係だってそう。
もしもストレスを全部避けようとすれば、一切仕事をしない、一切人と関わらないという状況になるけど、
それだとお金に困ったり、人間関係がないからメンタル状態も悪くなりがち。社会とのつながりも薄くなり、幸福感の低い状態に陥ってしまうことが多い。
さて、ここで大事になってくるのは、
他人と結果を完全にコントロールすることはできない、ということに気づくこと。
そうすれば、それらに対する「期待」は消える。
期待が消えただけでも、状態は良くなる。
そうやって「期待している自分に気づく」だけで状態は上がるし、
それは「自分にできること」なわけだ。
ここが大事なポイント。
自分にできることは、自分の状態を上げること。
自分に気づいて、自分の状態を上げ、その状態で目の前のことに取り組んでいけばいい。
その力を磨くのが「メントレ」。
で、そういう力を磨くと何が起こるかというと、
ストレスが怖くなくなってくる
ストレスだと感じなくなってくる
という状態になる。
必要以上にリラックスということを言いたくなるときほど、実は「ストレスを感じやすい状態」、つまりは、セルフイメージが低く薄い状態になっていたりする。
その人本人が、すごくストレスを感じているわけだ。
その状態そのものと向き合わずに、避ける方向で状態を上げてもモヤモヤは続くし、本質的な不安も消えない。臭いものに蓋をして見ないことにする状態になる。
リラックスしようと思っても、できない。
リラックスや余裕というのは、高いセルフイメージから生まれるものだから。
セルフイメージが高いからリラックスできるのであって、低いセルフイメージで無理してリラックスしようとしても、本当の意味でリラックスなんてできない。
もちろん、一時的には何かしらのエクササイズをすればできるだろうけど、人生全体に流れる緊張感を消すことはできない。
あくまでもそれらは対処療法であり、リラクゼーションだ。
メントレをして状態を上げられるようになり、高いセルフイメージを持てば、本質的に自然にリラックスできるようになってくる、んだよね。
その高い状態、良い状態で淡々と目の前のことに取り組んでいく。
その力が大事なんだ。
そのためにまずは、コントロールできないことへの期待を手放し、ただ目の前のことに集中する、ということを試してみてくださいね。
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