さて、今日は高すぎる目標について。
高すぎる目標を設定するのだけど、実際には何もできない、何もする気になれない。で、結果、現実が一向に変わらない、というケースってある。
例えば、現在月収10万円の人が、「年収3000万円になる!」みたいなケースね。
これは悪いわけじゃない。もちろん。
高い目標が悪いというわけではないのだけど、その出所や目的はどこなのか?そこが重要になる。
手段が分からないことを利用してしまうパターン
高すぎる目標というのは、実現の手段が分からないよね。
理論的には分からなくていいんだけど、ただ、その「分からない」ということを無意識に利用してしまうケースというのがあるんだ。
簡単に言えば、動き出さなくて済むために高い目標を掲げている、ということ。
しかもそれを周囲に言うことで「高い目標を持っている自分を承認してほしい」という気持ちも含まれていることがある。
実現の手段、プロセスが分からないということは、実際に行動しなくていい、ということの言い訳になり得る。
ある意味、手段やプロセスを分からないままにしておくことで、行動できない理由を作ることができるわけだ。
もしも手段やプロセスについてついうっかり考えてしまったら、
ブログを書いて、ビジネスモデルを作って、集客して、サービスを作って、価格を決めて、という風に具体的に進んでしまう。
しかも、いつまでに、と決めてしまえば、それをいつやるかということまで決まっちゃう。
あ、やべ!「今日何をするか」まで明確になってしまった。
そうなったらもう、やるかやらないかみたいなところになってくるし、やれなかったら自分を責めることになるかもしれない。
という感じで、具体化してしまったら本当に実現してしまうかもしれず、今日何をやるかまで明確になってしまうわけだよね。
もしもまだ自分がうまくいく許可を出せていなかったり、そうは信じられなかったり、あとは意欲や体力が低い状態の場合、
とにかく「具体化」するのが嫌なんだ。
この記事も参照を。
「具体的なことを学びたい」と思えたとき、その人は願望を実現できる状態になっていると言える理由。
だから、その「具体化」を避けるために、プロセスや手段が見えない高い目標を持つ、ということになったりする。
そういうことを「無意識」にやってしまう、ということ。
気づいた上で、どうしたいか?が大事
ただ、もしもそういう状態になってしまっていた場合は、この文章を読むことですでに「意識化」されたので、変えることができる。
何を変えればいいかというと、「今日何をするのか?」を明確に具体的にすることだ。
なかなか現実が変わらない人は「今日何をするか?」が明確じゃなく、漠然としているんだね。
だから、なんとなくダラダラと日々が過ぎる。
もちろん、それが悪いわけじゃない。
ダラダラするのが悪いわけじゃないし、生き方は人それぞれ。
ただ、夢や目標はあったけど、実際には変わらぬ日々を生きて、「可能性がある」という居心地の良さの中で年を取りながら生きていく、ということになってしまうこともある。
自分がもしそうなっていたとして、そのことに無意識だったとして、じゃあ意識的に気づいた今、どうしたいのか?ということ。
で、
具体的に今日何するの?
ということまで分かったら、あとはそれをやるだけでいい。
ただ、ここでさらなる問題が出てくる。
肉体的疲労を解消すれば、うまくいく!
それは「体力」の問題。
例えば、ブログを書くのにも実はかなりの体力がいる。
体力や筋力が衰えると書くことは難しく感じるし、すぐに疲れてしまう。
すぐに疲れてしまうその肉体状態で「行動する」というのは非常に難しい。
肩凝ってると、ブログ書くのしんどくなるしね。笑
つまり、肉体面というのは非常に大きな影響力を持っている、ということ。
極端なケースを書くと、
体力や筋力の衰えから疲労を感じやすくなり、疲れやすくなる。
根本の原因は体力の問題であり、体力をつければいいという話なのだけど、
そこはせずに、「疲れるから、行動しなくていい方法はないだろうか?」と考え始める、ということもある。
疲れが最大の原因となって行動が嫌になり、行動が嫌だから具体化を避ける。
別にこれは、「絶対行動しなきゃダメだ!」というスパルタなことを言いたいわけじゃないです。笑
そうじゃなくて、客観的にそうなっているんじゃないか?ということ。
その場合はどうすればいいかというと、
単純に、体力をつければいい。
つまり、運動を生活の中に取り入れる。
メンタルの不調も、肉体的な疲れから来ることは本当に多いんだよね。
肉体的に疲れている状態だと、意欲も湧いてこないし、良いアイデアも生まれない。
そうなると、頑張ってるのにうまくいかない!ということになって、余計に良いアイデアも生まれなくなっていく。
これはマジでつらい。笑
結果、メンタルの不調は悪化していくんだよね。
だから、そうなる前に、肉体面に目を向ける。
疲れを取り、運動をする。
そうすると、アイデアが生まれるようになるから、質の高い状態で生きられ、アイデアが生まれれば行動することもできる。
体力がない→疲れやすい→そもそもメンタル微妙→行動しようとするけど疲れてるからアイデア出ない→うまくいかない→さらに頑張るけど、余計に疲れる→さらにメンタル悪化…
という流れになっていて、その大元を辿れば結局は、「体力がない」「体が不調を訴えている」というところに行き着くことは多い。
なのでぜひ、
運動を生活に取り入れる
今日何をするか?というところまで具体化する
ということをやってみてくださいね。
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人が良くなっていくために本当に大切なことは何なのか?について考え続け生まれたメンタルトレーニングジムを運営しています。(現在は募集していません)
本も出版しています。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 2016年12月発売。発売4日で増刷!
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